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続きです。。。^^v
最近、記憶がぶっ飛んでることがあることに気付くようになっちゃいまして。。。^^;
これって、まさかアルツハイマーの症状じゃないですか・・・
カルテをみたら確かにわたしの字で書いてるって言うのに、、、まったく記憶のかけらもない。
すべて忘れてもいいようにカルテにゃできるだけ記録するようにしてるとはいうものの。。。
http://www21.big.or.jp/~pcs/ent/omoukoto/2005_11/zakkan.htm
最近思うこと より Orz〜
「海馬は眠らない
―映画「メメント」における記憶障害―
―映画「トータル・リコール」に見るアイデンティの危機―
映画「メメント」は保険調査員レナードが妻に強盗に襲われ、助けようとして頭部外傷を受け、10分間しか記憶をとどめられなくなる。これは、記憶喪失とは異なる障害である。この特徴的な症状を理解させるために映画は何度も繰り返しこの確認作業映像を繰り返すため、非常にストーリがわかりにくくなっている。各シーンの一こまが一つの記憶のシーンとして呈示される。時間軸が無くなり、非常に不安定なシーンが続く。この作りは海馬障害の情況を上手く表している。本当の事実は誰が言ったことであるのかが、あやふやである。私は映画の最初のシーンに殺された刑事の話と、各段階で示される事柄からして、自分なりの正解を描き出しているが、見る人によっては異なる回答が出てくるだろう。首尾一貫した記憶が無いという事はこの様な問題を生じるという体験が出来るシステムに作ってある。主人公は自己の生きる意味を、妻を殺した強盗の殺害に生きがいを見出し、永遠に解けないパズルのような資料を自ら作り出し、自分の存在理由があやふやになりそうな事実は記憶から消し去る、すなわち、脳は整合性を保つために嘘を作る。嘘を維持するために嘘をつく。彼は、記録と、ポラロイド写真と体に彫った彫物でかろうじて現在の今を生きている。過去の記憶は残っている。この記憶も彼は操作して書き換えた節がある。脳は自分の都合の良いように解釈をする。現実を、常に自分のいいほうにねじまげて、自分が混乱しないようにものを持っていく。この短期の記憶喪失の追体験を視聴者はさせられる。
前向性健忘(発症以前の記憶はあるものの、それ以降は数分前の出来事さえ忘れてしまう症状)という記憶障害という説明が映画には出てくるが、これは海馬に障害を受けたことを示している。
海馬(約4000万個の細胞)は短期の記憶に携わり、その記憶が長期の記憶(大脳新皮質)に置き換わるのだが、その海馬が障害されると、今の出来事は、次の瞬間には忘れ去られている。このことを、実感する機会は、アルツハイマーの患者さんである。ついで、経験するのは脳外科の有名なペンフィールド博士は、難産で生まれて来る子の、頭蓋内圧が高くなり、一時的にテントヘルニア状態になり、側頭葉内側がテント切痕内下方向に押し出され、前脈絡動脈が圧迫され、海馬に対す重要な血液供給源が虚血に陥り、海馬に神経細胞の脱落とグリオーシスになり、海馬は硬くなり、内側硬化と名づけた。これが難産で起こるてんかんである。これらが海馬障害として一般的ではないか。
さらに
パニック障害は不安の病です。それは激しい情動の変化が前面に出るすさまじい病気です。この病気を脳内機構からみると、情動は海馬・扁挑体といった部位と深く関与しています。この海馬・扁挑体はまた記憶という精神機能とも関係する部位であります。ですから、パニック障害で記憶に関係する症状が出ても決しておかしくはない。最近の記憶研究では、昔のことを思い出すという想起の脳内機構には2種類あるといわれている。自分の意思で思い出そうとする(随意想起)時には前頭葉から側頭葉の記憶の貯蔵庫に向かって刺激が生じるのに対して、過去・現在混同症候におけるようになんとなく思い出す過程(自動想起)では辺縁系に属する傍嗅皮質から側頭葉に向かって信号が伝播して行くことがわかる。この辺縁系は海馬や扁挑体を含む脳部位で、記憶や情動の中枢である。扁挑体や海馬で糖代謝の亢進がある。心的外傷後ストレス障害(PTSD)でも海馬が傷害を受けている。PTSDでは自分の意思に反していやな思い出がフラッシュバックとして出現し、症例によってはパニック発作が見られることもある。このようにパニック発作の出現や想起障害と言う点ではパニック障害はPTSDと類似した点がある、全体像、治療法、および予後は明らかに異なっている。
また、頭が真っ白になる緊張状態や一過性全健忘なども、一時的な記憶障害と言える。
なども関係している。
アイデンティティと記憶
(私とは)と考える時、記憶をなしでは語れない。シュワルツェネツガー主演の映画「トータル・リコトール」はフィリップ・K・ディック短編「追憶売ります」をベースに書かれている。
主人公は火星に行きたく、記憶の植え付けをする会社「リコール社」に行き、惑星間刑事警察機構の秘密捜査官の火星における冒険を希望した。しかし、既に彼の頭の中には同じ事が存在していた。彼は既に、そうなる事を望んだ人物その人であった。誰が一体本当の自分なのか、頼りなく悪夢のようにアイデンティティを喪失していく主人公は・・・。我々は記憶に支えられアイデンティティを保ちながら生きている。
記憶は、運動記憶といって、自転車、自動車、楽器などの体が覚え込んだで、その手順を意識せずに思い出す。これは、小脳と大脳基底核である。認知記憶は頭で覚える記憶とか記述的記憶で、思い出、知識などことばでの表現が可能な具体的内容を伴う記憶で、海馬、大脳新皮質が中枢である。
何故海馬というのか?
