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オリジナル小説関連のイラストや音楽を紹介していきます♪

はじまりの唄(27)

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雪雲に覆い尽くされた空。凍てついた水平線を描く海。

虚無に挟まれた静寂の間を、一陣の温風が駆けてゆく。

樹海の島を遥か背に、ニッケイルハは白い種の仔達を憂いて、急ぎ大陸へと向かっていた。

胸に抱いた種がほんのりと暖かい。

少し覗いてみると、微かな鼓動が伝わってくる。

【 (…今は…従うより他に無い…) 】

落とさぬよう今一度包み、行く先を見据えながら、ニッケイルハは奇妙な幻の事を思い出していた。



ギンピギンピを、大地を失った絶望に、ニッケイルハの心は深い闇の底に沈んでいった。

あらゆる感覚が抜けて落ち、景色からは色が消え、自らの呼吸さえ遠のいてゆく虚無。

大地が死んだ星の未来に、何があるというのか。

滅びゆく世界を鑑賞するくらいなら、このまま自分も消えてなくなりたい。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

沈黙してどれくらいが経ったのか。

いつの間にか、落とした視界の中に何者かの足先があった。

「…どうして"書いた通り"にならないの…?」

若く冷たい、女の声色が頭上に降り注ぐ。

「…『ニッケイルハは黒い種を忌みてミルズガルズを殺し、ギンピギンピと結ばれる』
はずだったのに……」

愛おしい名前に導かれ、何となく視界を持ち上げてゆく。

褐色の肌、長い白髪。四つの翼と、闇を含んだ赤い瞳。

淡い光を纏った少女…いや少年が自分を見下ろしていた。

その風貌には、何やら自分とミルズガルズの特徴が混ざっている印象を受けた。

まるで現実感のない黒い無機質な空間が、少年の微笑みに同調して怪しく見せる。

「…黒い種の事、せっかく教えてあげたのに…。ふたりの絆はこれ程までに強いというの…?
それとも、誰かが邪魔をしているのかしら」

( 誰だ、お前は…。何を言っている… )

「まぁいいわ…。繰り返す度に少しずつ、確実に理想へと変化しつつある。
"次回"はもっともっと書き換えなくては」

ニッケイルハの直感が、世界の時間が繰り返される謎を想起させた。

少年はこちらの視線に気付き、にこと笑みを返した。

問い詰めようにも何故か声が出ず、体も思うように動かない。

少年はそれを解っている様子で、一方的に言葉を続けた。

「まさかあんな方法で歪みを回避しようとは思わなかった…。けれど、残念でした。
結末は変わらない。……所詮は悪あがき、でも、面白かった。
楽しませてくれたご褒美に、良い事を教えてあげる」

( …歪みを回避…??楽しませた、だと…?! )

戸惑っているニッケイルハを含み笑いながら、少年はとある方向を指さした。

「さぁ目覚めて、ギンピギンピの亡骸へ行ってごらんなさい。
そこにはふたりの仔の種が在り、彼女が大地を継ぐ存在となる。まだ終わりではない。
これははじまりにすぎない」

少年は闇の方へと立ち去ってゆく。

( 待て!貴様は何者だ!!教えてくれ、この世界は一体、我らは一体何なのだっ!! )

「ああ、そうそう…………」

伸ばした手に応えて振り返り、少年は邪悪にニヤついて。

「私はエミエル。貴方とミルズガルズの息子。黒い種の仔の王。世界を穢し、崩壊させる者……」

その名には聞き覚えがあり、

ミルズガルズの話を聞いてくれと言うペネルモイェナの言葉が脳裏に過った。
 
狼狽えている間に、エミエルと名乗った少年の姿は無くなっていた。

( 我とミルズガルズの仔が世界を崩壊させる…??……いや、それより…… )

まるで世界ごと弄ばれている、という感覚。

こちらが苦悩し足掻いている姿を見物している存在がある。

しかしそこへは手が届かない、という直感。

ふつふつと込み上がる屈辱の念が、ニッケイルハの意識を目覚めさせてゆく。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆



