臓器移植のとき、HLA(MHC)だけ合わせれば事足りるのではないかのか知らん?...と疑問だったんだけど…^^;
その理由と思える記述を見つけた!!
but...ほとんどどこにも詳しく書かれていないってのはどうしてなんでしょね?
うちの姪の子が二人ともRH(-)なんですよ !!
「血液型というと赤血球の型が一般的ですが、白血球、血小板にも血液型があります。また、血漿にも血液型にあたるものがあり、輸血する際には、これらの血液型をあわせる必要があります。
■ ABO血液型
最もよく知られた赤血球の血液型で、A型の人はA型物質を持ち、B型の人はB型物質を持っています。AB型の人は両方の型物質を持ち、どちらも持っていないとO型になります。ABO血液型は赤血球以外にも多くの組織、細胞に存在します。
「輸血をするとき、供血者と受け手の「血液型」を合わせる必要があることはご存知でしょう。血液型とは、実は全身のほぼ全ての細胞の表面に出ている糖鎖(グルコース、ガラクトースなどの単糖が分岐しつつ連なって出来た高分子物質)の構造の遺伝的な違いです。最初に赤血球に存在することがわかったので「血液型」と呼ばれますが、実際は赤血球以外にも血管内皮細胞や神経細胞、粘膜の上皮細胞など、全身の多くの細胞に発現しています。だから、本当は「全身型」とでも呼ぶのが正しいのです。」
■ Rh血液型
Rh血液型は赤血球だけに存在し、D、C、c、E、eの5種類の抗原があります。一番多い人で5種類全部、一番少ない人でもCかcのどちらか1つと、Eかeのどちらか1つのあわせて2種類の抗原を持っています。このうち、D抗原を持たない人をRhマイナス型といいます。まれにD抗原しか持たない人(−D−、バーディーバー型)や抗原をまったく持たない人(Rhナル型)がいます。
■ まれな血液型
まれな血液型とは、100人に1人以下でしか見つからない血液型をいいます。バーディーバー型やRhナル型はまれな血液型です。
■ HLA型
HLAはヒト白血球抗原(Human Leukocyte Antigen)の略で、A、B、C、DR、DQ、DPに大きく分けら、それぞれの中に多くの型があります。HLAは白血球だけでなく、赤血球を除く、多くの組織、細胞に存在し、健康な細胞と病気の細胞、あるいは自分の細胞と他人の細胞を区別する重要な働きがあります。このため、骨髄移植においては他人の細胞であると区別されないように、HLA型、特にA、B、DRの型を厳密にあわせる必要があります。
また、血小板を輸血した場合、HLA抗体によって輸血した血小板が壊されてしまうことがあり、このような場合はHLA型を調べて輸血することが必要です。
■ 血漿型
血漿は非常に多くの成分を含んでいます。ほとんどの人は量の多少はありますが、自分以外の人と同じ成分を持っています。しかし、健康上問題のない範囲で、ある成分を持ってない人がいます。有名なのはIgAというタンパク質の欠損です。このタンパク質を欠損している人が他の人から輸血を受けると、抗体が作られ、強い副作用を起こすことがあります。」
*上の赤字の部分で納得しました!!
臓器移植するとき、ドナーの臓器の血液を洗い流しておけば問題なかろうにと思っていた疑念が晴れましたわ♪
血球以外の細胞表面にも血液型が表現されているから他者として認識され、拒絶反応が起こってしまうわけなんですね ^^
最近は、以下のような話になっているようですのね☆
「結論的に言いますと、血液型が違っても臓器移植はできます。2013年現在で、腎移植は2,500例以上、肝臓移植は700例以上が行われており、最近では膵臓移植でも始められています。血液型が「A→O、B→O、AB→O、AB→A、AB→B、A→B、B→A」の場合の移植を「血液型不適合移植」といいます。「O→B、O→A、O→AB、A→AB、B→AB」の場合の移植を「血液型不一致移植」といいます。これは各血液型がどの抗体を持っているかによって区別されます。血液型不一致移植は、血液型が一致した移植と移植の方法はほとんどかわりません。問題は血液型不適合移植です。以前は、血液型不適合移植は、移植後の拒絶反応のために移植の成績は不良でした。1980年台になり、移植前に免疫抑制剤の長期服用、特殊な免疫抑制剤の使用、また移植直前に特殊な血液浄化治療をすることにより移植後の成績が良くなってきました。最近では血液型不適合の夫婦間腎移植も盛んに行われるようになってきています。」
ところで...血液型がAのヒトはなぜ抗B型抗体を生まれながらに持っているのかというのは、お母さんからのIgGをもらっているなら、お母さんがA型で赤ちゃんもA型なら、抗B抗体をもらってますものね ^^
but...半年でその抗体は無くなっちゃうわけです...その後は一体どうして…?
その理由を見つけました☆
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血液型抗体の謎
「「今まで一度も輸血や手術を受けたことのない人でも、最初から血液型抗原に対する抗体を持っているのは何故だろう?」と不思議に思ったことはありませんか?それに気付いたあなたは免疫学のエッセンスを理解している人です!
