散歩者

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美術・工芸

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たてのかよ作品展

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先週の土曜日「たてのかよ絵画展」に行った。
奈良県生駒市にあるギャラリーAMI ROROで開催して
いた。
駅から紅葉が美しい住宅街の緑の緑道を歩くこと20分余り。
途中にはシジュウカラやエナガらしいカラ類の混群がチーチー
とかわいい声で鳴き交わしながら飛び交っていた。

このギャラリーは美術作家のKさんが運営していて、お気に
入りの作家だけ、たまに企画展をするらしい。
住宅地なので、ほとんどが招待客だ。
Kさんも、たてのさんもギャラリーくるせで個展をした。

たてのさんは、子育て中で忙しい合間を縫って作品作りをして
きた。
作品は上に示したとおりで小さいものが多い。
子供の絵のような感じだ。
美大卒業の頃は、ゲイジュツを意識していた。
今は描きたいように描くという。
実は、コレが難しいそうだ。(多くの作家から聞いた。)
絵の得意な人は、写実の方が楽なのだ。
先日有名な絵本作家を特集した番組があったが、そのとき彼は
いかに子供の心になるかで苦労している、と言っていた。
それ程自由に書くのは簡単なようで難しいらしい。
彼女の作品が今後どのような方向に進むのか、期待したい。

会場には彼女のお子さんも含め何組かの幼児とお母さんが来て
とても賑やかだった。
夕方から、打ち上げパーティーとなった。
K氏から、前回同様手作りの料理を出していただき、アットホ
ームな展覧会となった。
夫の岡田氏は海月文庫の時と同様、得意とするボブディランや
ウッディーガスリーの曲や更に前の世代の歌手の曲を弾き語り
し始めた。
ハーモニカも冴えていた。(ロックや1900年前半のフォー
ク等については、全く知識がないし曲も聴いてないので、コメ
ントできない。)
楽しい余韻を持って家に帰ることが出来た。

旗谷吉員展

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ギャラリーかのこで旗谷吉員展があったので出かけた。

同じ時に、新しく出来たビジネスクリエイターが集まる、
新事業創出CAFE HitHit-Gallery
(大阪市中央区南久宝寺町4丁目5−15
ニューライフ御堂筋本町1F)
で、忘年会(低料金)があったのだが、落ちこぼれ創業者に
お金の余裕は無く参加しなかった。

知り合いの作家もよく「かのこ」でしていたが、まだ行った
ことはなかった。
場所を勘違いして道頓堀の方をさがしていたが、地図をよく見
直すと日本橋の近くなので引き返す。
千日前道頓堀界隈は、大阪一の繁華街の一つで、週末で更に
忘年会関係の人が重なってごった返していた。
さすが自転車は、乗っては動けず、人ごみを避けるため南下し
千日前通りへ出て人の波を避けつつ東の日本橋(国立文楽劇場
の西)の交差点へ。
手前の筋を北上する。
一気に人は減り、怪しげな風俗関係の案内所が林立する。
警察の指導が厳しくなったのか、以前のような派手ないかが
わしい下着姿の女性のポスターは姿を消し、テーブルと椅子が
あるだけの殺風景の案内所になっていた。

そした路地の一角にぎゃらりかのこを見つけた。
古い民家を改造してある。
古いガラス張りの引き戸をガラガラと開けて入るとると
1Fに画廊編と小さな事務スペースがあり、事務所前に 2Fの和室
に上がる階段があった。
一階はそのまま入れる。
女性作家の版画をしていた。
楽しい作品だ。

11月は、元具体美術の堀尾貞治氏の展覧会をしていたそうだ。
私もギャラーをしていた時に、堀尾さんがそんな有名な方とは
知らず、知人の画家から紹介を受け電話で展覧会をお願いし、
開催していただいたことがある。
当時は、作家仲間の親分的な人かなと思っていた。
(当時「具体美術協会」のことも理解していなかった。)
画集を見れば分るが年末年始以外ほとんど日本全国どこかで
個展又はグループ展をされており、国内や海外の美術館でも
企画展が開催されて高く評価されている。