大陸の上空に辿り着き、大空ニッケイルハは酷く驚いた。

色鮮やかだった大地は厚い雪に覆われ、何処を巡っても死の静寂があるのみ…。

【 (あぁ…!我が暫し己を喪失していた間に、こんな事になってしまっていたとは…!) 】

ニッケイルハはとうとう自分の感情が、大空という役割が恐ろしくなってきた。

【 (我は…何をしているのだ…本当に…本当に……愚かである……) 】

種を胸に、熱い涙をこらえて飲み込んだ。

ニッケイルハはとある雪原に降り立ち、凍てついた土を掘って小さな穴を作った。

そこに種を寝かせ、そっとそっと土をかぶせてゆく。

途端に溢れた疲労感に、ニッケイルハは崩れる様に寝転がった。

【 (……結末は…変わらない…) 】 

心に引っかかる言葉が、脳裏でずっと木霊している。

蘇った記憶が見せた、星の恐ろしい結末の事だろうか。

ニッケイルハは虚ろな瞳で今埋めたところを見詰め、大きな溜息をついた。

【 (助けてくれ…誰か…) 】





遂に凍てついた大海の地平線に真っ赤な太陽が昇り、氷河期の終わりが告げられた。

樹海の暗がりからその眩しさに目を細め、ミルズガルズは薄らと笑みを溢すのだった。

樹々の間に射し込む朝日。

積雪に阻まれたぎこちない徒歩が、虚しい世界をじっくりと視界に収めてゆく。

豪風によって針葉樹達は多くが撓(たわ)み、または折れ、所々に空が開(ひら)けていた。

炎に呑まれた思い出の場所は変わり果て、足元は常に雑多となっていた。

茨の首輪でペネルモイェナを連れ歩き、ミルズガルズは2つの大木の前で歩を止めた。

かつてニッケイルハが大切に育てていた針葉樹と広葉樹の共生は、

一枚残らず葉を散らした黒い塊となっていた…。

それを虚しく見上げる、2つの目線。

広場の枝葉は広く焼け落ち、この場から見える朝日を妨げるものは無い。

ミルズガルズは茨を握った手で、雪に浸かった大木の根を指さした。

【 ここで休も… 】

【 ……うっ、ぐすっ… 】

ミルズガルズが促すと、ペネルモイェナはしぶしぶ木の根に腰かけた。

彼は道中からずっとすすり泣き、時折小言を呟いている。

【 ニッケイルハ…泣かないで…? 】

泣き濡れた頬に触れようとした手が、乱暴に弾き返される。

ペネルモイェナは両手で顔を覆うと、項垂れてしまった。

【 でも良かった…ニッケイルハが無事に戻って来てくれて。
少し安心したら、お腹空いてきちゃった… 】

ミルズガルズは地面から頑丈な蔦の樹を出現させると、そこに首輪の先となる茨の蔓を巻きつけた。

【 ここで待ってて、ちょっと食べてくる。すぐ戻るから… 】

ミルズガルズは大木の広場にペネルモイェナを残し、本体の元へと駆けて行った。

暗雲の去った樹海は明るく、遠くまで見通す事が出来た。

吹く風は暖かい。あちこちで雪解けが始まっている。

柔らかくなった雪を踏みしめ、難なく岩壁の洞窟に辿り着く。

岩壁には細々と水が滴っており、入り口となる窪地は浅い水溜りになっていた。

道中で拾い集めた食べ物を片腕に、ミルズガルズは洞窟の中へと潜っていった。

本体のいる空間に着くと、そこには薄らと視界があった。

光源は行き止まりの岩壁の側面に入った、狭い亀裂。

覗くと何処かの茂みの内側が見えた…。

ミルズガルズは本体に意識を戻してみたが、相変わらず体は動かない。

鼻声は出せたが口は開かず、口から食事を摂る事は不可能だった。

分身に意識を戻し、蹲ったまま固まっている体を見下ろして途方に暮れる。

【 (困ったな…どうしよう……) 】

暫くの時間を費やし、ミルズガルズは一つの方法を閃いた。

分身の体で食事を摂り、本体と足根を繋いで水と栄養を渡せるかを試してみた。

試みは成功し、本体は足根からなら養分を吸収する事ができる様だ。

少し満たされた体にホッとするのもつかの間、本体をこれからどうするかについて悩んだ。

不自由な体を連れ歩きながら行動するのは不便だ。

ペネルモイェナならきっと護ってくれるだろうが、

しかし今のペネルモイェナには、それは望まないでおいた…。

【 (どうするかは…また後で考えよう…) 】

ミルズガルズは硬直している足を折らない様に伸ばし、亀裂に差し込んだ。

足根の先が、外の土に触れたのを確認する。

暫くはこれで大丈夫だろうとして、ミルズガルズは洞窟を後にしていった。

外から岩壁の周辺を軽く探索してみたが、足根が出ている場所は見付けられなかった。

ミルズガルズは早くペネルモイェナの元に戻りたかったので、確認するのはまた今度にした。



戻る道中で分身にも栄養を蓄え、ミルズガルズはペネルモイェナをどの様に治そうか考えていた。

首を傾げながら大木の広場に戻ると、頑丈な蔦の樹を背にだらしなく座っている姿があった。

こちらの足音にペネルモイェナは振り向き、ガッカリした様子で溜息をついた。

近付くにつれ、彼の首や手の平や腕の傷が目に飛び込んできた。

逃げ出そうと足掻いた痕…。しかし、出来なかった様だ。

つまり、自分の方が力は上。思わず安心してしまった。

【 …ニッケイルハ、新しい服は何色が良い?そう言えば、ニッケイルハの好きな色って何色?? 】

【 殺すなら早く殺せ… 】

ペネルモイェナはこちらを睨んで返した。

【 これからどうするか、考えたの。
今までニッケイルハには沢山苦労をかけちゃったから、後は全部私に任せて…? 】

【 お前に何が出来るというのだ…! 】

【 ねぇねぇ、私にも子供が欲しい。ギンピギンピが先だなんてずるいよ。
ニッケイルハは私達ふたりを想ってくれていたもんね…。でも、どうして教えてくれなかったの…? 】

