「痴呆(dementia)、知能低下(mental deterioration)、知能発育不全(mental retardation) を主訴に神経内科を受診する患者さんは多い。その際、外来診察時には改訂長谷川式簡易痴呆スケール(HDS-R) やMini-mental state examination(MMS)を用いて痴呆の有無・程度を判断する。 HDS-R、MMSともに20点以下を異常ととる。これらの検査では見当識・現在の日時、場所を理解しているか、 記憶力、記名力、古い記憶、復唱、計算力、質問に対する理解応答の速さ、感情、判断力、全般的知識等々の異常の有無を判定する。
HDS-Rは被検者の年齢や教育年数には影響を受けないとされている。しかし判定の際には単に点数のみでなく、 その患者さんの視力や協力度も考慮する必要がある。鬱状態であると当然実際の認知機能に比べて低い点数となる。
MMSは得点が低いほど認知機能障害を有する可能性が高い。 痴呆、譫妄、鬱状態では得点は低下する。高学歴ではMMSの検知性は低い。
痴呆と呼ぶには,次のような条件を満たす必要性がある.
1. 脳の基質的な障害が基礎に認められる.
2. 全般的な知的機能の低下が認められる.
短期および長期の記憶力の障害を含めて,認知機能の障害(抽象思考の障害,判断力の障害や失語,失行,失認などの高次機能障害)がみられる.
3. 意識障害がないこと.
4. 日常生活,社会生活,対人関係に支障が出る。 」
で...時計を描いてもらったり、サイコロを描いてもらったりしても描けない人でも...
蝶々やトンボは描ける人がいらっしゃる...!!
つまり...文字やら社会生活上の恣意的なルール/約束事に後天的に適応してきたものは忘れちゃいやすいけど...生得的な/生物学的な/より普遍的なベースなる記憶ってのは残ってるんじゃないのかなぁ...?
都市生活/社会生活はできずとも...動物的な=原始的な生活はできるやも知れないとふと思ったのよね...^^;
たとえて言うと...言語もカルチャーも異なる世界に放り込まれた未開人としてわたしが存在したらば...
何にもわからず...右往左往するしかないし...食べ物もどうやってゲットすればいいのか...お金もカードもいままでのものとは似ても似つかぬ別物かも知れないし...メニュー見たって何のことやらわからぬし...
そんな世界じゃ...迷子のわたしはその世界の住人から見たら...認知症と判定されちゃう気がする...^^;
アナロジーすると...獲得した知識が髪の毛が抜けるように抜けて行ってるだけで...
赤ちゃんと変わらぬ、知識・身の回りにあるものすべてが何やらわけのわからぬものに変化してる状況に...ただ戸惑ってるってってな異邦人...的存在者...
それがまたストレスとなって適応障害が加速されちゃう...悪循環...みたいなこと...?
だから...時計は描けないし...サイコロだってその意味がわからなくなっているわけで...
赤ちゃんだっておそらく3次元の絵は描けない=この世が3次元だってな感覚/意味はいまだわかってない...ハイハイ状態なんて...2次元の世界のはずなんだもの...^^;...?
テレビの意味もリモコンの使い方もライラーの点け方も料理の仕方も...自分の名前も...
それまで関わりで紡がれてた歴史なんて砂上の楼閣...単なる幻影...
自分の子どもの顔なんて赤ん坊のとき自らの乳を哺乳させてたときの原初の記憶以外は消滅してもおかしくなんてないのかも知れない...人の生きてきた証なんてしょせんどうでもいいことの積み重ねなのかもしれない...余り意味なんてないのかも知れない...なんてことを思っちゃったのよ...^^;...
認知と呼ばれる状態こそが人のアメーバ的な本来の姿...
虚飾がすべて剥ぎ落とされた...最も尊厳ある存在体と言えるかも知れないような気もしてきたり...☆