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■おくりびと■

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滝田洋二郎監督、本木雅弘、広末涼子、余貴美子、山崎努、笹野高史、吉行和子 ほか

 楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。

日曜の夜レイトで観ました。翌日休みとはいえ、すごい人。やっぱりモントリオールの影響なのかなぁ?

評判通りとっても良かった! 後半は涙涙・・・とってもキレイな涙を流せた。

人の死に関わる仕事ってたっくさんあると思うけど、できれば自分や自分に近い人には関わって欲しくない職業・・・というか世界っていうのは正直なところだと思う。

ざっと考えてみて・・・
警察・病院(病理)・刑務所・葬儀屋・住職・火葬場・・・など??
その中で、今回の納棺師という仕事があることは初めて知った。 
遺体を清めて棺に入れる仕事・・・。聞いただけではやっぱり私も拒否反応を起こすと思う。映画の中の広末涼子のように。
自分の夫がそんな仕事をしてる。 町で噂になってる。 毎日「死体」を触った手で私に触れる。「触らないで!!汚らわしい!!!」思わず出てしまった最悪の言葉も仕方がないことだと思う。
でも、それまでのいきさつや「納棺師」という仕事がどれだけ尊いものか観てきた観客には、そんな広末の行動のほうが、人として軽蔑する行動に見えてくる。 ・・・うまいなぁ〜。

脚本も素晴らしいけど、やっぱりなにより素晴らしいのがキャスト陣!! 誰一人無駄がない。

主役のモッくんは、チェロ奏者っていうプライドを捨て田舎に戻り、たまたま見つけた仕事が「納棺」という特殊な仕事。妻に正直に言えない後ろめたさを感じつつ、徐々にその仕事の尊さを感じホンモノになっていく。
その流れの微妙な心の変化を見事に演じきってて、素晴らしかった!! やっぱりうまいなぁ〜〜。コミカルな芝居もわざとらしくなくできるしね〜。
説明ビデオ用にはいてたデカオムツ姿は懐かしの「シコふんじゃった」を思い出す(笑) 完璧にかっこいいモッくんが情けない格好するから笑いが倍増するんだよね〜。あの情けない表情はいつ見てもナイス!!

そんなモッくんに黙ってついていく妻・・・広末涼子。 広末の場合好き嫌いはあるかもしれないけど、私は好きなほうなので今回も気持ちよく見れた。広末のうっすい顔が結構好き(笑)
なにも相談してくれない夫に不満はありつつも、やっぱり「好きだから」ついていく。 いーなー。(笑)  実際相談してもらえないほど寂しいことはないんだけどね〜、、。 怒らないから言ってごらんってw(誰に言ってるんだ)

そしてそして今回も流石の存在感だった、山崎努さん。 いわくありげな人物やらせたらピカイチだね〜〜。
奥さんを亡くして、自分で奥さんを清めお化粧をして、この職業を思いついた。 たった一人でやってきたけど、モッくんを見た瞬間に「キタっ!」と直感して即採用。 山崎さんらしいわ〜(笑)
でもたしかにこの職業はビジュアルって結構大切な気がする。 葬儀屋さんのように大勢でいっきにやる場合は関係ないけど。

最愛の人の最期を託すんだもん・・・やっぱり見た目美しい人のほうがいいな〜〜〜。 山崎さんにしてモッくんにしてもその所作の美しいこと!! 遺体を清める作業を見ててこんなに清らかな気持ちになれるなんて。
それは映画の中の遺族も同じ気持ち。 当然いろんな事情があるけど、突然家族が亡くなり複雑な心境で通夜を迎える。 そこに現れる「納棺師」 ほとんどの人が初めて見る光景。
それまでのいろいろな思いをすべて清めてもらうようなその仕事ぶりに、みんな穏やかな気持ちになっていく。 その流れがとっても説得力あって素晴らしい。


そのほかのキャストもみんな良かった〜。 社員の余貴美子さんも一見普通だけどやっぱり(?)複雑な事情を抱えてたし。流石の演技力!
ひょうひょうとした芝居なら日本一の大好きな笹野さんも流石!!(笑) また数シーンだけのゲストかなと思ったら結構い〜い役どころで。 「旅立ちのお手伝い」の仕事っていろいろあるのね。最後は泣かされました。

吉行和子さんや杉本哲太も良かった。
最後笹野さんの言葉を聞いて杉本哲太と一緒にボロ泣きしてしまったよぉ〜〜〜。

納棺師としての「仕事」としては日々訪れるものだけど、その家にとって、「最愛の家族の葬儀」は一生に一度。 その場に立ち会うんだからほんとに尊い仕事・・・。しみじみ感じた。

これから各国で上映されるようだけど、評判だけではなく、日本の作品として本当に内容の濃い誇れる作品でした。 

全編に流れるチェロの音色がまたとっても良かった・・・。 モッくんも実際にチェロの練習をして吹き替えなしで臨んだらしい。普段は照れておちゃらけてるけど努力の人なんだな〜。改めて見直しました(^-^)

オフィシャルサイト:http://www.okuribito.jp/

閉じる コメント(17)

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職場でもこの映画話題になってるよ〜 一緒に働いてる方は 旦那とご夫婦で見に行くらしい・・・割引になるからって!安くなるんだったら 旦那も使うって言ってました〜(笑)
納棺士って仕事が有るの知らなかったな!