【 我も知らなかったと言っただろう…! 】

【 …あのね、ギンピギンピは逆上して襲い掛かってきたんだよ。
毒の実じゃないなら堂々と証明すればいいのに、しなかった。初めから私を殺すつもりだった。
だから私は抵抗した、それだけ 】

ペネルモイェナは涙を拭いながら。

【 ギンピギンピはな、ずっとお前の所業に頭を悩ませ、我慢していたのだ!
それに実は我が食べて、何ともなかったではないか…。毒ではなかった…。
勘違いを貫くのもいい加減にせよ…! 】

【 おかしいなぁ…。ニッケイルハは食べてないでしょぉ。実を食べたのは偽物の方だったはず。
それにね……実をすり替えたり毒を抜いたりする事くらい、ギンピギンピなら出来るよ 】

【 ッ…!お前なぁ…!!! 】

ペネルモイェナが身を乗り出したが、こちらは首輪の行動範囲外。

【 これ以上ギンピギンピを悪く言うな…!! 】

【 ……はぁ。
(あぁ…ニッケイルハがおかしくなっちゃったのは、ギンピギンピが原因みたいだ……。
やっぱり、ギンピギンピが未来を歪める"悪意"なんだ…) 】

怒り泣いているペネルモイェナを横目に、ミルズガルズは大木の広場を離れて行った。

彼を苦しみから解放するには、彼の内からギンピギンピを取り除かねばならない。

そう考えて取りに向かったのは、ギンピギンピの生首だった。

雪に埋まっていたせいか、髪葉の色が褪せているも腐る事無く保存されていた。

【 悪意… 】

生首にポソリと呟き、ミルズガルズは足早に戻って行った。

腕に抱えている物を見るなりペネルモイェナは酷く動揺して顔を背け、悲鳴混じりに泣き崩れた。

【 ニッケイルハ……この顔をよく見て?ギンピギンピの事をいっぱい考えて、強く想って?
ギンピギンピと過ごした日の事、一つ一つ思い出して…? 】

【 はぁ!??? 】

ペネルモイェナの怒れる口の端に、牙がむき出ている。

彼が何か喚いているが、ミルズガルズは自分の能力を発揮する事に専念した。

ふわと甘い香りと共に、ミルズガルズの髪葉から一輪の花が咲く。

細長い花弁が幾重となりまとまった、紫色の花。

摘み取って、ペネルモイェナに差し出す。

【 このお花を食べて。きっと気分が楽になるから… 】

しかしペネルモイェナは花を叩き落とすと、いよいよ本気で怒り始めてしまった。

グルルル…と低い音で唸り、今にも蔦の樹をへし折りそうだ。

ミルズガルズは恐れよりも、彼の正体に興味が沸いてきた。

地面から新たに茨の触手を出現させ、速やかにペネルモイェナを取り押さえる。

触手は花を拾い、勢いをもって彼の口に飛び込むと喉の奥まで押し込んだ。

【 ぐ…!……ゥ…え…!! 】

花を取り込んだペネルモイェナは途端に錯乱状態となり、

ろれつすら回らず触手に全身を預けている。

【 ニッケイルハ……これは、だーれだ? 】

くらくらしている彼に、ギンピギンピの生首を見せた。

部分的に記憶を消す花。

上手くいったならば、もう彼の内にギンピギンピという存在は無くなっているはず。

【 …?…??……ギ……?……ピ… 】

【 あれ?? 】

まさかに、ギンピギンピの名を言った。

ミルズガルズはもう一度花を咲かせ、食べさせる事にした。

首を振って抵抗されるも無理矢理に。そして再び、生首を掲げて同じ事を問う。

【 これは、だーれだ? 】

【 …??…、…?ンピ…??………………や…め… 】

【 おかしいなぁ…足りないのかなぁ…? 】

ミルズガルズはやっきになって沢山の花を咲かせ、ペネルモイェナに迫った。

そして口いっぱいに詰め込んでゆく。

【 んんん…!!んんんんん!!!! 】

暴れる体を触手で押さえ、次から次へと花を与えた。

やがてペネルモイェナは花を銜えたまま意識を失い、数日の後にぼんやりと目を覚ました。

心配でずっと付き添っていたミルズガルズは、

彼の体調を確認するなりギンピギンピの生首に手をかけ、はやる気持ちで聞いた。

【 これは、だぁれ? 】

【 …………………………お前は、誰だ…? 】

【 …へ 】

ペネルモイェナはきょとんとしてこちらを見詰め、膝枕から上半身を起こした。

夕暮れ時の大木の広場を見渡しながら、あっけらかんと。

【 ここは…何処だ…?我は……何故ここに……… 】

【 (…やばい……) 】




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絵ログ (その11)

久々の CRYSTAL CROSS ネタ!!

