|
僕がジーンズに興味を抱き始めた10代半ばは、ジーンズと言えばMADE IN USA。
そしてリーバイス501だった。
田舎のジーンズ屋でも買えるたかだが7000円程度のMADE IN USA。
開拓時代に始まりタフな労働者に作業着として愛され、又カウボーイやバイカー、ヒッピー文化などなど、様々なアメリカの歴史と共に過ごしてきたこのジーンズに、田舎育ちの自分は、見たことがないアメリカの憧れや匂い、歴史や文化を全〜部詰め込んで感じていたんだと思う。
まさにアメリカの象徴のように見えていた。
そんな歴史の詰まった素晴らしい製品が、田舎の片隅でしかも7000円で買えるなんて奇跡のようにも思ってた。
がしかし、僕のジーンズの歴史の始まりがリーバイスの501だったが、気づけばやれ縦落ちだ、チェーンステッチだ綿糸だ、赤耳だ、隠しリベットなど、その当時のジーンズにはないディティールに拘るうちに、すっかり日本製のデニムしか穿かなくなってしまい、そればかりかMADE IN USAの憧れさえも、経験や見聞が広がるうちに薄れて行ってしまいました。
それはアメリカ製のクオリティー低下が叫ばれ、日本製のクオリティー向上がちょうど交差した時期だったと思う。
次のジーンズをどうしようか?なんてぼんやり考えてたら、急にMADE IN USAを追い求めた時の記憶や感情が甦ってきて、当時のようにさほど色落ちを気にする訳でもなく、ただただ素朴で野暮ったいジーンズを片意地張らずに穿きたくなってしまい、今手元に20年以上どこかの倉庫かお店の片隅でひっそり眠ってた90SのMADE IN USAの501がある訳です。 しかしこの501、赤耳終了の80S後半から2003年のアメリカ工場閉鎖になるまで変更がないと思いきや!色々変化があるようで、サイズも含め欲しい物を選ぶとなると、なかなか物がないのが現状のようです。
リジット状態となると値段も絡んできて更に入手困難。
もしかしたら、当時のMADE IN USAのレギュラー501のリジットを気軽に購入し楽しめるのも、そろそろ限界かもしれません。
アメリカでは30年を経過した衣料はヴィンテージになるそうなので、時間軸だけでみたらその枠に入りかけてます。
玉数は50年代に比べ圧倒的に多いから価値なんてつかないと思ってたら、案外リジットだけは高値になるとかあるかもしれませんね。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2016年12月15日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]



