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以前、abatacept(T細胞選択的共刺激調節薬/T細胞活性化阻害薬)
の作用が、Th細胞をアネルギー状態にするというその機序から、ガンの発症率が増えちゃうリスクってのがないのかって疑問を呈しましたが…どうもabataceptを含めたbDMARDs一般にそのリスクはないようです… ACR2014でProf. Singh氏の発表スライドより
*右下を見る限り、癌治療後(5年後にも再発が見られない症例だと想像…)
に使用しても、そうでない症例からとの発症率は同じようですのね!!
最近気付いたんですが、tocilizumab(抗IL-6受容体抗体)の作用機序も…炎症促進/遷延化させる催炎症サイトカインIL-17を出すTh17を抑制し、Tregを増やす…or…Treg/T17↑にシフトさせることで(局所の)炎症を鎮静化させると考えられているようなのよ…
*オレンシアやアクテムラで真菌感染が増えるとも言われてないし、JAK阻害剤で帯状疱疹の増加は認められているが、やはりカビが増えることは寡聞にして知らず…?
画像:免疫研究が 今熱い! - 慶應大学 吉村研究室 より 引用 Orz〜
画像:http://www.hirataclinic-saitama.or.jp/kawara_27.html より 引用 Orz〜
and…CTLA-4はT細胞が活性化された後に発現される…
so…CD28とAPCとの結合をCTLA4-Igが先にブロックすることで、
T細胞の活性化が免れる(アネルギー)わけ…
*CTLA4ってのは、APCのCD80と結合すると…
APCの活動を抑制するってことのように理解したけど…
そういうことなんでっしゃろか…?
*つまり…tocilizumab(アクテムラ)もTregを増やすことで
抗炎症効果をもたらしていると考えられているようなのね!!
so…これが、注射で投与されるわけなので、
全身のTregが増えそうに思えるもので…
ガンの発生のリスクが増える可能性を危惧したわけです…^^;
画像:http://www.seibutsushi.net/blog/2015/02/3352.html より 引用 Orz〜
Tregはcytotoxic Tcellを抑制してるってことなんだろうと理解 ^^
やっぱりそのようでしたわ☆
↓
PD1はcytotoxic Tcellにブレーキをかけるligandなので、
それに対する抗体が有効なのは理解できますね ^^
で…最初のわたしのTregを増やしちゃうbDMARDsは…
これとカウンターのようなものだから危惧したわけなのですが…
臨床的には、初めの表の如く杞憂に過ぎないよう…
ちょい、不思議ではあるのですが…^^;... |
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