まちづくりと建築士

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芸術と文化

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ル・コルビジェ展

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県立美術館のコルビジェ展示室。展示物の写真撮影は禁止だった。
 
 5月30日(日)、愛媛県美術館でひらかれている「ル・コルビジェ展」を鑑賞してきた。意外と多くの人がこの展覧会を見に来ていた。
 
 コルビジェは、建築に足を突っ込む人にとっては、1丁目1番地。学生時代、西洋建築史の授業でも重点的に学んできた20世紀の巨匠ではあるが、今回の展覧会ではもっと多くのものを感じ取れた。コルビジェの都市に対する思いの大きさ、今見ても時代遅れとは思えない斬新なデザインのアパルトマン。絵画の多さにも驚いた。
 
 「輝く都市」という概念をもってコルビジェは多くの都市計画をしているのだが、それらを見るにつけ、今の東京のような大都市は、その延長線上にあるのだと思わされてしまう。
 また、近年多く見られる超高層マンションの原型は、コルビジェやミース・ファンデル・ローエなどのモジュールを積み重ねる概念を実現させたものだと理解できる。
 
 以前、竹中工務店の技術研究所に勤めていた頃、PRO1000というプロジェクトがあり、それは1000mのビルを計画するものだった。1980年代後半のことだったが、三鷹市の人口をすっぽりとそのビルに居住できるくらいの規模になるという設計。それを実際に建築する際の問題点や技術開発をどうするかなど多くの技術的研究がなされたのであるが、コルビジェは1900年前半に輝く都市の中で同じようなことを考えていたのを知った。
 建築のスケールの大きさと、追い求めるテーマはすばらしいものだ。
 
 しかし、あれだけ広い松山市民球場跡地、競輪場跡地なのに車が入れない。愛媛県美術館へ行くときには、県庁西駐車場が無料で利用できる。もう少し便利にしてほしい、と余計なことながら感じた。
 
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愛媛県美術館前の広場

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