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イルヴァ「うむ!青男ではない、バカヴァでもない。イエリアム族のイルヴァだ。
オレを覚えてくれている者はいるのだろうか・・・!・・・・・・。泣くぞ?」

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『ラダリェオ(左) と イナフ(右)』
世界最強の種、ロゴドランデス族のラダリェオと
世界最弱の種、ヨークラート族のイナフ
"変わり者"な2人の、奇妙な共同生活

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『 もう一つの物語 』
ハウエル & エ・イダは二重人格。朝と夜で人格が変わってしまうのだ。

●夜の人格ハウエル=カルカロスキレやすく、凶暴な人格。竜使い。
雷のクリスタルを宿しており、その戦闘能力はユケイをも凌ぐ。
○エバ: ハウエルに絶対の忠誠を誓っているタイラルド族の竜。

●朝の人格エ・イダ : 無気力で、臆病な人格。魔獣使い。
何故か動物・魔物に好かれる。マカの為になると微妙にやる気を出す。
○マカ :エ・イダに命を拾われた猫族。エ・イダの事が大好き。

○シ・アン :黄昏時にのみ現れる謎の少女。付かず離れずハウエル&エ・イダを見守っている。  

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『 この世界の主人公は、悪意の"弟" 』

クリスタルを集める者。主人公、ユケイ。
対峙するはクリスタルを護る者。どこかの世界(物語)の主人公達。
同じ糸によって手繰られた彼らは、"もとの世界に帰る"為に、殺し合う。

胸糞ホラーファンタジー『CRYSTAL CROSS』

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ギンピギンピ「はぁうー・・・」
ミルズガルズ「うへぇー・・・」

ニッケイルハ「ど、どうしたのだ ふたりとも!!萎びて元気がないではないか!;;;
空腹か!?乾燥か?!怪我か!?病気か?!何があった!!(パニック)」

ギンピギンピ「ううん、違うのぉー;毎日暑くてヘロヘロなのぉー・・・」
ミルズガルズ「雪原には怪物が出るから、最近行ってないのー・・・」

ニッケイルハ「・・・・あれは怪物じゃナィ・・・(´・ω・`)」

ギンピギンピ「ニッケイルハ〜〜、喉渇いたよぉー・・・」
ミルズガルズ「ニッケイルハ〜〜、暑いよぉぉ〜〜・・・」

ニッケイルハ「ふ〜む、ではお水遊びでもするか?お前達が溺れない様に、我が見てやろう」

ギンピギンピ「わあ〜!お水の中ならきっと涼しいわv」
ミルズガルズ「わーい!お水で遊ぶー!遊ぶー!!」

ニッケイルハ「よし、いいところに連れて行ってやろう♪こっちである!」

― 木陰の池 ―

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ミルズガルズ「ダーーーイブ!!」
バシャーーン
ギンピギンピ「ああん!もう!!」

ニッケイルハ「こッらーー!!危ないから飛び込むでないーーー!!」

ギンピギンピ「お水冷たくて気持ちいいね〜」
ミルズガルズ「そうだね!・・・って、あれれ?」

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ギンピギンピ「・・・ぷかぷかーん」
ミルズガルズ「・・・浮かなーい・・」

ニッケイルハ「ギンピギンピは体の作りが軽いのだろうな〜」

ギンピギンピ「ミルズガルズは食いしん坊だから浮かないのよ〜」
ミルズガルズ「ギンピギンピは中身が空っぽだから浮くんでしょ〜」

ギンピギンピ「空っぽじゃないもーん」
ミルズガルズ「食いしん坊じゃな〜い」

ニッケイルハ「こらこら、良き個性を罵り合うでないー(´・ω・`)三3」

ギンピギンピ「ふぅ〜、いつまでもこうしていたいわね」
ミルズガルズ「そうだね〜!今度から水で遊ぼうよ!」

ニッケイルハ「駄目だ。水遊びする時は、我がいる時だけにせよ」

ギンピギンピ「・・・?はぁーい」
ミルズガルズ「えーなんで!」

ニッケイルハ「見えない深みやら、流れが早い川やら、滝があったりと・・・水辺は危険がいっぱいだからだ」

ミルズガルズ「えー!えー!えええ〜〜!別に大丈夫だもん!心配しすぎだよ(バシャバシャ)」
ギンピギンピ「ちょっとぉ、暴れないでよぉ〜〜;;ニッケイルハが駄目って言ったら、駄目なのよ?」

ニッケイルハ「そうだぞ。言う事を聞かない子は、お水遊び禁止であるぞ〜〜?!」

ミルズガルズ「やーだよーっだ!へーん!(バシャバシャ!!)」
ギンピギンピ「もー!顔にお水かかるからヤメテ〜〜( >Д< ;)」

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(バシャバシャーン!)

