炭水化物を摂ると、腸管で炭水化物が消化され(アミラーゼで),その後、腸管粘膜の酵素によってグルコース(ブドウ糖)として吸収され、肝臓に届くわけ...そこでグリコーゲンに合成された残りは血中に放出され、血糖値の上昇する頃、腸管粘膜から放出されたGLP-1が膵臓のβ細胞を刺激してインスリンが分泌されており、これが上手くシンクロしてる故、血糖値が食後も140mg/dL以下にキープされてる…
それ以上になったら、血管が障害される(広い意味の糖毒性?)からだと推測されます…
で、炭水化物が腸管を通過してる間は…血糖値が高めになりやすく、インスリンがそいつを下げてるわけですが、内臓脂肪の分解は抑制され、逆に、脂肪の蓄積(同化)されちゃう…
さて、では、四六時中食べてないわけで…寝なきゃいけない...その間の血糖値ってのは肝臓が蓄積してたグリコーゲンを分解してブドウ糖を作り放出...それでも大した時間は持たないらしく、多くは、脂肪を分解して(異化),ブドウ糖を作るわけ(糖新生)...血糖値は低くても困っちゃう…
どこが困る?…どうも、前回にも出ましたが、脳が困るわけじゃないみたい…脳は、ケトン体をかなりの率でエネルギー源として利用できるし、実際してるよう…寝てるときだって、存外、ケトン体を利用してる可能性も考えられるはずなのよ...また、調べてみるけど…^^
で、赤血球だけが唯一、ブドウ糖だけしかエネルギー源として利用で気ならしい…そのわけは、無核細胞かつミトコンドリアも持たないので、ケトン体が利用できないから...ミトコンドリアがいっぱいある臓器はケトン体が利用できて、エネルギー源のATPが作れるわけ...脳、心臓、腎臓はケトン体が利用できるらしい…so…ミトコンドリアもいっぱいあるはずなのよ...エネルギーをいっぱい使う臓器としては、消化管もそうだから、きっとミトコンドリアがいっぱいありそうですが、腸管がもろにブドウ糖を使えるから,ケトン体を使うまでもないのかも知れません…
で、炭水化物ダイエットの肝は、この夜間の状態を一日中に拡張しようとする戦略!!
そうすれば、すぐにブドウ糖源がない故、内臓脂肪が分解され、痩せやすく、血糖値も高くならず、インスリン分泌の負荷も減り、高血糖、高インスリンによってもたらされる諸症状も回避されることになるってこと…理屈じゃん!!
これを別の方向から指示する報告があるんです☆
SGLT2阻害剤っていう薬があるのですが、これは、腎臓でのブドウ糖再吸収を司ってるトランスポーターがSGLT2で、そいつをブロックすることで人工的な腎性糖尿にするもので、つまりは、血中のブドウ糖をじゃじゃ漏れさせるわけ…これって、炭水化物ダイエットの状況に類似してますわよね?
「グルコースは、細胞膜上のトランスポーターにより、細胞内や細胞外へと輸送されていますが、 グルコースの輸送に関わるトランスポーターにはSGLTとGLUTの2種類があります。
SGLT:sodium glucose co-transporter(ナトリウム・グルコース共役輸送体)とはNa+/K+ATPaseによって形成されたナトリウム濃度勾配を利用し、ナトリウムやグルコース(ブドウ糖)といった栄養分を細胞内に取り込む細胞膜上のタンパク質です。 GLUT:glucose transporter(グルコース輸送体)とは主に細胞内外のグルコース濃度差にしたがって、輸送を行う細胞膜上のタンパク質です。」
血中のブドウとうちを下げることに関しては、インプットを減らす(炭水化物ダイエット)かアウトプットを増やすか(SGLT2阻害剤),両方の戦略を取るか…
実際、SGLT2阻害剤によって体重は減り、糖尿病によってもたらされる心血管の合併症の抑制効果が認められているようです...その理由の仮説の一つが、心臓がケトン体を利用してることによるのでは?というもの…ケトン体は障害された心筋で効率のよいATP産生源になるからではないかというもの…
体重が減るのは、内臓脂肪が活かされて糖新生に回されるからね☆
けっきょく、アメリカのように減量するためにSGLT2阻害剤を飲みながら、炭水化物を好きなだけ食べるという戦略か、そもそも炭水化物ダイエットを選ぶか...後者の方が自然に思えるわたしです ^^
しかも、カロリー制限の必要がなく、オリーブ油などの油+肉などのタンパク質+VitC源の野菜をたらふく食べれる炭水化物ダイエットってのは魅力的だし、画期的な食事療法に思えてきてます♪
いまの、糖尿病食のカロリー制限から、カロリー制限撤廃の炭水化物ダイエット食ってなんて魅力的♡
むかし、肝臓食で、レバーがいっぱい出てましたが、いまじゃ、Fe分が多いレバーなんてキン気になってしまってるという、コペルニクス的治療食の転回あるね ^^;
いまの食事治療が最善と思っているものが、逆効果だったりする可能性があることにも思いを馳せていたいものですね ^^
そうそう、レバーと言えば、1切れで動物性ビタミンA(レチノール) 10,000単位くらいも含まれているようで…!!
妊娠初期(0〜4Wくらい)は…ビタミンAは催奇形性があるため摂取必要量は0らしいですから、くれぐれも摂りすぎには注意しましょう!!
妊娠中にビタミンAを摂取しすぎるとダメといわれている理由
妊娠初期の栄養について
「ビタミンAには、動物性食品に含まれるレチノールと、緑黄色野菜に含まれ体内でビタミンAに変わるβ-カロテン(β-カロチンともいいます)があり、過剰摂取で問題になるのはレチノールです。β-カロテンは、ビタミンAの前駆物質であり、ビタミンAが不足すると必要な量だけがビタミンAに転換されるしくみなので、たとえ大量に食べてもビタミンAは過剰にならないので安全です。」
*そういうことにて...わたしも少し始めつつあるのです ^^;v
but...スーツが好きだからなぁ…^^;;
なんでも、自分との戦いあるね…Orz〜