靴を脱いで少し磨り減った木の階段を2階へ。
畳敷きの端正な日本間だ。
旗谷氏展示スペースの環境を意識して計算して作品を制作している。
作品はエロスをテーマとしており写真は出せない。
コラージュやペイントをミックスした作品や、遊びを兼ねた
造形が展示されていた。
数点は、名画をコラージュで構成した作品だった。
今回はテーマどおりの和事の意識がよく出ていた。

表現と猥褻の垣根は難しい問題だ。
日本のほとんどの浮世絵作家は春画を描いていたし、巨匠の
作家もきわどい作品を多く残している。
ピカソも晩年多くのエロスシリーズを残しているし、
デュシャンの最後の秘密の未公開の覗きの作品は議論を呼んだ。
芸術作品とエロ本とは違う。
作品にはエロスに込められた表現したいメッセージがある。
エロ本やDVDは、動物的情欲だけである。

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昨日は京都のアートスペース東山で行われていた「のしてんてん北藪和夫
作品展」に出かけた。
自宅を出て京都の京阪三条まで1時間半もかからない、うまくいく
と1時間ちょっとで行くことが出来る。
昔は休日には、京都の画廊もよく行ったし国立近代美術館や、
京都市美術館にも行った。それ以外北山や東山の山歩きやお寺
めぐり、その他クラシック喫茶に行く等で、毎週と言ってよい
ほど京都に出かけていたが、近年はめったに行かない。

久しぶりの京都なので画廊めぐりと思っていたが、自炊している為
思わぬ準備に手間取り、北藪和夫展に行って帰るだけのお出かけに
なった。
京阪三条から西に神宮道方向へ向かう、途中に疎水から分岐した
美しい白川があり、お気に入りの場所だ。
京都の街路樹は赤く紅葉し美しかった。

北藪氏は、国内トップレベルの現代美術コンクールに多数入選入賞
しており実力は高く評価されている。
作品はほとんどが、モノトーンでしかも鉛筆が多い。
北藪氏の略歴や作品の詳細は下記の北藪氏のHP を参照されたい。
美術に興味ある人、絵を始めたい人は必見。(初心者講座付)
http://www.eonet.ne.jp/~nositenten/

会場のアートスペース東山では、北藪氏の新作が展示されていた。
実物を見ないと作品の持つ迫力や奥行きが分らないが、パソコン
画像を見て想像されたい。
今回は作品と同じモチーフを焼き物で勢作されているのが、面白か
った。
鉛筆一本で深い闇の照らし出されるオブジェを創出している。
そのオブジェは一見精密に描かれ自然に実在するように見える。
ところが、北藪さんは、面白いヒントを与えてくれた。
「こんな影は無いでしょう。」と言う
よく見ると横からの影上からの影や画面手前からの光源の影と光が
存在しえいる。
ところがその光源のどれもが、重複していないのだ。
他方向の光が重なれば影は消えるはずなのだが。
影がついていても違和感無くしかも立体感や存在感を感じさせる
不思議な絵だ。 
作品で常に強調されているのは、奥行きのある深い闇から光に浮か
び上がる物体やオブジェである。
のしてんてんは、ノし’’=心 のことだ。
北藪氏の一貫したテーマである。

作品を見ながら話をしていると、先週CASOで個展をしていた
植松美早さんが来場、北藪氏を囲み3人で話が弾んだ。
(先週の個展は、ブログ「気の循環」植松美早展 参照)
植松さんは当日、琵琶湖の気球の大会を見に行った帰りだそうだ。
写真も見せてもらったが、なるほど人を乗せた巨大な気球が次々
準備に始まり、順次大空に浮かび上がる様が壮観であったことは
写真で想像がついた。
先週に続き美術に絡み充実した時間をすごせた。