ニッケイルハ「わぷ!(水被り)・・・・こら!ミルズガルズ!!(怒)癇癪を起こすでない!」

ギンピギンピ「そうよそうよ〜、お騒がせさんが始まっちゃったわ」
ミルズガルズ「・・・?・・・ニッケイルハの眼が、今ちょっと変だった」

ニッケイルハ「・・・?」

ギンピギンピ「えっ、どこが?・・・・別に変わりはないと思うけれど・・・・」
ミルズガルズ「お水かかったところが、一瞬青くなった気がしたんだけど」

ニッケイルハ「気のせいである!話を逸らすでなーーーい!(/・△・)/」




↓おまけ↓

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大地ギンピギンピ大海ペネルモイェナ

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『  ペネルモイェナ♀ と ロマニエレギ(ミルズガルズ) 』

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はじまりの唄 (26)

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ミルズガルズの分身は独り、豪雪の樹海を進んでいた。

本体は洞窟内に置いてきた。固まった体を折らないように、こじんまりと蹲らせて。

通路の水は引いており、空間の岩壁は一部が割れていて、僅かに外の世界と繋がっていた。


狭く、暗く、冷たい場所。ミルズガルズの嫌いな3拍子だが、外よりはましだ。

そこにペネルモイェナの姿は無かったが、優しい潮の香りが残っていた…。



ミルズガルズは巨大なクレーターの池に戻ると、ニッケイルハの背後に立ち、ギロリと見下ろした。

その様子は相変わらずで、力無く垂れている四翼には氷柱が下がっていた。

【 …お前のせいで、ニッケイルハとはぐれた 】


掴んだ肩はあまりにも固く、冷たく、吐息すら感じられない。

まるでニッケイルハの姿をした氷の塊がそこに在る様だった。

【 何処…?ねぇ、何処にいるの?? 】


激しく揺さぶっても、彼は微動だにしない。

【 ニッケイルハ、何処…??? 】


ミルズガルズは彼の四翼から氷柱をひとつ取ると、尖った部分を差し向けて振り上げた。

しかし、その腕は躊躇いに震えた。

目の前の存在を消してしまったら、自分は本当に独りになってしまうという直感が邪魔をするのだ。

【 エミエル……… 】


突然の呟きとその言葉に、ミルズガルズはどこか救われた思いで一旦殺意を留めた。

【 …我の仔を名乗る、少年の幻を見ていた…… 】


まさかと、ミルズガルズはぼそぼそと呟く彼の口元に耳を寄せた。

何度望んでもあれきりだった、エミエルからのメッセージを、彼が受け取ったというのか。

ペネルモイェナではなく、ニッケイルハが。偽物のニッケルハが何故。

【 (どちらも…本物の…ニッケイルハ…) 】


散々理解を拒んできた事に、そっと縋ろうとしている自分がいる…。

ミルズガルズはふるふると首を振り、考えを振り払った。

ニッケイルハが薄ら目を開くと、彼から温風が吹いた。

撫ぜられた雪は溶けて滴たり、周囲の凍てついた緑が露わになる。

【 ……意味が解らない…。ただ、我らはあいつの手の中で、遊ばれている
……という事だけは、解った…… 】

【 (は…?) 】


体中から氷の膜をバリバリと落とし、ニッケイルハがゆらりと立ち上がった。

そしてふらつきながら、何処かへと歩を進めてゆく。

【 待って、…何を見たの、何を言われたの。私にも教えて 】


ニッケイルハは行く先を陰鬱に見詰めたまま、うわ言の様に呟いた。

【 我に…褒美があるらしい……。
歪みを回避しようとした……。悪あがきが面白かった褒美……だと…… 】

【 (……歪みを回避しようとした?ニッケイルハが…??私ではなくて…???) 】


エミエルが言ったというには、違和感がある。

ミルズガルズは訝し気に彼の背を睨み、距離をとって後を付いて行った。

やがてニッケイルハが行き着いたのは、ギンピギンピの亡骸がある断崖だった。

断崖から臨む雄大な景色は、凍てついた一つの色に染まって静寂していた…。

ニッケイルハは弱々しく雪をかき分け、そこで何かを探し始めた。

彼が触れた雪はじわぁと溶け、次第に足元が開けてゆく。

【 あっ… 】

生気を帯びた声に引き戻され、ミルズガルズは考察を一時中断した。

後ろから覗き込むと、彼の両手には小さな種が抱かれていた。

丸く光沢のある青緑色の殻。

今は凍てつき深く眠っているが、そこから同士に似た生命の気配を感じる。

【 本当に…あった… 】

愛おしそうに抱いて温め、ニッケイルハはこちらに振り返った。