2008/9/16(火) 午前 0:27 HAMU

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HAMUさん、夫婦で観に行けたらいいな〜って思う(^^)
私もこれ専属の仕事があるって知らなかったんだけど、ほんとに美しくて・・・。私もモックンにやって欲しい(笑)

2008/9/16(火) 午前 0:54 yasuyo

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モッくんのチェロが素晴らしい‥と感心して観てましたが吹き替えなしとは見事!!チェロはかなり難関ですし〜(友達にチェロ奏者がいるので‥)私は笹野さん!ですね〜最後の一言は号泣寸前でした‥死と生 別れと出会い を丁寧に描いていて心に残る作品になりました
そうそう、コチラでも大盛況☆でサッドヴァケイションの舞台挨拶以来人生2度目の¨ど真ん前¨で観ちゃいました(笑)

2008/9/16(火) 午前 1:40 [ うたた ]

うたたさん、最前列で見たのね!お疲れ様(^^)
笹野さん良かったね〜。『ありがとうな、また会おうな』で、ボロボロボロボローって涙が(T_T) なんて優しい顔なんだ… 死は次に行くためにくぐる門……そう思うと穏やかな気持ちになれるね。

2008/9/16(火) 午前 6:46 yasuyo

これ観たいです〜!
撮影したのがうちの地元付近(山形県庄内)なのです。
そして先月お祖母ちゃんが亡くなった時、同じようなことをしてくれた女性の方が来たんです。あの人が納棺師さんだったのかなぁと。
とても評判になってるので、早めに観に行きたいです。明日行けるかなぁ(^^ゞ

2008/9/16(火) 午後 5:52 ルゥ

ルゥさん、やっぱり近いんだ〜。ちょうど山形って聞いたばっかりだったから見ながらルゥさん思い出したよ(^^)
お〜 リアル納棺師さんがいらっしゃったのね。映画ではほんとに美しかったんだけど結構な重労働じゃない? 女性一人?それは大変そう…。
おばあちゃんも安らかに旅立たれたのね(^^)

2008/9/16(火) 午後 8:33 yasuyo

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モックン、いいお仕事したなぁ〜って感じだよね。
チェロ演奏に納棺技術までマスターしちゃって、頭が下がるわ。
あのキレイなマスクでコミカルな演技をするから尚笑えるよね。
そうそう、わざとらしくなく!
広末は・・・最初に登場したシーンの甘ったるい喋り方に一瞬ムッとしたんだけど・・・まあ許す(笑)
笹野さんはホントい〜い役だった!さすが名バイプレイヤー!

2008/9/16(火) 午後 11:37 Swan

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私もこの映画8月の上旬に特別試写会で見ましたよ〜。
山崎さんとモックンのやり取りが前半笑えましたが
泣ける映画でもありましたね。
数年前にお祖母ちゃんをなくしたとき儀式を見たので
かなりリアルに脳裏によみがえりました。

2008/9/17(水) 午前 10:12 [ sar*sar*5*3 ]

すわなぁ、モッくん、ほんとハマり役だったね〜。前回の映画『夜の上海』ではカリスマスタイリストで、主人公の女の子をメイクアップするシーンはまたセクシーでドキドキしたんだけどほんと手先が美しいよね〜♪
モッくん本人もエロティックで神聖だけど、実際は腰痛との闘いって(笑)重労働だよね〜。相手は動かない人間だもんね(^_^;
広末は演技はね、まぁね…(笑)
笹野さん良かった〜。助演男優賞候補には上がるかも(^-^)

2008/9/17(水) 午前 11:12 yasuyo

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今までこういうタイプの映画ってなかったから注目度がありますよねえ

2008/9/17(水) 午後 9:12 pur*g*ld17z

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シンさん、そうですね〜。映画「お葬式」も斬新で衝撃的でしたけど、また違ったパターンでよくできた作品ですね。
重いシーンを笑いに変えるのは山崎さんの得意分野ですね(^-^)

2008/9/17(水) 午後 11:25 yasuyo

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こんにちは。
「おくりびと」、とてもいい作品でしたね。
まさに本木雅弘さんの映画という感じですね。

2008/9/21(日) 午後 8:56 [ kemukemu ]

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kemukemuさん、こんにちわ。
ほんとにモックンの良さがすべて出ていましたね。今年一番の邦画かもしれません(^^)

2008/9/22(月) 午前 0:23 yasuyo

やっと観に行ってきました(^^ゞ
結局↑のコメントから半月経って・・・(笑)
いい映画でした。笑いもあり、美しい日本の様式美、それだけじゃない携わってる人の想い、、、海外でも評価されるのが日本人として嬉しいですよね。
お話も良かったけど、役者さんたちの力もすごく感じた作品でした。

2008/10/6(月) 午後 1:55 ルゥ

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ルゥさん、観たのねー♪ もう半月か(^^;
ほんと日本を代表して自信をもって海外に出せる作品だよね♪
モックンと笹野さんにブラッボー!!だね*^-^*

2008/10/6(月) 午後 9:46 yasuyo

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いい作品だった〜。初めてこんな職業があるのを知ったし、こういうのって大事だよなって思ったり。
笑いも泣きもある構成もキャストもよかった♪

2008/11/19(水) 午後 8:38 蚊取犬

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カトリヌヤ、ほんといい映画だったね〜。私も初めて知った。こんな尊い仕事があるなんて。普通は避けたがる仕事でも誠意を持って真剣に向き合えばこんなに美しい仕事になるんだね〜。
重いテーマを明るくさらっと描いてしっかり泣かせて・・すばらしい!!

2008/11/19(水) 午後 11:37 yasuyo

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