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骨シンチを受ける患者さんにビス剤を投与してたんだけど、そこではビス剤を止めるようには言われなかったようで...ビス剤の影響はないのか知らんと...調べてみた ^^
骨シンチはビス剤と同じくビス剤をマーカーにした検査で、それが骨に集積するかどうかで骨代謝上昇部位を見つける原理...なら、ビス剤をすでに投与してたら影響されるはずよね?...で...やっぱり!!
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やはり...骨シンチする場合は...抜歯のとき以上に、前もって休薬期間が設けられる必要があるのではないのかいなぁ ^^;...
Ga-シンチやPET-CTでは...
「67Gaの腫瘍への集積機序ははっきりとは解明されていません。血清蛋白質のひとつであるトランスフェリンは腫瘍細胞膜表面にあるトランスフェリン受容体を介して腫瘍細胞内に取り込まれます。67Gaはトランスフェリンと結合して、トランスフェリンの取込みが亢進した腫瘍細胞に多く集積すると考えられています。炎症部位への集積機序もはっきりとは解明されていません。炎症組織での血流の増加や、毛細血管の透過性亢進による67Gaの運搬、白血球への取り込み、細菌への取り込み、組織間質への結合などいくつかの機序が同時に関与すると考えられています。」
「がん細胞の特徴
がん細胞は、正常な細胞に比べて活動が活発なため、3〜8倍のブドウ糖を取り込むという特徴があります。PET検査は、その特徴を利用してたくさんブドウ糖を取り込んでいる細胞を探し、がんを発見します」
https://www.f85.jp/cancer-glucose より 引用 Orz〜
「燃料の供給を受けた細胞は、活動するためのエネルギーを作り出さなければなりませんが、2種類の方法を使うことが出来ます。ひとつは、ミトコンドリアと酸素を使った方法、もう一つはミトコンドリアも酸素も使わない方法です。わかりやすい言い方をすれば、完全燃焼と不完全燃焼です。酸素を使って完全燃焼を行うと、沢山のエネルギーが出来ます。逆に酸素を使わないとちょっぴりしか出来ません。その差は18倍にもなります。がん細胞を含む多くの細胞にはミトコンドリアがありますので、どんな燃料でも使えるはずなのですが、多くのがん細胞はミトコンドリアを使いません。
酸素があっても無くても、不完全燃焼を行うのです。また、がん細胞やその周辺が低酸素状態になってしまうことで、不完全燃焼しか出来ないという状況もあります。細胞には酸素を使わないエネルギー作りをする場合は、ブドウ糖しか使えないと言う制限があります。これが、がん細胞はブドウ糖が大好きだと言われる理由です。」
これが、ワールブルク効果と呼ばれているもので...がん細胞は、ミトコンドリアを使うエネルギー産生に伴う活性酸素によるダメージを避けたいからではないかと考えられていたはずあるね...^^
https://ja.wikipedia.org/wiki/ワールブルク効果_(腫瘍学) より 引用 Orz〜
「1955年、オットー・ワールブルクは、体細胞が長期間低酸素状態に晒されると呼吸障害を引き起こし、通常酸素濃度環境下に戻しても大半の細胞が変性や壊死を起こすが、ごく一部の細胞が酸素呼吸に代わるエネルギー生成経路を昂進させて生存する細胞が癌細胞となる、との説を発表した。酸素呼吸よりも発酵によるエネルギー産生に依存するものは下等動物や胎生期の未熟な細胞が一般的であり、体細胞が酸素呼吸によらず発酵に依存することで細胞が退化し癌細胞が発生するとしている[2]。 腫瘍学におけるワールブルク効果は、悪性腫瘍の腫瘍細胞内で、嫌気環境のみならず好気環境でも、解糖系に偏ったブドウ糖代謝がみられることである。
悪性腫瘍細胞は有酸素下でもミトコンドリアの酸化的リン酸化よりも、解糖系でATPを産生する。ブドウ糖(グルコース)は、解糖系で代謝されピルビン酸を経た後にミトコンドリアに入ることなく、最終代謝産物として乳酸に変換される。
*担ガン患者さんで認められる乳酸アシドーシスの機序はこれなんですよね!!
