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今日も遅い朝を迎え...虫歯の治療に出かけるため初めて外に出てみると...雪景色じゃないかい!!
ま...すでに道路は溶けてるけど...今日は渋滞必至だったのかなあ...?
昨日も往診時に冷たい風を感じたけど...草木は春をしっかり感じてる♪
冬から春への端境期に忘れないでって最後の力を振り絞って降らせた名残雪...かな...
最後に降る雪は切ないな...
寒い冬は好きじゃないけど...愛おしくなってくる...^^
否応もなく捨てなきゃ/さよならしなきゃ...次に進めない...
ひとは...前に進むために...過去をリストラし続けなきゃいけないらしい...
こないだの研修で...五木寛之氏の話で...
仏教は、「智慧」と「慈悲」という二つの教えなんだって...
この「慈悲」って...「慈」ある「悲」って意味なんだって...
「慈」って...はげまし、近代的、合理的な明るい感覚...
「悲」は...カルナ、呻き声、溜め息、無言の嘆き、非合理的な暗い感覚...
他人の苦痛を救ってあげたい、ヘルプしてあげたいけど...仏でさえ無理であるというとき...無言の溜め息が出る...「慈」というポジティブな感覚だけで世の中が回っていくわけではない...
笑いと悲しみ、絶望と希望...それらは対である...呵々大笑がいいのは当たり前...
だけど...同時に...地面を拳で叩き号泣する...涙も悲しみも憂いも...
こういうものすべてが生命力をアップすると考えるべきである...
「暗愁(あんしゅう)」=何処よりか訪れてくる「愁」...この言葉は...奈良〜平安時代に中国の文化がグローバルスタンダードとして輸入された文物と一緒に入って来た言葉(万葉のブルース)で...文人墨客の間で愛用された言葉であった...とくに幕末から明治に流行したらしい...坂の上の雲を目指した光の強い時代は、逆に陰も強いときであった...
正岡子規...「生きて帰れ 露の命といいながら」...
本居宣長...「人は生きているかぎり悲しみに出会う。目をそらしたり、逃げてはいけない。今自分は悲しいと叫ぶなり、実感しないかぎり、叫び泣くことによって乗り越えられる。」
西田幾多郎...「人は悟りを得るときは人生の悲哀に出会ったときではあるまいか、哲学もそうではあるまいか...」
マックィーン...「ユーモアの源泉は悲しみである...」
戦時中慰問に行った淡谷のり子、高峰三枝子たちに兵士たちが一番歌ってほしいと希望したのは...「別れのブルース」と「湖畔の宿」だったたらしい...高峰三枝子はこの歌をここで最もよく歌ったという...
悲しいときに悲しい歌を欲す。悲しみを退治することではない...
その後、そういう気持ちを捨ててポジティブ思考一本となった...戦後、永井荷風がこの言葉を使ったのが最後らしい...「暗愁」なき戦後に生き、毎年3万人の自殺者という時代になっている...人の生き方としては...片肺飛行ではなかろうか...
いままで、「うつ」、「憂うる」、「愁」...は否定されて来た...それが当たり前のようにネガティブ思考とされて来たのではないか...まるでばい菌のように扱われ蔑視されて来た...片足の軸だけに偏るとバランスが取れなくなる...不安定になる...人の心も...
経済は50〜60年で循環している...いまはデフレでも気にしないでいい...問題は...心のデフレ...心が安くなっている...
「鬱」という字の第一義は...草木が勢いよく茂る様...
「うつ」はエネルギー...鬱蒼、鬱然(オーラを感じる様)、鬱勃たる野心...このエネルギーに蓋をされると...鬱々たる気分となる...心/魂の閉塞...
[彼の講演依頼のベスト3 は...(1) 銀行、金融、証券会社 (2) IT企業 (3) 医学会、病院、福祉関係 とのこと...
ここではいま社員の心の管理が一番大事になってるって...なぜか?...信じられないこと/考えられないことがこの数年来急に増えて来てるからなんだって...社員の心が壊れかかってる...言葉が壊れかかってる...心の病で労災が認定されるようになった...って前振りで始まりました...]
走り書きしたもの見て書き留めてます...
わたしがいつも...素で生きるべきだってことと通底してるって思った...
このあいだの研修で...わたしは...「治るってどういうことですか?心の苦痛が軽減されることだけでもいいのだろうけど...その方が治ったって思われたときって...やっぱり悟りとか気づきってなことなんでしょうか?」...ってなアバウトで漠然とした質問をした...
だって...治るって...どういうことなんだろって思わずにはいられなかったから...
それへのアンサー?...それが覚えてないんだわ...^^; Orz...
画像:五木寛之
http://blog.livedoor.jp/shunzo480707/archives/1878067.html より Orz〜
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