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インフルが増えてきてます...
そこでこんな記事があったのでご紹介!!
メディカルトリビューン 2018年05月29日 06:00 より 引用 Orz〜
「Ca拮抗薬がインフルエンザ感染を抑制
北海道大学大学院細胞生理学教授の大場雄介氏、講師の藤岡容一朗氏らの研究グループは5月23日、「カルシウム(Ca)チャネル」がインフルエンザウイルス感染の鍵となる受容体蛋白質で、降圧薬のCa拮抗薬には同ウイルスの侵入と感染を防ぐ効果があることを発見したと発表。結果の詳細はCell Host Microbe(2018年5月10日オンライン版)に掲載された。
Ca拮抗薬を投与したマウスでは、インフルエンザウイルスへの感染が抑制されたことから、生体内においてもCa拮抗薬はインフルエンザウイルスに対する効果を発揮することが示された。」
「血管平滑筋細胞の細胞膜には、電位依存性Caチャネルがあり、血管平滑筋細胞の収縮は、細胞外から流入するCa2+(カルシウムイオン)に強く依存しています。安静状態では、Ca2+は細胞外に多く存在し、細胞内では筋小胞体内に蓄えられているため、細胞内のCa2+濃度は非常に低い状態です。細胞内と細胞外では約1万倍のCa濃度勾配が存在すると言われています。
細胞膜を隔てて、細胞内と細胞外には電位差が生じており、安静状態では細胞内はマイナスで、細胞外はプラスの電位になっています。これを静止膜電位といいます。刺激が加わることで細胞内外の電位の逆転が起こり、膜電位がマイナスからプラスに変化します。これを脱分極といいます。脱分極が起こると、Caチャネルが開口し、細胞内にCa2+が流入し、筋小胞体からCa2+が放出され、細胞内のCa2+が上昇します。このCa2+がトロポニン(収縮調節蛋白)に結合し、血管の収縮が起こります。」
こんな目で見たことなかったから...罹った人に降圧剤のCa拮抗剤の服用の有無を聞いてみようっと ^^
ちなみに、わたしゃ...そいつを飲んでるから、ワクチン打たなくってもほとんど罹ったことないのかしらん???
「インフルエンザウイルスは宿主細胞に吸着すると細胞内Ca2+濃度の一過性の上昇をひき起こし,それにともない生じるエンドサイトーシスにより宿主細胞に取り込まれることを報告した4).さらに,Ca2+濃度の一過性の上昇およびインフルエンザウイルスの感染には細胞外から細胞内へのCa2+の流入が重要であることも示唆された.そこで,細胞膜に局在する電位依存性Ca2+チャネルがインフルエンザウイルスの感染による細胞内Ca2+濃度の一過性の上昇に関与するのではないかと考えた.
この研究において,電位依存性Ca2+チャネルがインフルエンザウイルスの宿主細胞への侵入において鍵となる受容体タンパク質であることが明らかにされた(図1).そして,Ca2+チャネル阻害薬によりin vivoおよびex vivoにおいてインフルエンザウイルスの感染が抑制された.これらの成果は,ウイルスに対する既存の治療法における耐性株の出現という問題について,新たな対抗手段を提供する可能性がある.すなわち,薬剤耐性の獲得は核におけるウイルスRNAの複製の際に起こることがわかっているが,電位依存性Ca2+チャネルを標的とした治療は薬剤耐性の獲得よりもまえの過程であるウイルスの侵入の過程を抑制することから,薬剤耐性の起こりにくい新しい概念にもとづく治療法の開発につながることが期待される.
しかし,現在,処方されている高血圧治療薬としてのCa2+チャネル阻害薬(カルシウム拮抗薬)をそのままのかたちで抗ウイルス薬として使用することはむずかしい.まず,高血圧治療薬としての本来の作用,すなわち,血圧の低下が副作用として認められるのは必至である.また,経口投与では対象の臓器となる肺や気道に薬剤が分布しないという薬物動態の問題もある.これら問題点は,ドラッグデリバリー系の開発により薬剤を呼吸上皮組織に特異的に到達させることにより解決される可能性がある.一方,電位依存性Ca2+チャネルそれ自体の機能は抑制せずウイルスのHAタンパク質との相互作用のみを阻害する化合物の同定も有用であろう.これらの課題が解決されれば,薬剤耐性が起こりにくく,かつ,副作用も少ない理想的な創薬につながると期待される.」
*少なくとも、血管壁だけでなくCaチャンネルブロッカーは全身あまねく存在してると思ってたけど...?...鼻粘膜やらにもなけりゃあまり意味ないんだけど...?
マウスで効果あったなら、人間でもありそうじゃん?
画像:https://www.orthomolecular.jp/nutrition/calcium/ より 引用 Orz〜
*Caが足りないとまた、細胞内に駄々流入しちゃうってことならば...
牛乳やヨーグルト豆腐、チーズなどを程度にとってないとこれまた細胞内Can濃度が高まり、インフルエンザウイルスのエンドサイトーシス(細胞内取り込み)が増えてしまうってことあるのよね...?
Caを適度にとって、Mgもとって、カルシウム拮抗剤も飲んでる高血圧の方はかかりにくくなりそうという朗報ですね♪
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