解糖系はブドウ糖1分子当り2分子のATPしか生み出すことができず、ブドウ糖1分子当り36分子のATPを生み出す酸化的リン酸化と比較して、ATP産生効率は非常に悪い。ただし解糖系はメカニズムが単純であるため、ATP産生速度は速い。
解糖系は酸素を必要としないので、ワールブルク効果は悪性腫瘍の低酸素環境への適応の結果だとする説がある。癌細胞では、腫瘍の増大に伴い低酸素状態になると hypoxia-inducible factor-1 (HIF-1)が活性化される。HIF-1はピルビン酸キナーゼの発現増強により乳酸生成を促進する。またピルビン酸脱水素酵素を抑制し、ピルビン酸からアセチルCoAの生成を阻害し、ミトコンドリアでのエネルギー産生を低下させる。 フルオロデオキシグルコース (FDG) を用いたポジトロン断層法 (PET) はワールブルク効果を応用したものである。」
PMRや血清反応陰性脊椎関節炎(seronegative spondylarthritides)などで滑液包や腱付着部や血管の炎症部がhot lesionとして認識されるのは、同部に集積した炎症細胞(リンパ球、マクロファージ、白血球)の糖取り込みが活発になってるためと考えられています ^^
ってことは...ミトコンドリアを使わない解糖系を炎症細胞も利用しているのか知らん?相手を攻撃する活性酸素を武器にするには...そうでない方が良いはずだと思うから...この推測は嘘かもね...^^;
画像:http://www.hosp.ncgm.go.jp/s037/010/010/pet.html より引用 Orz〜
「50歳台女性、悪性リンパ腫(び慢性大細胞B細胞リンパ腫)の治療前の全身画像には、多数のリンパ節、骨の病巣にFDGが集まっています。抗がん剤の治療後、病巣はすべて消失しました。全身の病巣分布とその変化がひと目で把握できます。治療後骨髄に淡くFDGが集まっているのは、白血球を増やす薬に骨髄が反応している所見です。」
「FDG-PETでは、ブドウ糖がいっぱい使われている場所に18F-FDGが集まり、PETで見えてきます。実は、ブドウ糖をいっぱい使っているのはがんだけではありません。脳神経の活動の元になるのはブドウ糖です。脳はブドウ糖しかエネルギーに使うことができません。心臓や骨格筋は雑食性で、ブドウ糖は働くための燃料のひとつです。FDG-PETの画像をみると、脳に18F-FDGがたくさん集まり、筋肉には運動中や運動後に18F-FDGが集まります。心臓はブドウ糖を使うときだけ18F-FDGが集まります。脂肪酸を使うときは18F-FDGは集まりません。18F-FDGは正常臓器のブドウ糖代謝の指標になります。一方、18F-FDGはブドウ糖そのものではないので、腎臓から膀胱へ、尿の中に排泄されます。撮影前に排尿していただくのは、膀胱にたまった尿の放射能を減らすためです。
病原菌が体に入ってくると、白血球などの免疫細胞が活動して細菌を殺し、壁を作って毒素が体内に広がるのを防ぎます。これらの防衛反応が炎症で、免疫細胞の活動のエネルギーはがん細胞と同じブドウ糖です。ですから、肺炎などの炎症病巣にも18F-FDGは集まります。関節炎や膵炎など原因が細菌ではない病気でも18F-FDGは集まります。こういうFDG−PETの特徴を利用して、発熱が続くがいろいろ検査しても原因がわからない"不明熱"の患者さんにFDG-PETを行うと、他の検査ではわからなかった原因病巣が診断できることがあります。」
ちなみに...MRIの造影剤は...コントラスト用なのね...よく染まるところは血流が豊富=炎症↑ってことと理解ぃ〜 ^^
「MRI造影剤
MRI造影剤には常磁性のガドリニウムや鉄などが使用され、周囲のプロトンとの相互作用により造影効果を示す。腫瘍など病変のコントラストを増強し、画像診断に有用である。副作用はX線検査のヨード造影剤よりも少ない。組織特異性の高い造影剤の開発が進められている。・・・
核医学で利用されてきた集積機序と同じ原理を応用した組織特異性の高い幾つかのMRI造影剤の臨床応用が進められている。特定の組織のみを造影できるようなMRI造影剤が数多く利用されるようになると、MRIは、核医学検査よりも分解能が高く、放射線被曝がないので、核医学検査の一部は造影MRIに置き換えられると予想される。」
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