散歩者

政治・経済・科学技術・古代史・美術・音楽及び日常について書きます。

政治・社会・ニュース

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 次のページ ]

830日に新総理になった野田氏が行った党人事には、始め驚かされた。幹事長が輿石氏で政策調査会長に前原氏そして国会対策委員長に平野氏を選んだ。一見挙党体制確立のため小沢・鳩山連合を丸々取り込み妥協に妥協を重ねるのかと思った。
 
しかし、よく考えると幹事長や国会対策委員長は、野党との交渉の最前線であり、野党との関係をこじらせれば、ねじれ国会では政権運営が立ち行かなくなることは、目に見えている。小沢氏に近いグループは三党合意には否定的だ。更に小沢氏の処分も見直したい意向だ。(代表選挙での海江田氏の発言を見れば明らかだ。)
 
ところで、菅政権は、最初から野党との関係で政権運営がうまくいかなかったために、政治は停滞気味だったといわれる。菅元総理自身が、不用意な言動で野党を刺激し関係をこじらせたことも原因の一つだ。さらに菅政権では、執行部を反小沢グループで固めた為、小沢・鳩山グループが党内野党となり、政権の足を引っ張った。内閣不信任案に同調しようという小沢派の組織的動きも出て、党内分裂の危機さえあった。このような状況では、政権運営もうまくいくはずがない。小沢氏は選挙期間中でも菅政権の執行部を公然と批判していた。これは、戦争中に味方に後ろから撃たれるのと同じ程異様な出来事だと思った。
 
菅政権の時に、小沢グループ排除に動いた理由は、菅政権の前の段階の、鳩山・小沢コンビのときに、幹事長の小沢氏が党の財政も人事権も握り、小沢氏の息のかかった新人議員を大量当選させ小沢氏の勢力を大きくしたという思いが、根底にあったのかもしれない。その結果、民主党の国会議員の構成が世論の方向とねじれている(世論調査では小沢氏を支持しない人が多い)のも、このあたりが原因なのだろう。さらに鳩山内閣での小沢幹事長による、幹事長室への陳情の一元化や、利益誘導体質(過去の選挙協力への姿勢を予算付けに絡ませる等)が明るみになり、クリーンでないと批判を浴びていたことも影響したかもしれない。
 
こうした対立は、先日の代表選挙まで続きたが、反小沢グループの野田氏が新代表に選ばれた。野田代表が前執行部と似た構図になれば菅政権と同様の党運営になるだろう。しかし野田氏は輿石氏を幹事長にした。実は菅執行部の岡田幹事長の間に、党財政の運用の体系が、小沢幹事長時代の反省から選挙や政治活動資金等の運用が透明化され、誰が幹事長をやってもある程度、党資金の運用が公平に進められる体制になっているのではないかといわれている。したがって政治や選挙活動で親小沢、反小沢で扱いが異なることはなくなるので、財政運用面では余り心配ないという。(小沢幹事長時代は、党本部から党支部への政治資金配布について党内で問題になっていた。)
 
輿石氏が幹事長になると、輿石氏が小沢・鳩山グループの意を汲んだ党運営をするだろうから、小沢・鳩山グループは執行部に対し異論は出せなくなる。更に前執行部と野党との合意事項は、公党間の約束として尊重される。現に今日輿石幹事長は、自民党との会談で三党合意の履行を約束している。その中には民主党のマニフェストに絡んだ、問題もある。前執行部は小沢・鳩山グループから、激しい批判を受けていた。それが新執行部でどのようになるか注目される。
 
国会対策委員長になった平野氏も同様のことが言える。野党との折衝で妥協しなければならないことも多くある。その中には小沢・鳩山グループの意に沿わないこともいろいろ出てくるだろうが、平野氏が執行部でいる以上批判は出来ない。幹事長ポストも国会対策委員長ポストも外部要因で大きく動きを制約されるのだ。同時に公党間の関係により、前執行部と野党との約束にも拘束されるので小沢・鳩山グループの言うような初期マニフェストの厳守の主張については、野党との関係で問題が多くなりグループ内では自己矛盾に悩まされるかもしれない。
 
