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ここんとこ怒涛の雑誌攻撃で、オダギリファンはてんてこ舞いな日々を送っております(^-^;
まぁ「蟲師/大友克洋」「東京タワー」という2大作品が公開目前なので当たり前といえば当たり前なんだけど・・・。
ちょっと前までの私なら、見境なく買い漁ってたところなんですがー、今はそういうワケにも行かず、立ち読みで吟味してw、「これは!」というモノだけお持ち帰りしております(お金は払ってますw)。
で、昨日発売されたSWICH!!!! いや〜〜〜すごい内容でした。
「東京タワー」の出演依頼が来たとき、オダギリは断ったらしい。
なぜなら、作品の中のオカンとボクの関係が、あまりにもオダギリ自身に似ていたから。
そして、話が来たとき、実際のオダギリのお母様も病気(ガンではない)で入院されていたらしい。
そんな状態のときに、客観的に「ボク」を演じる自信がない。
この作品を演じることで実際の母親も同じようになるんじゃないかと怖かった。
もしも母の最期を看取ることになったとき、笑顔で送ろうと思っているのに、映画を撮ることによって、本当は(自分が)あんな風になってしまうということを母親に見せてしまうことになる。
それでも監督やプロデューサーから「オダギリさんじゃないとダメだ。」と何度も言われたらしい。
その度に断り続けてきた。
そんなある日病院に見舞いに行くと、母親が「東京タワー」を読んでいた。
そして、「今この映画の出演を依頼されてるんだけど、断るつもり。」という話をしたんだそう。
すると、数日後お母様から「出演を受けて欲しい。」と言われたらしい。
お母様は自分のことを気遣って出演を断ってるんだということを分かってたのだろうと。
それで、親孝行のつもりで、この作品に出演することを決めたらしい。
もしかしたら、母親に最後に贈れるものかもしれないという相当な覚悟を持って。
(実際には、撮影が始まる頃には回復し退院されたらしい)
・・・そーんなに深い想いがあったなんて・・(T-T)
で、いざ撮影に入ってみると、樹木希林さんの圧倒的な存在感に、実の母親のことを思い出す暇もないほど、どっぷり「オカン」の世界に浸れたと。
いい話だぁ・・・(;_;)
さらに、「母親と息子の話」をがっちり演れたら、役者を辞めようと思っていた・・という話も。
それは役者をはじめた頃から決めていたことで、それがこんなに早く来るとは思ってなかったと。
あと、「邦画バブル」と言われている現在の日本映画の状況について、オダギリ自身の気持ちも。
初主演作品「アカルイミライ」の頃は、インディペンデントな作品が広がり始めたとてもいい時期。
自分は良くも悪くもちょうどその波に乗れた。今はメジャーに押されている感じが否めない。
最近とくに運命を感じる。自分とインディペンデント、時代の流れに。
30歳になって、そろそろ役者を辞めてもいいかな〜と思い始めた時期に「絶対にやりたい。」という脚本が来なくなった。
役者というのは、求められて初めて成立する職業なので、日本映画をめぐる社会がもしそういう状況にあるのなら、やっぱり求められなくなっていくと思う。
それを敏感に察知して自分の表現の場所を変えるのか・・。
自分のやるべきことを、いまの社会に重ねてちゃんと見つけるということが必要な時期かもしれない。
自分の思いとして、母親が死んだときに最後に(母と子というテーマを)もう一度演じてみたいなと思っている。
ただ「東京タワー」を越える母と子のテーマがあるのかどうかは分からない。と。
ふぅー。本当にいろいろなことを考えてるんだなぁ・・と改めてじーん。。
いろいろな「表現」の場はあると思うけど、できればまだしばらくは私達の目に触れる場所で活躍してもらいたいな・・・と思ってます。
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