|
問題111(みっちの隠れ家の掲示板で小6の堤真人さんからの提示問)
半径1の円に内接する三角形ABCに対して、AB^2+BC^2+CA^2≦9を示しなさい。
解答
・ダンディ海野さんの解法
円の中心をO、角AOB=α 、角BOC=β、角COA=γ とおくと余弦定理より
AB^2=AO^2+BO^2-2*AO*BO*cosα=2-2*cosα おなじく
BC^2=2-2*cosβ CA^2=2-2*cosγ
よって AB^2+BC^2+CA^2=6-2*(cosα+cosβ+cosγ)・・・(1)
cosγ=cos(2π-(α+β))=cos(α+β)=2*(cos((α+β)/2))^2-1 公式より
cosα+cosβ+cosγ=2*cos((α+β)/2)*cos((α-β)/2)+2*(cos((α+β)/2))^2-1
cos((α+β)/2)=t とおくと
=2*t^2-2*t*cos((α-β)/2)-1
=2*(t-cos((α-β)/2)/2)^2ー(1/2)*(cos((α-β)/2))^2-1
>=-(1/2)*(cos((α-β)/2))^2-1 ...cos((α-β)/2))^2 <=1 より
>=-1/2-1=-3/2
これを(1)式にほうりこむと
AB^2+BC^2+CA^2<=6-2*(-3/2)=9
・uchinyanさんの解法
円の中心を O とします。
AB^2 = AB・AB = (OB - OA)・(OB - OA) = OA・OA + OB・OB - 2 * OA・OB = 2 - 2 * OA・OB
BC^2 = 2 - 2 * OB・OC
CA^2 = 2 - 2 * OC・OA
なので,
AB^2 + BC^2 + CA^2 = 6 - 2 * (OA・OB + OB・OC + OC・OA)
ここで,
(OA + OB + OC)^2 = (OA + OB + OC)・(OA + OB + OC) = 3 + 2 * (OA・OB + OB・OC + OC・OA)
- 2 * (OA・OB + OB・OC + OC・OA) = 3 - (OA + OB + OC)^2
なので,
AB^2 + BC^2 + CA^2 = 9 - (OA + OB + OC)^2 <= 9
ただし等号は OA + OB + OC = 0ベクトル ですが,これは,△ABC が正三角形のときに可能です。
確か,2006年の京大後期理系の4に類題があります。あちらの方が難しいかな。
うまく解けるものですね (^^)
結局、cosα+cosβ+cosγ の最小値は、3cos2π/3=-3/2 (正三角形の時)だってことが分かりますね。 Orz〜
ちなみに、当たり前ですが、、、cosα+cosβ+cosγ の最大値は、、、
図形的には、(OA+OB+OC)^2 の最大は、限りなく 3^2 に近づきますよね?
だから、cosα+cosβ+cosγ の最大値は、3 に限りなく近づきますね!?
3*cos0=3 に合致しますね〜 (^^)v
AB^2+BC^2+CA^2=6-2*(cosα+cosβ+cosγ) からしても、当然ですね。
限りなく1点に収束するので、AB^2+BC^2+CA^2=0 に近づくのって当たり前ですものね (^^;
-3/2 <= cosα+cosβ+cosγ < 3 ってことですね。0rz〜
|