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JAK阻害剤に有意に帯状疱疹ヘルペスが多いことは知られているのですが...b-DMARDsではどうなのかと...^^...口唇の単純ヘルペスを繰り返される方がTNF-α blockerを使われてるんだけど...次はどうしようかと...普通は、tocilizumab(アクテムラ) or abatacept(オレンシア) を考えるべきなのですが...
で、調べてみたら...単純ヘルペスでないですが、帯状疱疹ヘルペスに関してはabatacept(オレンシア)がどうもリスクが一番少なさそうなのね!!
より 引用 Orz〜
「帯状疱疹の年齢別発症率
1997〜2011年の男女別・年齢別の「人口」「帯状疱疹患者数」「帯状疱疹発症率」を図1に示した。人口の男女比に比べ、帯状疱疹患者数では、女性が有意に多いことが分かる(P<0.001)。帯状疱疹発症率は、小児期でも認められるが、10代で小ピークを形成するが、20、30代でやや下がる。これは、水痘に感染して、水痘に対する免疫が落ちて、10代で帯状疱疹の頻度が上がるが、20、30代では子育て世代が水痘患者と接触し、水痘に対する免疫賦活が起こり、帯状疱疹頻度を若干下げているとみられる。このような微妙な変化は、年間5,000人近い患者数の捕捉によって、初めて明確になる。そして、男女ともに、50代からは帯状疱疹発症率は上昇して70代にピークを形成する。このように、帯状疱疹発症率が50歳以上で上昇することとPHNの発症率が高くなることから、欧米では帯状疱疹ワクチンの対象となっている。
*50歳以上で発症すると言われるリウマチ性多発筋痛症(PMR)と似てる...
女性に多いところもね ^^
帯状疱疹の増加の年次別推移
帯状疱疹の発症率の1997〜 2011年の変化を図2に示した。帯状疱疹発症率を50歳以上と50歳未満で比較すると、50歳未満の発症率は約1.19倍で、全体や50歳以上に比べ、増加は分かりにくいが、50歳以上の男性、全体、女性は、それぞれ1.29、1.28、1.26倍と増加し、全体としては、28%の発症率の増加となっている。50歳以上の帯状疱疹発症率の上昇の背景因子は不明であり、水痘や高齢化では説明できない。 *水痘を早期により効き目のいい薬の出現による治療がもたらす十全なる免疫が獲得されにくくなってるからって理由はどうなんでっしゃろね?
帯状疱疹の季節的な変動は、宮崎県のような大規模調査で初めて明らかになる特徴で、水痘の季節性流行ほど明確ではないが、鏡像関係にあり、帯状疱疹は冬に減少し、夏に1.22倍増加する。水痘と帯状疱疹の発症頻度は鏡像関係にあるが、その因果関係は仮説の段階であり、今後の解析が待たれる。
*PMRも経験的には...夏〜秋に多いのよねぇ ^^;v
おわりに
宮崎県の帯状疱疹の15年にわたる大規模疫学調査で、多くの情報が集積されてきている。この調査から、わが国では1年間に約60万人に帯状疱疹の発症があること、80歳までに3人に1人が帯状疱疹を経験することが推定される。図2に示したように、帯状疱疹の増加は、50歳以上の増加がその主因子であることが分かる。帯状疱疹は50歳以上では、帯状疱疹の皮疹だけでなく、帯状疱疹の前駆痛からPHNに至る痛みにより、生活の質(QOL)が著しく低下する。帯状疱疹が増加している50歳以上に対して、主要先進国では、帯状疱疹を半減し、PHNを3分の1に減少させる「帯状疱疹予防ワクチン」の使用が推奨されている。わが国で開発された水痘ワクチンが帯状疱疹予防に適応可能となり、帯状疱疹の増加に歯止めをかけることが期待される。」 *他の文献でも...
tocilizumabはTNF-α blockerと変わらぬリスクだったはずあるね...
so...abataceptをチョイスするべきと判断するなり ^^
*PMRのステロイド抵抗性にはtocilizumabの使用が推奨されてるんだけど...
寡聞にして、abataceptの有効性は知らないなぁ...^^;
で、調べてみたら...abataceptも有効な可能性あるようね?...
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