ところが、政策決定の中心となる政策調査会長には前原氏が就任した。当然のことながら民主党でのマニフェストを含む政策議論の主導権を握ることになる。政策立案段階では、外部の影響を受けることは少ない。政策は政党にとって最も重要で、政策実現が政党存在目的そのものであることは言うまでもない。
 
このように見てくると、野田新総理は、名を捨て実をとった、したたかで、うまい執行部人事をしたのかもしれない。

小沢問題と民意の変化

ここ数日、小沢幹事長の土地購入問題に対するマスコミの扱いが変化し始めたように感じら
れる。石川議員の元秘書の話が出てきたからだ。東京地検特捜部が捜査しているのも彼が
上申書という公的文書を地検に出し、書庫書類や録音資料も地検に提出していることが背景
にあるのかも知れない。

ニュースでも報じられているように、この秘書は参議院選挙に出馬するつもりでいたのを、拒否
された事が、情報リークの背景にあるのも事実で、完全に信用は出来ない。更にゼネコ
ンの幹部が、五千万円を小沢氏側に渡したと取り調べで供述しているという。

こうした具体的な話がある以上、いくら事実上の最高権力者といえ、東京地検特捜部は小沢
氏の政治資金の流れに疑念を持ち、土地購入資金とゼネコンの関係について疑いを持ち捜査
を進めていかざるを得ないだろう。そういう意味で東京地検特捜部の信念に敬意を表した
いし、今後土地購入や政治資金の流れに問題があったのか無かったのか、解明されることを
大いに期待したい。

この問題に関して、報道でも言われるように、単純な疑問が存在する。まず問題が無いの
なら、なぜ地検の事情聴取に応じないのか。自民党も指摘するように忙しいといいながら
碁を打つなんて世間の常識では考えられない。何様と思っているのか。傲慢な権力者の感じ
がする。政治資金を、土地取引に流用していいのか。又それに絡むお金の流れがどうして
非常に複雑なのか。

今後更に詳細な情報が出るにつれ、国民のこの問題に対しての見方が変化するだろう。今ま
では記載上の形式犯に近い問題だといわれてきた。しかし最近の具体的な情報が、万一事実
とすれば、書類記載上の問題ではなく、過去の汚職問題と同等の重大な話となる。疑惑が
事実の場合国民の反応はどう変化するだろうか。

確かに、小沢氏のおかげで民主党は政権与党になった。指導力もすばらしい。さらに裏も表
も知り尽くし、戦略戦術にも長けている。民主党にとってかけがえの無い人材だ。だからと
言って民主党がこの件の成り行きを見守っていていいのだろうか。

ここ数日報道機関の姿勢や論調は変化している。国民も日々変化するこの件の情報に関心を
持っており、事件の流れにより世論は一気に変化する可能性がある。問題が無いのなら洗い
ざらい説明すればこの問題はなくなるのだ。逆に問題を隠しかばい続ければ、国民はそれな
り判断をするだろう。

例えば「国会での参考人招致が民主党を貶める為に企てられている」といった発言があった
が、国民から見ればおかしな話だ。問題が無ければすべてオープンにすべきだ。やましい
ところがあるから参考人や証人招致と拒否するのだろう。これは野党時代の民主党がよく
要求していたことだ。民主党も与党ボケが始まり民意の動向に鈍感になったのか。もしそう
なら国民は、この夏敏感に反応するに違いない。

この件に関してのこの話は単純で、やましいところが無ければ小沢氏は証人喚問でも参考人
招致でも受け、検察の事情聴取にも応ずるべきでしょう。そうすれば国民の民主党や小沢さん
に対する高感度は飛躍的に上がるのではないだろうか。

政治資金問題と民主党

1月13日の名古屋での挨拶で小沢幹事長は、自身の政治献金問題で「国民は理解して民主党
を支持した」という意味の発言をしているが、多くの国民は小沢氏の政治資金問題に理解を
示し民主党に投票したわけでなく、自民党よりはましだろう、もっとしがらみの無いクリー
ンな政治になるだろう、と思って投票した人が多かった。それは世論調査を見ても明らかで
ある。二人の政治資金問題に関しては、多くの国民は納得していない事を忘れてもらっては
困る。