植松さんのホームページがあるとのことだったので下記に記載。
http://www.max.hi-ho.ne.jp/misa/

北藪さんのブログ(毎日ブログ用デジタル作品の新作掲載)
http://blog.goo.ne.jp/nobiten10/ (アートセラピー)

上記のリンクはGooブログのトップまでなのでblog.goo.ne.jp/
から後ろのアドレスnobiten10/は手入力してください。
またはGooブログトップからGooブログ検索で「のしてんてん」
で検索してください。

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 個展案内と携帯で撮影した写真
(写真はカメラを用意してなかった為、携帯からの画像)


11/24海岸通りギャラリーCASOで行われていた、
植松美早展「気の循環」に行った。

「空気口から室内に取り込まれた空気は
形を変えて床面へと導かれ、訪れる人と
戯れやがて又天空へと帰還するという
ドラマ、目に見えない存在を形に変え
高さ6m底辺2.4mのドームをメインに
6個のドームで表現します。」
の作者の言葉通り、空気の流れをイメージする会場一杯に作られ
た布のオブジェがゆったりと、天空に浮かび、床面に着地して
いる。
布の質感を活かしたおおらかなフォルムだ。
うまく会場の広さを活かしきっている。
作品は、見る角度で変化する、石庭のように。
二階からも見下ろせる。
地球を循環する大気や雲もイメージさせる。
作品を見ながら、私の心もおおらかにゆったりとしていた。

CASOでは他の部屋数室でも気合の入った展覧会をしていた。
大阪では、旧の府立現代美術センターやABCギャラリーが無く
なってから、これだけ広いスペースを展示できる場所が無くな
り、現代美術の大規模なギャラリーとして貴重だ。


二階では、ワインパーティーが真っ盛りだった。
多くの人が顔見知りで、20名ぐらい参加していた。
植松さんと会ったのも久しぶりだ。(藤川さんの個展)
「ギャラリーくるせ」での植松さんの個展のビデオを探し
再生しくれた。
参加者はなかなかの面々が揃っていた。
国内のトップレベルの現代美術コンクールの入選入賞暦の
ある人達(植松さんもその常連だった)や大学の先生や作品
を高く評価されている作家達だ。(前に取り上げた藤川さんも)
昔は、展覧会のオープニングパーティーの後よく二次会に、
安い炉辺焼きや焼き鳥屋へ行ったりした。
私は当時画廊していたが「くるせ」は、貧乏画廊で通っていた。
作家たちも裕福な人はほとんどいなかった。
(トップレベルの作家でさえ)
皆お金は無くてもよく、一緒に飲みに行った。
飲むメンバーにより、議論が沸騰しけんかになることもあった。
それでも、しばらくすると一緒に肩を並べて飲んだりしていた。
美術家の日常の創作活動は音楽家と違って孤独なのだ。
だから、パーティーでは多くの友人が参加するし、盛り上がる。
サラリーマンの会話と違い、話の内容が多様である。
無論美術の話もするが、それ以外の話も多いのだ。
当日は、二次会に行こうかと迷ったが素直に帰宅した。

人間ジュークボックス

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一昨日は夕方からモンキー岡田慶隆「真実のお札展」に行った。
会場:海月文庫HPに展覧会日記も掲載
海月文庫(http://kurage.web.infoseek.co.jp


案内状の絵は漫画ともイラストともとれる絵だ。
文字のヒントは、大阪弁で「ええわ!」
これが彼の作品だが、今回の展覧会は「おふだ」
したがってキャンバスの絵は無かった。
彼は絵本作家でもある。