【 ペネルモイェナのお陰で、頭が冷めた…。お前を殺しても、ギンピギンピは戻らないのにな…… 】


【 その種は… 】

【 我と…と言っても紛らわしいか。…ペネルモイェナと、ギンピギンピの仔だろう。
妊娠していたなんて…全然、気付かなかったな…… 】

【 …ぇ 】

ミルズガルズはポカンとした。

【 (いつ?いつの間に?なにそれ?聞いてない。なんでなんでなんでずるいずるいずるいずるい) 】

ギンピギンピはニッケイルハがいたにも関わらず、ペネルモイェナまでも横取っていたらしい。

それで邪魔になった自分を消そうとした。やはりそういう魂胆だった。

報いを受けて当然の性悪女だったと解釈して、安心のままに瞳を閉ざす。

きっとペネルモイェナは、自分を気遣って言えなかっただけ。

裏切ったわけではない。そうに決まっている。

開いた瞳には理想だけが宿り、現実を映さぬ盲目と化してゆく。

【 ……この仔が大地の役目を引き継ぐ存在になるのだと…。
我は対なる大空を続けなければならない様だ……。やっと解放されたと、思ったのだがな…… 】

ニッケイルハは微笑んだが、その表情には疲弊が滲んでいた。

【 お前は、これからどうするのだ…? 】

【 え…?…ぁ………… 】

渦巻く想いに気を取られ、言葉を詰まらせていると、ニッケイルハはフッと苦笑いを溢した。

【 関係ないか…。お前とは、これまでだ 】

ニッケイルハは四翼を伸ばし、今にも飛び立とうとしている。

ミルズガルズは咄嗟に縋り付き、彼を引き止めた。

【 ま、待って…!ニッケイルハは何処なの…?ニッケイルハを返して…! 】

【 お前は何を言っているのだ。我なら、ここにいるではないか…… 】

力無い腕は振り払われ、ニッケイルハは断崖の先端の上空にふわりと留まった。

【 違う、お前は偽物だ…。ニッケイルハの姿をした偽物…!本物はもうひとつの方…!
お前達からペネルモイェナと呼ばれている、蒼い姿をした方…!本物は何処…!ほ、本物は…っ 】

ニッケイルハはうんざりした様子で、視線をどこかへ流しながら。

【 …本物とか、偽物とか、一体何なのだ。勝手に我を決めつけるな。
お前の中で我とは、完璧な存在らしい。強くて優しくて、頼りになって、期待を裏切らない。
何も間違わない。お前の全てを満たす、都合の良い存在。
……我だってなぁ、そうなりたかったさ…!
ペネルモイェナは最期までその姿勢を貫いた様だが…、
…だが、我には出来なかった…。
お前達に頼る事を恥として、独りで考え、独りで決め、結果過ちを犯してしまった。
そんな愚かな我など認めたくはないという事か… 】

反論するにも激しい動揺が渦巻き、ミルズガルズは途中から耳を塞いで蹲っていた。

しかし指の隙間から一言残らず響きくる声色に、心はかき乱されるばかり。

【 残念だな、お前は心の拠り所を失ってしまった。だが我も、
清濁を受け入れてくれた存在を失ってしまった。これ以上の争いは、もはや不毛である…… 】

一撫ぜの冷風に、ごちゃごちゃの思考がピタと止む。

ミルズガルズは耳を塞いだままそっと彼を見上げ、驚いた。

そこには、ニッケイルハがふたつの存在に別れる瞬間の光景があった。


ニッケイルハから剥がれ落ちる様に現れたもうひとつの彼が、ドサと雪溶けの土に倒れ落ちる。

一糸纏わぬその者の容(かたち)は、ペネルモイェナそのものだった。

ミルズガルズは反射的に彼へと駆け寄り、助け起こした。

【 やっぱりお前が、私のニッケイルハを隠していたんだ! 】

ミルズガルズはニッケイルハを見上げて、彼の雰囲気に違和感を覚えた。

先ほどまで弱々しくあった様子は消え、眼孔には力が宿り、こちらをガンと見下ろしている。

弱みや、迷いがなくなった…。消えた様に感じられた。

【 ……ほぉ…、この姿を別けたつもりだったが、何故か半身の意思は水に宿ってしまう様だな…。
丁度良い、ペネルモイェナの代わりとしてくれてやるから、好きに使うがいい。
そこには我の内にあった、要らないものの全てが詰まっている。
憂さ晴らしにでも消してくれるなら、むしろ有り難い 】

冷笑して言い残すと、ニッケイルハは白い種を胸に空の彼方へと吹き去ってしまった。



…ミルズガルズは腕の中の彼に視界を逃がした。

体には傷一つなく、安らかに眠っている。…ペネルモイェナ。どこからどう見ても。

目が覚めたら、いつもの様に微笑みかけてくれるはず。

怖かったね、ごめんね、もう大丈夫だからと、優しく抱きしめてくれるはずだ。

そしたらまずは、ギンピギンピを殺した理由を説明しなければなるまい。

自分こそが唯一無二の大地だと、理解してもらわなければ。

(幼い頃の姿をした自分が、心の奥底から、疑問の目でこちらを見ている…)

