チョコレートのポリフェノールは脳心疾患の予防効果が認められてるらしいのですが…
このあいだ、小球性貧血で受診された若い女性の方で、ふつうは生理に伴うFe欠乏性貧血が多いのですが、Fe正常…で、フェリチンとCuもチェックしましたが…まだ結果不明…Orz
話を聞いてると...チョコが大好きらしい!!
で…ひょっとしたら、Znの摂り過ぎによる、Cu欠乏性の貧血じゃないかいなぁと…Znも追加 ^^
ZnとCuとは吸収されるとき拮抗するらしいのよ…so…銅過剰症のウィルソン病のときZnを治療に使うわけ…
チョコにはZnもCuもリッチだったはず…
一般社団法人日本銅センター
チョコレートには銅が多く含まれていることをご存知ですか。
カリフォルニア大学の栄養学・内科学のカール・キーン教授の報告によれば「カカオ豆」には銅が豊富に含まれており、しかも幸いなことに、多くの銅は豆がココアやチョコレートに加工されても残存する」ということです。
銅はさまざまな食品に含まれていて、私たち人間は日常生活で知らないうちに銅を摂取しています。銅を多く含む食品には、穀類、木の実、干しぶどう、貝類、牛や豚など動物の肝臓、豆類などがあります。
アメリカ・ネブラスカ大学の栄養学者・応用栄養学者のナンシー・ベッツ氏は、「チョコレートをよく食べるアメリカ人は、銅の摂取量の約10%をチョコレートからとっている」と報告しています。チョコレートバーが好きなアメリカ人は、知らぬ間に銅も摂取していたということになります。
食品100g当たりの銅の含有量 単位:mg
牛肉(レバー)、干しえび:5
ピュアココア、チョコレート:4
しゃこ、ほたるいか:3
桜えび、えびの佃煮、いかの塩辛、カシューナッツ、フォアグラ、ごま:2
煎茶の茶葉、納豆、ゆば(生)、豆みそ、牡蠣(生)、豚肉(レバー)、うなぎ(きも)、あんこう(きも)、大正えび、伊勢えび、ずわいがに、いくら、あみの塩辛、しその実、松の実、中国栗:1 」
「男性ホルモンの形成に欠かせない亜鉛
チョコレートの中の成分に亜鉛が含まれていることはあまり知られていないかもしれません。しかしチョコレートの中には確かに亜鉛が含まれていることがわかっています。その亜鉛には男性ホルモンの形成に欠かせない栄養素として有名ですので覚えておいて下さい。男性ホルモンの形成を助けてくれるということは生きていく上でのエネルギー源の元である精力の回復に繋がることになりますね。
亜鉛の含有量は
チョコレートに含まれている亜鉛の含有量というのは一見少ないように思えますが、結構含まれていることがわかっています。
普通のミルクチョコレートで100g当たりだいたいい1.5mg含まれているといわれていますので、たとえて言うとこの量は日本人の主食である白米に含まれている亜鉛の量とほぼ同じだといえます。」
*してみると...大した量じゃないわけねぇ…^^;
亜鉛と銅の関係と食事
「血液中の亜鉛と銅のバランスを見てみると、どちらか一方が多くなることで、脳内の神経伝達物質バランスが崩れてしまうことにつながります。
亜鉛は「皮膚や粘膜の健康維持」や「神経伝達物質の合成」などたんぱく質の合成に必要不可欠なミネラルです。
亜鉛不足でおこる代表的な症状が味覚を感じにくくなることです。
亜鉛は、牡蠣、牛肉などの動物性の食材に多く含まれます。
また、「フィチン酸」を多く含む食品と一緒に摂ると亜鉛の吸収が妨げられるので注意が必要です。「フィチン酸」は未精製の穀物や豆類に多く含まれます。
◆フィチン酸が多く含まれる食材
大豆、玄米、トウモロコシ、ゴマ
フィチン酸は亜鉛や鉄などの必要なミネラルだけではなく、農薬や有害ミネラルも排出する解毒作用としての働きもあり、決して悪者ではないので、フィチン酸を多く含む食品を常食することだけは避けて、うまくバランスを考えて食べるように心がけていきましょう。
銅の主な働きは造血作用です。ヘモグロビンの構成成分である鉄を、銅が運搬して利用できるように働きかけます。
鉄が足りていても銅が不足している場合には、鉄が利用できないため、貧血になってしまいます。また、酵素の構成成分や活性酸素を除去するなどの働きもしています。
基本的には、日常の食生活で不足することはほとんどありません。銅は種実類、魚介類(えび・かに・いか)、牛レバー・動物の肝臓に多く含まれます。
亜鉛と銅のバランスは1対1が理想と言われています。私はおやつによくカシューナッツを食べていました。チョコレートも好きです。その影響かはわかりませんが、私の血液検査の亜鉛と銅のデータはこんな感じです。銅の数値がやや高めに出ています。そして亜鉛が低いですね。亜鉛と銅が多く含まれる食材は少し重複する食材(レバーや魚介類)もありますが、チョコやナッツが好きな人は、もしかすると「銅」が過剰になっているかもしれません。皆さんのお手持ちのデータで「亜鉛・銅バランス」を、確認してみてください。女性の方が「銅過剰」となる傾向が強いようです。それは、女性ホルモンの「エストロゲン」
銅不足の背景
