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図のように正八面体の各辺上の1点ずつを頂点とする正二十面体を作ることができます。
さて、1辺が6の正二十面体の体積は? 解答
[解答1]
まず、正二十面体の1辺をa,もとの正八面体の1辺をbとすると、 正二十面体の頂点は、1辺を a/√2 と b−a/√2 に分けることになります。 余弦定理より、(b−a/√2)2+(a/√2)2−2(b−a/√2)(a/√2)cos60゚=a2 、 簡単にして 2b2−(3√2)ab+a2=0 、(b√2−3a/2)2=5a2/4 、 ここで、b−a/√2>a/√2 だから b√2>2a 、b√2−3a/2=(a√5)/2 、b=a(3+√5)/(2√2) です。 また、1辺がbの正四角錐の体積をVとすれば、V=(1/3)b2・b/√2=b3/(3√2) です。 次に、1つの頂点で取り除く部分の半分は、底面を直角二等辺三角形として、 (1/3)(1/2)(a/√2)2・(b−a/√2)/√2=a2(b−a/√2)/(12√2) です。 したがって、正二十面体の体積は、 2・b3/(3√2)−12・a2(b−a/√2)/(12√2) =2a3(3+√5)3/(2√2)3/(3√2)−12・a2{a(3+√5)/(2√2)−a/√2}/(12√2) =a3(72+32√5)/48−a2{a(3+√5)/(2√2)−2a/(2√2)}/√2 =a3(9+4√5)/6−a3(1+√5)/4=5(3+√5)a3/12 本問では a=6 だから、正二十面体の体積=5(3+√5)・63/12=90(3+√5) になります。 [解答2] [解答1]のように、正二十面体の1辺をa,もとの正八面体の1辺をbとすると、b=a(3+√5)/(2√2) です。 また、正八面体の1つの面の正三角形の3つの頂点と正八面体の中心を結ぶ正三角錐において、 正三角形を底面とするときの高さをhとして、その体積を2通りの方法で表せば、 {(√3)b2/4}h/3={(b/√2)2/2}(b/√2)/3 となって、h=b/√6 、 これが 正八面体にも正二十面体に内接する球の半径だから、正二十面体の体積は、
20(1/3){(√3)a2/4}h=(5/√3)a2(b/√6)=5a2b/(3√2)=5a3(3+√5)/(2√2)/(3√2)=5(3+√5)a3/12 本問では a=6 だから、正二十面体の体積=5(3+√5)・63/12=90(3+√5) になります。 [解答3] uch*n*anさんの正八面体を用いない別解(検算用)より 正二十面体の一辺の長さを a とし, 正二十面体を,上から,正五角すい,正五角柱をねじった立体,正五角すい,に分けます。 すると,正五角形の外接円の半径 r とすれば,a=2r・sin36゚ です。 また,正五角柱をねじった立体の高さ h は,上下の正五角形の外接円の間の距離なので, h2=a2−(2r・sin18゚)2=(2r・sin36゚)2−(2r・sin18゚)2=4r2(sin236゚−sin218゚) ここで,正二十面体の外接球を考えると,その直径が 2r と h を辺とする長方形の対角線なので, 半径を R として, (2R)2=(2r)2+h2=4r2(1+sin236゚−sin218゚) R2=r2(sin236゚+cos218゚)=r2(sin236゚+sin272゚)=r2sin236゚(1+4cos236゚)=4r2sin236゚(1/4+cos236゚) =a2{1/4+(1+cos72゚)/2} cos72゚=(√5−1)/4 を使って, R2=(5+√5)a2/8 正二十面体の体積は,この外接球の中心と正二十面体の面の作る正三角錐 20 個分です。 正三角形の重心と頂点の距離は,{(√3)a/2}(2/3)=a/√3 なので, 正二十面体の体積=20(1/3){(√3)a2/4}√{R2−(a/√3)2}={(5√3)a2/3}√{(5+√5)a2/8−a2/3} =(5a3/12)√{6(5+√5)−16}=(5a3/12)√(14+2√45)=(5a3/12)(3+√5)=5(3+√5)a3/12 この問題では a=6 なので,求める正二十面体の体積=5(3+√5)・63/12=90(3+√5) になります。 ☆ 90(3+√5)=471.24611…… です。 *わたしには...too hard...^^;...
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