小沢氏の政治資金問題に関しては、やましいところが無ければ、なぜ検察に協力し説明しな
いのか、大多数の国民はそう思っているだろう。マスコミや国民は不審に思っている。
更に、なぜ不動産取引と政治資金が関係するのかという問題と、過去からの政治資金の
不透明な流れは、この件の本質的問題で明らかにされる必要がある。本当に問題が無ければ、
時間がかかってもすべての関連資料を公開すればよいことだ。

しかし、この件に関しマスコミから伝えられる詳細な情報が本当と仮定すれば、便宜供与の
疑いもある非常に重大な問題で、大きな政局となりうる話だ。例えば、.石川議員の秘書が
公に語っているのが万一事実であれば、その周辺の人達は犯罪の認識があったように聴こえ
る。こうした点も、明確に説明する必要がある。(自民党がこの件で、当事者を呼んで勉強会
をしているので、国会で大きな議論になるのだろう。)

民主党はこの件に関し何の動きも無い。総理もこのまま行くといっている。総理は小沢幹事
長の方向だけを見ていて、国民の方向を向いていないように見える。そこには民主党と国民
の関係すら感じられない。いまや小沢幹事長=民主党の感もする。党としての機関決定や
合意形成システムは無いのだろうか。(自民党もこの点をよく指摘している。)このような
方向性は、民意を甘く見ているのではないかと思える。主人公は国民といいながら、党利
党略を考え民主党・小沢幹事長体制維持を中心に民主党が動いているようにも感じられる。
外部から見ると党の結束とは違う形に見える。(機関決定を中心とした民主的自主的組織体
でなく、ボスを中心としたカリスマ性に頼った組織体)

今の、総理の反応や、党関係者が動いていないことを見れば、この件に対する危機感は乏し
いようだ。私は国民の目は厳しくなると予想している。国民は、小沢幹事長が検察の事情
聴取に応じない事や、マスコミから伝わってくる事件の詳細な情報から、たとえ立件され
なくても自浄努力を果たせない民主党に、開かれた党とはかけ離れた、過去の政党と同じ
体質のダークな印象を持つであろう。

民意は急速に変化する。早急に党務の体制を臨時体制にシフトして幹事長代行体制で自浄
努力をし、出来る限り今の状況を明らかにして国民に清潔な党の姿勢を見せるべきと思う。
もし小沢幹事長に事件性が無かったり、法に触れても形式的な軽微なものであれば、幹事長
はもとに復帰すればよい。そのような自浄努力、透明性のある対応により党への信頼は高ま
ると思う。

現状のままでは予算審議への影響は避けられないし、多分事件の伸展により国民の民主党
への信頼も大きく損なわれていくだろう。この機に乗じ自民党に代わる政党が出来るよう
な政界再編でも起きると、参議院選挙では民主党は国民の批判を実感することになるかも
しれない。せっかく新しい政治体制が構築され始めたのだから、これをつぶすことなく
民主党が全力を挙げてこの危機に立ち向かい自浄努力を示してもらいたいものだ。さも
なければ今までの努力は水泡に帰するかもしれない可能性があると危惧している。

鳩山総理の献金問題

垢まみれの汚れた金をもらって、密室で暗躍したり、影響力を行使した過去の政権の古い政治家達と比較すると、問題はあっても罪の程度や実害は、桁外れに違います。

こうした問題は本質を見て議論しないと、批判の為の批判になり、本質を見誤ります。
マスコミも、本質をどれだけ捉えて報道しているのか力量が分ります。

次の国会で、大きな問題を置いておいて、このような形式犯に近い問題で堂々巡りするようなら、野党の存在価値が問われます。

鳩山総理は、管理責任が不十分で、額も大きいし税金の問題もあり、次期国会で行われるであろう野党からの責任追及で改めて陳謝してわが身を正した上で、識者も言うように、多くの議員が同様の問題を抱えているといわれる親族からの支援について、政治資金規正法を改正すべきと思います。