冷たい頬を撫ぜたのをきっかけに、彼は薄すらと目を開いた。

【 …んぅ………ゲホッ…!…けほ…っ…… 】

意識を取り戻した表情はたちまち歪み、幼子の様に泣き始めた。

【 あぅぅっ……な、にがペネルモイェナの代わり…だぁ…っ!
何故我がこんな目に遭わなければならないのだ!うわぁぁ〜〜っ!! 】

ミルズガルズを振り切り、崖の先端へ、海へと逃げ出そうとしたので、

その胴体を蔦の樹で捕らえ、軟く地面にねじ伏せた。

【 ヒッ…!やめろっ、離せっ…!!来るなぁっ! 】

【 どうしたのニッケイルハ…?何故、怯えているの?私がギンピギンピを殺したから??
あのね、あれには正当な理由があるの 】

ミルズガルズは心底嬉しく思った。

ようやく再会できた。ペネルモイェナは無事だった。

今まで見付からなかったのは、ニッケイルハに囚われていたから。

しかし何故、こんなにも自分に怯えているのだろうか。ぜんぜんわからない。

【 探してたんだよ、無事で良かった。足は、大丈夫だったんだね… 】

手を差し伸べると、彼は震える両腕で頭を覆い隠し、体を強張らせた。

【 服が…燃えちゃったよね…。私が作り直してあげる…… 】

優しく肩に触れると、彼は拍子が抜けた様にポカンとした。

【 ぁ……、お前は我を…恨んでいるのでは…ないのか…?
ギンピギンピの様に、殺したい程に…! 】

【 それはもう一つの、ニッケイルハの姿をした偽物の方ね。
…たとえ恨んだとしても、私は本物のニッケイルハに死んで欲しいとは思わないよ…? 】

【 いや、我は… 】

彼は気まずそうに何かを言おうとしたが、思い留まったのか口を閉ざした。

しかしやはり観念した様に、再びこちらを見る。

【 我は今、お前の勘違いに乗れば助かるのではと、思ってしまったよ……。
でも我では、あれに成り代わるなど出来そうにない…。
…同じ姿で混同しているだろうが、我は今までお前と一緒にいた大海ではない。
あの大海は、先の争いでお前を庇って消滅した。我が、…消してしまった 】

一瞬、全ての音が途絶えた錯覚に襲われた。

【 何言ってるの…貴方は今ここにいるじゃない… 】

わなわなと震えながら、ミルズガルズは思わず彼の背に顔を埋めた。

ひんやりとした肌の感触、優しい潮の香り。全て同じなのに、青い瞳は冷たく目を逸らす。

【 離してくれ…、これからは…別々に生きたい……。我はもう、何もかも懲り懲りだ…… 】

【 えっ…だ、駄目だよ。私はニッケイルハと一緒にいたい。…それに、約束してくれたでしょ…??
私、ニッケイルハのお嫁さんだよ?これからふたりきりで暮らそうよ…?ね…?? 】

【 ギンピギンピを殺しておいて、よくもそんな事が言えたものだな!!! 】

再び逃げ出そうと、彼が激しく抵抗を始めた。

いくらか千切られた蔦の樹を次々と再生し、ミルズガルズは心底彼の頭を心配した。

【 ねぇ何か変だよ…?変な事言わないで、ねぇ…ニッケイルハ?ニッケイルハ??私を見て? 】 

彼の肩を揺さぶると、乱暴に振り払われた。

【 賢いお前が理解出来ないわけではあるまい…!
もう我に構わないでくれ!お前の顔など二度と見たくもないのだから! 】

ミルズガルズは首を横に振り続ける。

【 …ええぇぇ???……何でそんな事言うのぉぉ…。ニッケイルハぁ、違うんだよぉ、聞いてよぉぉ。
私がギンピギンピを殺したのには、やむを得ない理由があるんだよぉぉ。
本当だからぁ、ちゃんと聞いてよぉぉおおお〜〜〜

……イヒヒッ 】

ニッケイルハにとって自分の半身を"消した"事とは、自身の体の一部を失う程度の感覚なのだろう。

しかしミルズガルズにとっては"殺された"。二つとない存在を失った。

樹海の闇の中で寄り添ってくれていた彼が、黒い種から救ってくれた彼が、

世界の全てだったのに。

【 もういいよ……ニッケイルハ……ゆっくり休もう。…貴方は酷く疲れてる……凄く、凄くね…… 】

もはやミルズガルの瞳には、偽物のペネルモイェナを通して本物のペネルモイェナが映っていた。

【 …ニッケイルハが……頭おかしくなっちゃった……。あぁ無理もないよ、凄い衝撃だったもん。
でも大丈夫…治るから…。安心してね…私がきっと治すから…… 】

(全てをぼんやりと客観的に見ていた、幼い自分が呟いた。
わたしは、なにもすべきではなかった。
そしたら、ずっといっしょに、いられた。
わたしは、ほんとうに、ただのはかいしゃ、なのかもしれない…)