私たちはこの世に生まれた瞬間からたくさんの微生物との共存共栄を始めます。皆さんの皮膚の表面にはたくさんの「常在細菌」が住んでいますし、口から肛門までの消化管には非常に多くの「腸内細菌」や酵母の仲間が常在しています。日本人なら大部分の人が EBウイルスと呼ばれるウイルスを3・4歳頃から一生身体の中に持ち続けていますし、サイトメガロウイルスやアデノウイルスも殆どの人に常在しています。これらの常在微生物、特に常在細菌の表面には多種多様な糖鎖があり、その中にはヒトの血液型糖鎖とよく似た、或いは全く同じ構造を持ったものもあるのです。そこで、子宮を離れ環境中の微生物に触れ始めた瞬間から、私たちの身体は微生物の持つ糖鎖抗原に対する抗体を作り始めます。これが、輸血もされたことがないのに自分とは異なる血液型の抗原に対して「自然抗体」が出来る理由と考えられます。」
*なるほどぉ〜〜〜♪
- https://ja.wikipedia.org/wiki/新生児黄疸 より Orz〜
- 「光線療法
- 光線療法(こうせんりょうほう、光療法)は光線(人工的に作り出した紫外線。最近は副作用の少ない470〜620nmの波長のグリーンライトが使用されることが多い)をあてて血中ビリルビンを分解する治療法。
- 適応
- 光線療法は総ビリルビン値が17を超えた場合に適応となる。早発黄疸や遷延性黄疸の病態は生理的黄疸の時期にも合併するので、生後2日〜2週間であっても総ビリルビン値を元に適応を考える。」
- 「核黄疸
核黄疸はビリルビンが脳に蓄積される病気のことで、脳神経細胞に沈着し、脳性麻痺や聴覚障害を引き起こす可能性があると言われています。新生児の頃は脳にビリルビンを侵入させないための「血液脳関門」の機能がまだ完成しないことから発生すると考えられています。生後10日くらい経つと血液脳関門の機能が完成し、ビリルビンは血液脳関門を通過できなくなりますが、最悪の場合死に至る可能性もあるので、早く適切な治療を受けることが大切です。
血液型不適合黄疸と呼ばれ、お母さんと赤ちゃんの血液型が異なることから、お母さんの身体に赤ちゃんの赤血球への抗体が作られることが原因です。血液型不適合黄疸は、赤ちゃんがお母さんのお腹にいるときから始まっているもので、赤ちゃんの赤血球に対する抗体が胎盤を通じて送られることで、抗原抗体反応が引き起こされ、赤ちゃんの赤血球が破壊されてしまいます。その結果、出生直後に強い黄疸が発生してしまうのです。血液型の組み合わせによって、黄疸が出る度合いは変わってきます。黄疸が強く出る血液型の組み合わせとしては、お母さんがO型で、赤ちゃんがA型やB型の血液型をしていると、黄疸が強く出やすくなるでしょう。これはABO型不適合と呼ばれるもので、他の新生児黄疸よりも強くなる傾向があります。光線療法など適切な治療を受けることで、黄疸を治すことができるので心配はありません。
そしてもうひとつ強い黄疸を引き起こしてしまうのが、RH型不適合です。お母さんがRHマイナスの血液型で、赤ちゃんがRHプラスの場合、赤ちゃんの黄疸が強く出てきます。RH型不適合による黄疸は、第2子出産のときに引き起こされます。
第1子出産の時は、基本的にお母さんの身体に抗体がないので、RH型不適合による新生児黄疸はでないようになっています。しかし出産することで体内に抗体が作られてしまい、その結果第2子出産のときにRH型不適合による強い黄疸が出てきてしまうのです。第1子を出産したらすぐに抗体ができないよう治療しておくことで、第2子の時に強い黄疸が出ることを予防できるので、お母さんの血液型がRHマイナスという場合は、医師に相談しておくようにしましょう。」
「新生児黄疸(しんせいじおうだん)は新生児にみられる黄疸。症候の一つ。 胎生期の胎児は成人と比較して赤血球数が1.5〜2倍程度多い。これは胎盤での酸素交換が肺より効率が良くないため、胎児は成人と比較するとわずかながら酸素不足に陥る。これを補うため赤血球を増やし、必要な酸素量を確保している。新生児のことを「赤ちゃん」と呼ぶのは、赤血球数が多いため皮膚が赤く見えるためである。 出生後、肺が使えるようになると赤血球過多となり、余分な赤血球は脾臓で破壊される。この破壊された赤血球中の赤い色素ヘモグロビンが、黄色い色素のビリルビンとなり、皮膚が黄色く見えるようになる。これが新生児黄疸である。 新生児黄疸自体は生理的な現象ではあるが、時として血中ビリルビン濃度が過多となると大脳基底核などに沈着し悪影響を及ぼすことがある。」