「海馬」は側頭葉の内側部にある大脳皮質の部分ですが、両側海馬を合わせた姿を脳の上方から見ると、ギリシャ神話に登場する海神ポセイドンがまたがる海馬の前肢の形に似ていることからイタリア・ボロ−ニャの解剖学者 Giulio Cesare Arantio(1587)が Hippocampus(海馬)と名付けました。Hippocampus を学名とするタツノオトシゴの形に由来すると考えられがちですが、タツノオトシゴの学名自体が脳とは独立して、やはり神話の海馬を連想して命名されたと言われています。この構造物には別称も多く、Ram's Horn(羊の角Winslow,1732)、Cornu Ammonis (アンモン角、エジプトの太陽神アンモンの角、Garengeot,1742)などとも呼ばれています。Arantio 自身 もvermis bombycinus(蚕)と言う呼び方もしています。
記憶の中枢として海馬がわかったのは
ペンシルバニア州ハートフォードの病院に、子供のころからてんかんに悩まされていた青年が訪問し手術を受けて、海馬を損傷され、カナダの精神科医ブレンダ・ミルナーの心理学的テストを長年にわたって受け、記憶研究の進展に多大な貢献をしています。手術より10年以前、高校生のころまでに経験した事柄の記憶はよく保たれています。たとえば、代々のアメリカ合衆国大統領の名前などを言うことができます。ただ新しい事柄を覚えることが全くできなくなったのです。約50年ほど前の話です。
記憶は
視覚、聴覚、体性感覚、味覚などのいろいろな情報は、大脳皮質連合野で処理されたのち、海馬の傍にある海馬傍回、嗅内野といった皮質領野を経由して貫通線維束によって海馬に入ってきます。
目や耳からの情報は大脳新皮質で分析されたあと、まず海馬の中心にある歯状回とよばれる部分の神経細胞にいる。そして、そこからCA3,CA2,CA1という名前が付いた海馬の各部分の神経細胞に次々をバトンタッチされるように配線されていて、海馬を一周した後、再び大脳新皮質に送り返されていく。
海馬で記憶が作られるには、特定の海馬の神経細胞同士の間のつながりが強くなって回路ができる必要がある。しかし、これが永久に続く回路になってしまっては、次々脳に入ってくる新しい情報を記憶していくことはできない。
そこで、海馬の神経細胞には、情報が入ってくるとすぐに記憶し、しばらくたてば忘れてしまうような、都合のいい仕組みがある。海馬の神経細胞には、何度も何度も繰り返し電流が流れると、その回路に電気を流れやすくするLTP(長期増強)long-term potentiationという特殊な現象を起こす性質がある。現在では、LTPこそが、私たちの多様な記憶を作る基本原理の一つだと考えられている。LTPは細胞を繰り返し刺激して同じ回路を流れるとしの回路の通りが良くなる神経細胞同士の現象である。
情報インパルスが何度もレセプターに向け流れると細胞内の電位が高くなり、普段、Mgイオンで閉じられている記憶専用のNMDAレセプターが開かれ、Caイオンが流れ込む。すると、Caイオン依存性蛋白リン酸化酵素が、記憶の作られるプロセスに関係していると言われている。このLTP現象、即ち、蛋白質リン酸化は、情報が途絶えた後も数週間、海馬に記憶が留められていると思われる。
海馬周辺の損傷は新しいことは覚えられないが、損傷を受ける以前の事は思い出せる「前向健忘症」になるので、海馬と海馬周辺の皮質、扁桃体は「短期記憶」に関係すると考えられる。
この情報は、言語情報は側頭葉、視覚情報は後頭葉のように、海馬の記憶情報は大脳皮質の各領野に長期保存される。
感情・記憶に関わる神経回路はPapez(パペッツ)の回路と呼ばれ大脳新皮質から入った刺激は、海馬に入り、脳弓を通り乳頭体や中隔へ、さらに視床前核を経て、帯状回へいく。このプロセスで感情が生まれる。そうして帯状回から再び大脳新皮質の他の領野へ入るプロセスで感情が強められる。この強められた感情を強く記憶する際、中隔から海馬に向けて放出されるアセチルコリンが、海馬で強い記憶として留められた後、大脳新皮質に貯蔵され永久に記憶に留める。 」
To be continued...
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