「女性は生理期に入ると甘いものが欲しくなる人がたくさんいますが、中でも特にチョコレートをむさぼるように食べ始める女性が多いです。今回カウンセリングを行った女性もその1人でしたが、彼女の場合、生理期だけでなく、日常的にチョコレートをむさぼるチョコレートクレーバーでした。黙っていると一般的な板チョコを1日2枚はいってしまうそうです。症状には、朝から疲労感が募り、蒼白な顔色、足の浮腫みをふくむ貧血症状、生理不順、風邪をひきやすく長引くなどの報告がありました。知人の婦人科医のクリニックを受診するまでに、栄養療法を含むクリニックを数軒受診していたようで、その中のクリニックで、「シビアな貧血と副腎疲労を伴う低血糖」と言われ、鉄のサプリメント、高濃度のナイアシン、ビタミンC(週1回の点滴も)、プロテインを飲むように言われて3か月間継続していました。・・・では、なぜ彼女の銅が不足する原因になったのかですが、彼女の過去の生活状態をヒアリングしていくと、貧血だと言われた18年前から、独自判断で鉄のサプリメントと鉄の吸収を向上させるビタミンCを長期間摂っていたそうで、ここに最初の原因のポイントがあるように思えます。その後、3年前に受診した栄養療法のクリニックで出されたサプリメントとビタミンCの点滴の継続でさらに銅の吸収が阻害されたと思います。銅の働きの1つに体内の酸化の原因になるフリーラジカルの中和除去があります。一方、貧血の背景にある鉄の過剰な摂取は鉄自体がフリーラジカルになる可能性があるために、その除去に作用する銅の需要が常時高くなります。また、鉄の吸収を向上する作用があるビタミンCには、銅の吸収を阻害する作用が報告されていることから、この3−5年で彼女の体内の銅(活性型)のステータスが慢性的に低くなっていたのではないかと思います。・・・」
*そうか…ビタミンCの摂り過ぎもCuの吸収を阻害しちゃうのねぇ…^^
でも…Znの値が銅だったのか知りたかったなぁ…Orz
「亜鉛と吸収
亜鉛に限らずミネラル全体に言えることですが、食べるときにビタミンCやクエン酸、リンゴ酸などの酸性を示す栄養素と一緒に摂取すると吸収率が上がるのでおすすめです。
コーヒーは亜鉛の吸収を50%低下させます。コーヒーが好きな方は少なくとも飲む1時間前あるいは飲んだ2時間後に亜鉛を服用する方がいいかもしれません。ほかにも、加工食品に含まれているポリリン酸という成分は、亜鉛の吸収を阻害します。また、鉄やカルシウムと同様に、亜鉛は胃酸の分泌が落ちると吸収が低下します。
亜鉛の吸収を妨げるフィチン酸
フィチン酸は糠や豆類に多く含まれている成分で、亜鉛の吸収を阻害してしまうということがわかっています。また、カルシウムや食物繊維と同時に摂取することで、その作用はさらに強くなってしまうと考えられています。フィチン酸も食物繊維もカルシウムも、身体の健康に役立つ成分ではありますが、亜鉛不足を招く可能性もあるので、摂取の際には注意しましょう。
銅もバランスよく摂る
亜鉛をたくさん摂取すると、銅がうまく吸収されなくなる場合があります。銅はヘモグロビンの形成や酵素の材料にもなる大切なミネラルです。亜鉛を多く摂る場合には、医師に相談し十分な量の銅も摂取するようにしましょう。
アルコール依存症は亜鉛不足に注意?
上記で説明したように、亜鉛はアルコール脱水素酵素の酵素反応に関係しています。つまり、亜鉛は肝臓でアルコールを分解するときにも必要になるということです。アルコール依存症に限らず、アルコールを多量に飲む人は、亜鉛不足に注意しましょう。
亜鉛と鉄
鉄と亜鉛の水溶液を用いた場合、鉄は亜鉛の吸収を低下させますが、食物中に加えた鉄は亜鉛の吸収に影響を与えないようです。しかし、鉄剤投与は亜鉛の利用に影響を及ぼします。」
チョコの元でもあるココアの亜鉛の量も大したことないようね ^^;…(経腸栄養でCu欠乏予防には、ココアが使われますが…)
亜鉛の食べ物】ココアに含まれる亜鉛の含有量と1日の摂取量はココア何杯分?
「ココアは食材の中でも豊富に亜鉛が含まれている食べ物の一つで、純ココアの粉末には100g辺り7.0㎎の含有量となっています。しかしこれは糖分やミルクが足された状態では無く、ピュアココアの状態なので、実際に市場で製品として出回っているミルクココアの場合は、粉末100gあたり2.1㎎となっています。ただし、粉末ココア100gあたりで計算していますから、1杯あたりミルクココアで20gになります。するとココア1杯あたりの亜鉛の含有量は、0.42mgとなります。・・・1日の摂取量として推奨されているのは、成人男性の場合は15㎎、成人女性の場合は12mg程度となっています。この量は変更される場合も有りますが、現在では大体15㎎前後の値となっています。また、妊婦や、授乳婦の女性は、通常の成人女性よりも、より多くの亜鉛が必要となっています。例えば、成人男性が全てココアから亜鉛を摂取しようとする場合、大体24〜30杯飲まなければならないという計算になります。・・・通常、ココアは1日に2杯程度までにしておく方が良いとされているので、24杯も飲んでしまうと12倍の量を摂取している事になってしまいます。だから、全てをこれで摂取しようとするのではなく、肉や魚等の食材からも摂取しようとする方が、より効率的に、そして栄養バランスも整った状態で亜鉛を摂取する事が出来るようになります。」
*けっきょく...チョコの食べ過ぎで貧血になる可能性はなくはないと思われるけど…それよりもトータル的にCuの摂取不足/吸収不足ってことなのかもしれません...あくまで、この症例がCu欠乏症だったらの話ですけど…^^…Orz〜