だったことに端を発しているようです。電磁理論を統一したエレガントなマックッスウェル理
を編み出し、この変換によって理論の対称性が生まれることを導かれました。
ただそれは電磁気における見掛け上のことで現実に絶対空間はあると考えられていたようです。そうした中にローレンツ収縮という考え方もすでにあられたのではないでしょうか。
しかしアインシュタイン博士はそれでは納得されなかった。力学と電磁気学に異なる変換が使われるのはおかしい。従ってどちらかに統一されるのではないかと。
一方で光の性質を幼少時から考えられて「光を光速で追いかけるとどう見えるか、これもまた光の速さではないか」という考え方をされていたというのは有名な話です。
ところで、それまでニュートン力学では絶対不変だった基本定数、長さL、時間T、質量
Mは何人によっても侵されない絶対不変のものでした。しかし博士は逆に見る人によって
変わらない定数は光速Cだけとし、特殊相対性原理(ローレンツ変換とほぼ同義?かな?)と合わせて、L,T,Mの単位が見る人によって変化するんだと主張されました。
そしてさらにその組み合わせ単位である運動量やエネルギーまでもが置き換わり、そこから質量とエネルギーが同じものであることも見出されました。有名な E=mC^2 の式です。
一方で、19世紀の終わり、マイケルソンは彼が考案した光の干渉計を用いて、光が宇宙空間に媒体(エーテル)が存在するなら、地球進行方向と横方向で光の往復距離にわずかなずれが生じることを計算し、それを計り取ろうとしました。精度に一億分の1の正確さを要する非常に微妙な実験でしたが、彼の干渉計や実験努力でその精度は十分に計りとれる域にありました。
しかし計れなかった。たとえトキを半年ずらして宇宙空間を逆方向に運行してるときを選んでもです。そしてこれが光速不変を裏付ける大きな足掛かりになっています.
しかしここからは私論ですが、わたしはこれは証拠とは考えていません。
図にマイケルソンの実験から言えることの意をS系(上)に示しています。図では円盤を仮
定しその中央から発した光が円盤の壁にあたって戻ってくる状態を考えます。
いま円盤(半径R)がエーテルに対し静止しているとき(左上)を考えると、すべての光は同時に戻ってくるでしょう。この往復の時間は2R/C です。
これに対しエーテル中を円盤が対光速度βで進むとき(図右上)、エーテル中の速度は変わりませんから縦軸に時間×光速 (Ct)をとった右のそろばん玉状の円錐の傾きは変わりません。
この円錐は光円錐といわれ、x−y−Ct空間で、xy平面に対し傾き1(45°)です。
そしてこれは観測者がエーテルに対して運動していないから、音と比較すれば当然ですね。
ただここまでの唯一の違いは、マイケルソンがその実験でどの方向からくる光の光路も同時に到着することを証明したことです。これは実験事実ですから正しいのです。
そう考えざるを得ません。収縮比は α=√1−β^2 です。それをもとに左上を描かせてますが、このとき往復時間は γ=1/α として、t=2γR/Cとγ倍伸びます。
そしてまた、そのすべての方向の反射点(時空上)は運動する物体のローレンツ面に乗ります。これが自然界がローレンツ面を選択している証拠といえるでしょう。
唯一「運動する物体はローレンツ収縮する」という仮定を除けば。
ところでこのあと、2つの往復光の距離を変えて地球楕円運動で生じる、わずかな速度変化を計り取ろうとした、ケネディ・ソーンダイクの実験が行われています。ニュートン力学で考えても運動する物体での光の往復時間がγ倍に増えるというのですからそれを確かめようというのも当然ですね。
実験はγ(速度の関数)の変化として現われるはずですがこれも観測できませんでした。
これによって多くの方は光速不変が証明されたと考えられています。ニュートン力学で現れるはずのγが見いだせないということは、ニュートン力学がおかしいということになりますからね。
しかしここにも逃げ道があります。それはこの運動観測者の単位時間もγ倍に伸びればいいのです。それじゃ相対論じゃないかと思われるかもしれませんがそうではありません。
現在粒子同士をつなぐ力の速さも光速とされていますから、少なくともその力でつながれてる、運動する観測者内部を構成する粒子同士の力の往復時間(力のキャッチボール)もこれは右上の図と全く相似な形で起きるはずです。
すなわち連結に要する時間(観測者の単位時間?)がγ倍遅れます。
その連結状態の観測者がケネディ・ソーンダイクの実験をしたとしても観測にかからないのは当然ではないでしょうか。
ところで、下の図は立場を入れ替えて、S系で運動する観測者の立場に立つ(S’系)
そしてそう考えるのが特殊相対性原理であり、このとき当然光速もその原理を満たしてなければなりませんから、傾きはすべて1です。
そう、この下の図は特殊相対性原理が成立している、どちらも静止系は相対的で、相手が逆に対称的に変化を起こすという前提で描かれているのです。考えてみれば不思議な話です。互いに自分が円で相手が楕円であると主張するのですから。
そこで、そうなるためにはどのような変換式が必要かを求めてみます。
・・・
という、変換式が出てきます。これが ”ローレンツ変換”式と呼ばれるものです。
しかしこれは特殊相対性原理が正しいならばという仮定でしかありません。にもかかわらず、これまでの実験や電磁理論から、この相対性原理と矛盾する現象は見つかっておらず、従ってS’系での事象もまたほぼ同等で正しい、真実、と考えられています。
しかし、ここからまた私論ですが、私はこのローレンツ変換は見掛け上そう見えるだけではないかという立場に立っています。
円盤のそろばん玉上の時空間を「把握空間」、力のつながりの同じそろばん玉上の空間を「力線空間」と仮称していますが、この二つともうひとつ、「光速渦」となずけたものの力線的つながりの3つが全く相似に変化することをすでに見出しています。
従って、数ある慣性系の中でその1つだけが絶対で、ほかは見掛け上そう見えるという考え方もまだ否定することはできません。
ここで、どうのとはいえませんが、本当に光速が不変か、あるいは運動とともに粒子が変化して、見掛け上そう見えるだけなのか、まだ決定するには至っていないと考えています。」
ローレンツ変換の話面白そうね♪