より 引用 Orz〜
*ちなみに...インダシンが製造中止になったそうで、なんでも、それが特効薬という皮膚疾患ってのがあったのですねぇ...^^; でも、以下のような記載がありますから、臨床で困ることはなさそうですね ^^
無料でも参照できるようにして欲しいですね Orz...
「
- 好酸球性膿疱性毛包炎(eosinophilic pustular folliculitis: EPF)は、好酸球性小膿疱(外毛根鞘への好酸球浸潤)の多発を特徴とする疾患である。太藤重夫博士が1970年に提唱した日本発の疾患概念であり、太藤病としても知られる。
- 好酸球性膿疱性毛包炎は、強い?痒を伴い、再燃寛解を繰り返す慢性かつ難治性の炎症性皮膚疾患であり、顔面に好発する。
- 原因は、プロスタグランジンD2が好酸球を引き寄せるエオタキシンというケモカイン(化学遊走因子)を脂腺細胞から産生させることにあるという報告が近年なされた」
*PGD2が悪さしてるなら...インダシンに限らずCOX2を抑制するNSAID全般で聞いても良さそうに思うんだけど...?
「分子行動生物学部門の研究の原点は、シクロオキシゲナーゼ(COX)の作用により、生体膜に含まれるアラキドン酸から生成されるプロスタグランジン(PG)の研究から始まっています。その中でもPGD₂は、脳の主要なPGとして産生され、睡眠調節に重要な役割を果たしています。同時に、末梢組織の肥満細胞や免疫担当細胞においても活発に産生され、気管支喘息などのアレルギーや様々な炎症反応に関与しています。我々は、PGD合成酵素の構造解析、および、合成酵素やPGD₂受容体の遺伝子操作マウスの機能解析を進め、睡眠調節や炎症反応におけるPGD₂の役割の解明を目指しています。
PGD合成酵素には睡眠調節に関与するリポカリン型プロスタグランジンD合成酵素(L-PGDS)とアレルギーに関与する造血器型プロスタグランジンD合成酵素(H-PGDS)の2種類があり、我々はそれぞれの構造と機能について研究を進めています。これまでの睡眠覚醒のメカニズムの研究とともに、マウスの睡眠測定を応用した人間用の簡易型睡眠脳波測定装置の開発を行っています。また、組織損傷の進展と修復に関与するPGD₂の役割の解明を進め、現在、有効な治療法の全く無い、デュシェンヌ型筋ジストロフィーや多発性硬化症に対する、新たな病態進行の抑制方法や治療法の開発を目指した研究を進めています。」
「CRTH2 の発見 われわれは、Chemoattractant receptor-homologous molecule on Th2 cells (CRTH2: CD294) を発見しました。1990 年代後半、IgE 依存型アレルギーや液性免疫に関与しているヘルパー T 細胞の亜集団 Th2 細胞の解析をしていました。その過程で、この細胞に他のヘルパー T 細胞亜集団には発現していない未知の膜蛋白質が発現していることを見出しました。そのアミノ酸配列を既知の膜蛋白質と比較解析した結果、この分子は白血球に遊走を引き起こすケモアトラクタント (走化性因子) 受容体ファミリーと相同性が高いことがわかりました。このことから、この分子を CRTH2 と名付け 1999 年に報告しました1。さらにCRTH2は、2004 年の白血球分化抗原国際ワークショップで CD294 として登録されました。
CRTH2 はアレルギーに深く関与 CRTH2 は、発現細胞の解析よりアレルギー性炎症において重要な役割を担うことが示唆されました。発見後のさらなる解析により、CRTH2は Th2 細胞以外では好酸球および好塩基球で高発現していることがわかりました2。これらの細胞は、いずれもアレルギー性炎症の局所に集積し炎症の増悪に関与することが知られています。このことは、CRTH2 とアレルギー性炎症との関連を強く示唆し、さらにそのリガンドを探る糸口になりました。最近、アレルギー発症に重要な役割を持つ細胞として2型自然リンパ球(ILC2) が注目されています3。CRTH2はILC2にも発現し活性化に関与することからも、アレルギー性炎症と深い関連性が考えられています4。
PGD2受容体 われわれは、CRTH2 が肥満細胞から分泌されるプロスタグランジン D2 (PGD2) の受容体であることを解明しました。CRTH2 はケモアトラクタント受容体と相同性を持っているという特徴から、走化性因子としての活性を持った物質がCRTH2 に作用すると推察しました。また、その活性物質の産生細胞として、肥満細胞に注目しました。肥満細胞は、IgE 依存型アレルギーで中心的な働きをしている細胞であり、多様な炎症メディエーターを分泌する細胞です。われわれは、肥満細胞が分泌する産物のなかに、CRTH2 活性化物質が存在することを示し2、さらにこの物質がプロスタノイドと呼ばれる脂質メディエーターの 1 種の PGD2 であることを証明しましす5。」
*PGD2を抑制すると組織の炎症が抑えられるのか否かよくわからないけど...
ガンの抑制には寄与してるようですね...
NSAIDが大腸癌の発生を抑制するとも言われていることに合致してますね ^^
これで見ると、cox2選択制の低いインドメタシンがPGD2をより阻害することで、他のNSAIDに比べて好酸球性膿疱性毛包炎により有効なことが想像できますね ^^
アスピリン喘息に、まず安心して使える鎮痛剤として、アセトアミノフェンと塩基性鎮痛剤のソランタールが挙げられてたので...その機序を知りたくて調べたんだけど...前置きが長くなってしまった...^^;
*あまりよくわかっていないようですのねぇ...^^;
ま、普段使うことはレアですけど...^^
*アセトアミノフェンは脳内の視床下部でのPG産生を抑制して
発熱を抑えるようですね ^^
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