福音館書店 福音館創作童話シリーズ  
「おーい ペンギンさん」 岡田よしたか 作 ¥1,100

約1万部弱売れたらしい。(2001年11月初版)
次回出版の話が、出ているがなかなか決まらないらしい。
来年夏以降に出版の企画が出ているという。

彼と出合って十数年になる。
まだ大阪市天王寺区石が辻町の近鉄上本町駅南から線路
伝いに東へ5分弱歩いたところの、人通りの少ない通りに
面した、雑居ビルの2階でギャラリーくるせ(5年間営業後
北区西天満に移転)をしていた時に、彼が画家の旗谷氏
からの紹介で、自費出版の画集を持って置いてほしいと来た
のが最初だった。

その時、持ってきた画集を見てたまげた。
ヌードが多い。 それもおっさんの漫画チックな場面
が多い。  女性のヌードはない。 
おっさんも走っていたり 銭湯につかったりだ。
置くことは、了承したがこんな物お客さんや画家に見せたら
馬鹿にされると思いしまいこんだ。
彼の素性も分らなかった。

当時くるせは具象作家中心に個展を開き営業していた。
バブル崩壊後のことで、素人画商の営業は行き詰りつつあった。
打開策として、現代美術も取り入れてみようと思った。
ただ直感では現代美術の販売は具象よりはるかに難しいし
売れない可能性もあると思っていた。
近くには、朝日新聞と近鉄と大林組が共同運用していたABC
ギャラリーがあった。(非常に広いギャラリーで2週間単位
で企画展をし、外人作家も招待されていた。)
もともとABCギャラリーからの流れ客を期待してその場所に
ギャラリーを作ったのだが、現代系の客と具象系の客が違うこと
に気付かなかった。 
ABCギャラリーは現代美術のギャラリーのため、ABCから
名もない、ちっぽっけなくるせに流れてこないのは当然だった。

戦略変更を開始し、ABCギャラリーや近隣のギャラリーを廻
り現代作家と何も分らぬまま恐る恐る、かつ積極的に話をした。
時に何度も頼み込み、案内はがきもこちらで用意して企画展が
なんとかできる様になり現代作家もたまにくるようになった、
でも売上は上がらなかった。

岡田氏と出合ったのはそのころだった。
多少現代美術のことも理解し始め、だんだん理解が深まるにつれ
彼が置いていった画集が気になり再度見直した。
大阪の、泥臭さを一杯絵に詰めただけかと思っていたら、作品の
中に知的なものも仕掛けられていた。
よく見ると、一見完全な具象ながら辛辣な皮肉も含め、現代美術
的センス:ダダの雰囲気が伝わってくる。
そのうち彼が、有名な芸大を出ていることや、生野区で無認可の
保育所をしていた事などが分った。
後で分ったことだが、彼はすばらしいデッサンも残している。
それから、くるせでは彼の展覧会も企画するようになった。

余談であるが彼はそれ以前から、認められいろんな画廊で、展覧会
をしていた。
その後彼は東京都で開かれる人人展(有力作家や実力のある作家
がほとんど)の常連となり今も続いている。
人人展の有志が、「行商美術」を始め、これも人気を博し有名人も
加わり全国の会場を作品だけが動いているが、彼も参加している。

私が2000年夏に画廊経営で挫折し画廊を閉鎖してからも、彼から
案内状が来れば、友人としてできる限り行くようにしている。
海月文庫の個展に参加したのは何度目か覚えていない。
今回の展覧会では、お札(ふだ)展でキャンバスの絵はなかった。
10日(土)は彼の「人間ジュークボックス」で歌やギター、
バンジョー(すべて独演)の演奏があった。
リクエストに応える形だ。
私は、当日夜が予約制というのを忘れていったが、彼の前に席
が偶然空いていた。




会場には長テーブルが置かれカウンター形式になっていて、
酒類とおでんがあった。(ほぼ実費支払い)
(隠岐の麦焼酎のお湯割りうまかった。)
約20名余りの美術家(会場で案内をもらったコシダさん他)
も含む多様な人が集まって満席状態だった。(海月文庫の
なじみが多い?)
歌と酒とおでんやお話しで賑やかに盛り上がり、普通の
(オープニング)パーティーなんかと違った楽しい夜を過ごせた。

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