民主党のアキレス腱

民主党政権と党の関係が国民に分りにくくなっている。
最近小沢幹事長のカリスマ性が目立つようになってきている感じ
を持っているのは考えすぎだろうか。
まるで総理候補を面接で決定した自民党の幹事長時代のような
感じを受ける。
確かに党は、決定事項に沿ってきっちりと束ねていくことは
必要だ。
しかし、マスコミを通じて小沢さんに関連して、気になる
いろんな情報が伝わってくる。

そのような情報から、我々は、小沢さんの嗜好で人事が大きく
影響され、小沢さんに批判的な又は距離を置く人は、冷遇され
能力や過去の経験を生かされなかったり、小沢さんの側近や
仲良の良い人達だけで民主党を運営しているように映るのだ。
これはマスコミ報道が悪いのか?
このような、民主党の意思決定状態が続けば、早晩国民の支持
を失うとような気がする。

多様な考えがあり自由闊達な意見がある組織は成長する。
幸い小沢さんから距離を置く人で、優秀な人達の多くは政府に
多く入っているので、党内のごたごたは起こらなくて済んで
いるが、民主党内に権威主義がはびこったり、常に小沢さんの
顔色を伺わないと物事が決まらなくなると、国民は民主党に
対し批判的になるだろう。

野党もそれは、確実に狙っていると思う。
民主党内で情報公開が無くなり、昔の自民党のような密室政治
をしたり、風通しが悪くなって、暗い・非民主主義的政党に
なるかどうか国民は見守っている。
国民は、今の民主党を選んだのであって、民主党と一緒に
心中することはない。
国民は積極的に声を上げなくても黙って投票で意志を示す。

国民は政府の政策に、協力はするけれど政策決定の過程が
不透明で党の実力者の裁量が中心になって決定されるような、
分りにくい意志決定構造になれば、そのような党は信頼を失い
次は野党に政権をゆだねるようになるのは、議会制民主主義
では当然の帰結だ。

このような事態を防ぐには、党内民主主義を確立し、機関決定
をまもり、実力者であっても党内ルールに従って意思決定をする。
こうした当たり前のことが、きっちりと行われることが必要だ。
(これはあらゆる組織に共通の問題だ。)
実力者の意見だけが尊重される、又はカリスマ化しているのは、
組織的の構成員が、古い前近代的体質や意識を引きずっている
からではないか。
(企業で言えば、町工場と大企業の組織管理や意識の差)

民主党は、政権のほうは近代化を図っているが、党に関しては
マスコミ情報をとおしてみると、前近代的体質のように感じられる。
選挙も、小沢氏頼りのどぶ板選挙で突き進もうとしているが
ほんとにそれだけでいいのか。
例えば、活動面では、政党支部組織の確立やネット上での
発信力を強化し、組織的に国民に訴えかけたり、情報収集能力を
強化し、党員が生活圏や事業所・福祉・教育等あらゆる現場の
政治・行政絡みのニーズを吸収し党に報告し、政策にいかしたり、
党内シンクタンクを形成強化したりといった様々な方策が考え
られる。(すでに計画や実施をしているとは思うが)

組織人事面では、小沢氏の卓越した指導力を活かしつつ、
党内の風通しをよくすること。
各議員で能力ある議員については、専門能力を政権運営や
党活動に活かし、新人は教育研修や党務を通じ勉強を重ね
各議員の能力を最大限引き出しつつ、実務に利用すること。
こうしたことは、すでに始めているとは思うが、すべての構成員が
最大限の能力を発揮できる組織を実現することで、国民の期待
に、より応えられる党になると思う。

今のところ民主党政権は、よく頑張っていると思うし、
国民の期待や評価も高い。
しかし、党運営と、党と政府の関係は、理解しにくく、上記の
ことはマスコミでも話題になっている。
共産主義国のように、党の特定の幹部が絶対的権力を握り
後ろで国を操るような政権にならぬよう、見守りたい。

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 次のページ ]


.
ただお
ただお
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索 検索

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事