【 っ……イヒヒヒヒヒヒ!治さなきゃだよ!!貴方は病気!!病気!!!
でも大丈夫!治るから!!大丈夫だからぁぁぁイヒヒヒヒヒヒヒ……!! 】

ミルズガルズはペネルモイェナを抱きしめて歪な喜びに酔いしれた。

【 狂ったのか… 】

もがくペネルモイェナにさらなる茨が飛び掛かった。

鋭いトゲが抵抗の気を削いだのか、すぐに大人しくなった。

ミルズガルズは彼の頭の横でしゃがみ、死を悟っている顔を覗き込んだ。

【 はは…、殺すなら殺せ…。できれば早く終わらせてくれ…… 】

【 ……何言ってるの、殺さないよ。死にたくても死なせないし…。
貴方はとても疲れてる……。まずは、休んだ方がいいよ。疲れが取れたら、私も仔種が欲しいな…。
エミエルを産んであげなきゃ…。あんまり待てないよ 】

そう言いながら、ミルズガルズはペネルモイェナを拘束すると、首に何重にも茨を巻きつけていった。

茨の首輪に長い蔦を結び、軽く引いて促すと彼は諦めた様に立ち上がった。

【 来て…こっちだよ……………ヒヒッ 】

ミルズガルズはペネルモイェナを引き連れ、樹海の闇へと手招いた。



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遠い日の思い出

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ギンピギンピ「じゃん!ミルズガルズにお帽子作ったの♪」
ミルズガルズ「わぁ可愛い!くれるの?!ありがとぉー♪」


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ギンピギンピ「マフラーもありまーす」
ミルズガルズ「マフラもあるーー!!」

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ギンピギンピ「そしてお次はポンチョー!さらにさらにー?」
ミルズガルズ「えっ、えっと…まだあるの?今夏なのに…」

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ギンピギンピ「てーぶーくーろー!!」
ミルズガルズ「ふ、ふえぇぇ〜…??」

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ギンピギンピ「うん、似合ってる。サイズもぴったりだし、とても可愛いわ!」

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ミルズガルズ「あのさぁ〜、くれるのは嬉しいんだけど、夏じゃん!暑いじゃん!困る!」
ギンピギンピ「そうよ。夏で毎日暑いから、いいところに連れて行ってあげようと思って…」

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ギンピギンピ「到着〜、ここは星の極地で、いつも雪が溶けないのよ」
ミルズガルズ「うわわぁ!すごーい!涼しくて気持ちいい〜〜〜!!」
ギンピギンピ「今日はここで遊びましょう。何しようかな?」
ミルズガルズ「じゃあじゃあ、ゆきだるま作りたぁーいっ!」

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ギンピギンピ「完成!ニッケイルハゆきだるまー!」
ミルズガルズ「傑作!ニッケイルハにそっくりー!」

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ギンピギンピ「かまくらも作ったし、疲れちゃった。少し休憩にしましょう」
ミルズガルズ「あ〜楽しかった!ねぇ、ここ私達の秘密基地にしようよ」
ギンピギンピ「いいわね〜♪」
ミルズガルズ「あ、あのさー…。さっきは、ごめんね」
ギンピギンピ「えっ、なぁに?」
ミルズガルズ「ギンピギンピがお洋服作ってくれたお陰で、今日は全然寒くなくて遊べた。
なのに知らないで、暑いって怒鳴っちゃってごめんね」
ギンピギンピ「あー…うふふ♪いいのいいの〜」
ミルズガルズ「また来ようね?えへ、大好き〜v」

※ちなみに針葉樹のギンピギンピは、寒いのは得意なのだー!

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ニッケイルハ「おや?こんな極地だというのに、ふたりの遊んだ跡があるぞ・・・♪
ゆきだるま・・・かまくら・・・ほほーう。・・・・我の、雪遊び歴うん億年の血が騒いできた。
ここは一つ、お手本を見せてやるとしよう♪
もはや芸術の域に到達している我の雪遊びを見たら、またまた株が上がっちゃうに違いない。
ふふふ・・・!んふふふ・・・!
モデルはあのふたりとして・・・かまくらの傍に大きな像を作るかな!」

― 後日 ―

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ギンピギンピ「ニッケイルハーーー!!私達の秘密基地のところに!」
ミルズガルズ「ニッケイルハ〜〜〜!!大変な事が起こったーー!!」

ニッケイルハ「(ふふふ、あの素晴らしい像を見つけたのだな?)
・・・おお、どうしたのだ、ふたりとも。わくわく」

ギンピギンピ「怪物が現れて、かまくらの傍から離れないのー!」
ミルズガルズ「怖くて近寄れないんだよぉお;お願いやっつけて!」

ニッケイルハ「・・・・。」

※ニッケイルハの不器用さは究極の域に達している


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