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こちら方面でもチラホラと報告されてきたもので...^^;
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20090827ddn003040023000c.html より Orz〜
「クローズアップ2009:新型インフル拡大 来春までに3割感染も
全国的に流行の勢いが止まらない新型インフルエンザ。厚生労働省は、集団感染の発生件数は23日までの1週間で前週から2割も増えたと発表した。新学期が始まった直後に休校する学校も相次いでいる。新型インフルはどこまで拡大するのか。流行拡大に伴い、重症患者も急増。重症患者が増え続けると、医療機関の受け入れが困難になったり、患者同士の接触で感染が広がることも懸念される。
◇「10月、第1波ピーク」
「10月が流行第1波のピークかもしれない」。冬とみられていた新型インフル流行のピークが大幅に前倒しになる可能性を、専門家が指摘し始めた。国立感染症研究所の安井良則・感染症情報センター主任研究官は「秋に感染者数が減る要素がない」と説明する。
浦島充佳・東京慈恵会医科大准教授(疫学)によると、過去の新型インフルのパンデミック(大流行)は、流行期入りからピークまで約1カ月半。厚労省は今回、今月21日に流行開始を宣言したため、これを当てはめると10月にもピークを迎えることになる。厚労省は10月下旬にも新型用ワクチン接種を始める方針だが、流行のピークに間に合わない恐れが出てきた。しかもこれは第1波のピークで、いったん沈静化した後に第2波があるとの見方も強い。
では最終的にはどこまで拡大するのか。
季節性インフルエンザは毎年、約1000万人が感染し、流行期は12?3月。昨秋?今春に全国約5000の定点医療機関から国立感染症研究所に報告された患者数は、1月19?25日に1施設当たり37・45人に達し流行のピークとされた。これは厚労省が新型流行を宣言する根拠となった8月10?16日の同1・69人(全国患者推定数は約11万人)の約22倍に当たる。現在の新型インフルの状態は序の口といえる。ほとんどの国民は新型ウイルスに対する免疫を持たないため感染は容易に広がり、新型が流行のピークを迎えれば、季節性の数倍規模になるとされる。
東京大医科学研究所の河岡義裕教授(ウイルス学)は「この冬、必ず日本で大流行する」とし、季節性の3倍以上の規模となり、来春までに国民の約30%、約3600万人が感染すると予測する。浦島准教授は最大約5000万人の感染可能性を指摘。押谷仁・東北大教授(ウイルス学)は「11年春までに軽症者も含めると約8000万人が感染し、典型的な患者は5000万人に達するのではないか」と警鐘を鳴らす。
世界保健機関(WHO)は8月、世界的大流行が終わるまでに世界の人口の約3割、約20億人が感染するとの予測を公表した。【江口一、関東晋慈】
◇院内感染防止が急務
糖尿病をはじめ腎臓病、心疾患、呼吸器疾患などの持病がある人は、新型インフルエンザに感染すると重症化しやすい「ハイリスク」とされる。
今月18日、国内2人目の死者が出た神戸市。人工透析科のある市内の病院は今月中旬から、透析患者の受診時間を他の診療科の受診時間とずらすなどの対応に追われた。男性院長は「地元で新型インフルエンザによる死者が出てから、患者の意識が明らかに変わった」と話す。透析患者からは「感染した場合、どうするのか」「ワクチンは優先的にもらえるのか」などの問い合わせが増えたという。
国内3人目の死者が確認された名古屋市内の病院では、看護師ら6人への感染が疑われた。患者が集まる医療施設では、院内感染防止が極めて重要だ。
日本透析医学会は5月、新型インフル対策をまとめた。「(感染)患者は約2メートルは離して透析すべきだ」としたが、東京のクリニックの院長は「ベッドの間隔を広げるのは現実的には難しい。患者にマスクをつけてもらい透析する」と打ち明ける。
国内の透析患者は約28万人。増加を続け、透析クリニックのほとんどが手狭になっている。亀田総合病院(千葉県鴨川市)の小原まみ子医師(腎臓内科)は「患者の異変に素早く対応するため、透析室には仕切りがない。インフルエンザのような症状がある場合、入室前にスタッフらに伝えてくれれば、透析時間をずらしたり、ついたてで隔てるなど対応ができる」と説明する。
神戸市中央区の産婦人科病院では5月以降、外来担当の看護師全員がマスクをつけて勤務。病院は「さらに感染が拡大したら、外来患者を入院病棟のフロアにはあげないなどの対応を考えている」と明かす。・・・【川上晃弘、永山悦子、河内敏康】」
飛沫感染(2m 以上は結核や麻疹などの空気感染と違って染らないと言われてる)対策には...サージカルマスク(患者/医療者双方)(* 空気感染の場合は 医療者はN95マスクが必要)、手指アルコール消毒が基本ですね !!
画像:http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html より Orz〜
「インフルエンザウイルス分離・検出状況 2009年第19週(5/4-10)〜第34週(8/17-23)
・・・新型インフルエンザの発生に対応して、2009年5月以降、地研で鑑別診断のための検査が行われている(速報参照:1.神戸第1報、2.沖縄、3.神戸第2報)。第19週に最初の新型インフルエンザウイルスAH1pdm検出例が報告され、第20週以降検出数が増加している。
AH1pdmは、2009年第19〜34週に43都道府県から4,294件の分離・検出が報告されており(2009年8月26日現在報告分)、このうち、3,227件はPCRで検出、1,061件はPCRで検出後ウイルス分離培養も陽性、6件はPCRでは検出されず分離培養のみで陽性となっている。また、下気道炎(気管支炎、肺炎)14件、インフルエンザ脳症3件が報告されている。ちなみに、第19〜34週に季節性インフルエンザウイルスの検出はAH1亜型(Aソ連型)51件、AH3亜型(A香港型)783件、B型101件の報告があり(2009年8月25日現在報告数)、AH1pdmはこの期間の分離・検出例全体の82%を占めている。
直近の5週間(第30〜34週)の分離・検出ではAH1pdmが33都府県から計2,045件、AH3亜型が9県から計29件、AH1亜型(季節性)が1県から計1件報告されている。第29週以降、B型は報告されていない。また、第25〜29週には輸入例からの検出が大きく増加していたが[AH1pdmが422件、AH3亜型が57件、AH1亜型(季節性)が16件]、第30週以降、多くの自治体が疑い例の全例検査を中止したため、第30〜34週にはAH1pdmが59件、AH3亜型が11件と報告が減少している。」
いまは...発熱患者さんは一般医療機関で診ることになっており、入院を要するような重篤なA型インフルエンザと10人以上の集団から2人以上の発症がみられたときだけ保健所への報告義務があるようです...ただ...このグラフを見るかぎりでは...いまのA型はほぼ新型みたいですね...^^;
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