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キャスト ユン・チョウォン (チョ・スンウ) チョウォンの母親(キム・ミスク) チョウォンの弟(ペク・ソンヒョン) コーチ(イ・ギヨン) チョウォンの父親(アン・ネサン) <ストーリー> 5歳の心を持つ20歳のチョウォンは、"走り"の才能だけはピカイチ。母親のキョンスクはチョウォンから目が離せず、息子より一日だけ長生きしたいと願っている。 何とか長所を伸ばしたいキョンスクは、かつての有名ランナーで、今は飲んだくれのチョンウクにコーチを依頼し、42.195キロのフルマラソン参加に向けトレーニングを開始した。 キョンスクとチョンウクはマラソン参加をめぐって対立するが、チョウォンの天使のような純真さと走ることへのひたむきさは周囲の人々の心を解きほぐし、やがて笑顔の輪が広がってゆく...。 しかしある日、キョンスクの隠された秘密が明らかになる―――。 いやー泣いたねぇ。もともとよく泣くほうだけど、今回は久々に号泣三昧。 一度涙が出ると、もうなんでもないシーンでもすぐ涙があふれてくる・・・。 幸い、席が最後列で同じ列には他に誰もいなかったので、誰に遠慮することもなくワンワン号泣してしまった。今思い出したけでも涙がじわーっと(;_;) まぁこういう実話に基づくヒューマンドラマって、感動がつきものだけど、なによりもチョウォン役のチョ・スンウの演技力にあっぱれ (o^∇^o)ノ いやー素晴らしい!今、韓国であらゆる賞を総なめにしてるようだけど当然の話。まず、演技とは思えないもん。チョ・スンウのことを知らなければ、本当に自閉症の人なのかと思うほど。私は「ラブストーリー」を見てたので一応知ってたけど。ちょっと草なぎ剛に似てて、親近感わくんだけどw 「レインマン」のダスティン・ホフマン「フォレスト・ガンプ」のトム・ハンクス そして、今回のチョ・スンウ・・・映画史上に残る名演技だわ。きっと全世界で話題になるだろうな。 実際、フルマラソンを走ってる途中の映像は、「フォレスト・ガンプ」を彷彿させるような演出だった。 「フォレスト・ガンプ」もそうだけど、初めは周りは‘障害者’としてしか見ていなくて、接し方が分からずとまどったり見放したりするんだけど、その心の純粋さに触れ、みんなの心が洗われて素直な気持ちになっていく過程が気持ちいい。 現実は決してきれい事ばかりではない。数日間過ごしただけの他人に本当の大変さなんて分かるワケない。 ・・・誰よりも息子を愛し、自分の生活・人生すべてを息子のために注いできた母親。 息子の幸せのために・・・と信じてやってきたことを「親のエゴだ。」と言われた気持ち・・・想像を絶する衝撃だろうな。。 今まで自分がやってきたことは、すべて自分のエゴだったのか。 本当は死ぬほど辛くて走りたくないのに、捨てられたくない一心で、楽しいフリをしてただけなのか。 「チョウォンは普通じゃない。」・・・他人に言われると全否定してきたのに、誰よりもそう思ってきたのは母親、自分自身だったと気づかされる瞬間。 「20年間罰を受けてる気持ち分かりますか?」思わず出てしまった本音。。哀しい。 「つらいって言ってはダメ。楽しいでしょ?チョウォン。」 20年間息子にたたきこんできた教え。 母に言われたことを素直に信じ実行するチョウォン。自分の意志とは関係なく。 自閉症の子は、感情の表現ができない。 物の概念がない。・・・人に食べ物をもらったからお返しに自分の物をあげる という考えはない。 飲酒運転の罰則でボランティアに来た、元マラソン選手のソン・チョンウク。チョウォンのコーチを依頼されたが気が乗らない。適当に「10周走れ。30周走れ。100周走れ。」と指示を出し、自分はサボリ放題。 それでも毎朝コーチが来るのをチョウォンは楽しみに待っていた。 きっと純粋に「大好きな走ること」をさせてくれるコーチが大好きだったんだろうな。。 いろいろあって、初めて一緒に走り心が通い合ったとき、今まで絶対に自分の物をあげようとしなかったチョウォンが、息を切らして横たわってるコーチに、黙って自分の水を差し出す・・・。 あと、注目なのがチョウォンの弟役のペク・ソンヒョンくん。 顔を見た瞬間「あ!」っと。「天国の階段」でソンジュの子供時代をやった子。まー大きくなって(^-^)可愛い〜〜。 自閉症の兄を持つ複雑な思春期の弟をよく演じてた。 障害のある子を持つ家庭って、どーしても親の思いや労力が障害者に集まってしまう。大変だし仕方ないのは分かるけど、自分のことも少しは考えて欲しい。自分の辛さは誰にも分かってもらえない。 「母さんは、兄さんの気持ちは分かるだろ?じゃー僕は?僕の気持ちなんて分からないだろ!!」 あー、、、つらいねぇ、、。母も周りの家族も。 そうは言っても笑えるポイントは随所にある。 それはすべてチョ・スンウの演技力によるものだけど。まさに泣き笑い。笑い泣き。 シマウマが大好きで「野生の動物」という番組を見るのを何より楽しみにしているチョウォン。 アフリカにある、原始以来人類が足を踏み入れたことがないという野生動物の天国「セレンゲティ国立公園」。 そこでは野生動物が自由に生活をしている。 野生で生き残っていく方法を母親は子供に教える・・・チョウォンと母親の人生にリンクする。 ひとつひとつの細かいシーンがあとに続く前フリになってる。それも自然な形で。 自閉症が描かれるときの特徴に、人並みはずれたズバ抜けた「記憶力」がよくでてくる。 ダスティン・ホフマンは、数字に対して天才的だったけど、チョウォンは違う。 自分が興味を持っていることのみ使われる感じ。 でも、幼かったあのとき、あの瞬間の悲しい記憶はずっと残っていた・・・。 とにかく、一瞬たりとも目が離せない。 泣き止んだと思ったらまた涙があふれる・・・この繰り返し。 本編終了後、場内が明るくなる前に脱出。トイレに駆け込み顔を直す。 とにかく泣きはらして目も鼻も真っ赤っ赤 ヽ(´ー`)丿 ・・・難しいことは考えず、ただ泣きたい、感動したい人に超お勧めです。
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