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卒業式での賞状授与
平成23年3月1日(火)午前10時から正午前まで、愛媛県立宇和高等学校の第62回卒業証書授与式が開式された。
高校の卒業式では、卒業証書授与に続き、賞状授与が長い。これは、義務教育ではない高等教育の特徴だと思うのだが、頑張った人努力した人に栄誉を与えようという意味を感じる。
それはとても重要なことで、勉強でもスポーツでも本当はみんなに頑張って欲しいのだ。卒業式になって結果として受賞して良かったね、ではなく、入学したときから卒業の姿を夢見て頑張っていてくれたら素晴らしいのにといつも思うのだ。
式辞の中で校長は、「社会の荒波にもまれて帰ってきたときには、優しく受け入れて欲しい」と保護者に延べ、卒業生に対する思いやりを感じた。それは、厳しい社会と今の時代が反映されたためなのであろうか。
やはり今の就職難の時代背景からなのか、中村知事の祝辞(代読)では、「変化の激しい社会情勢の中、いろいろな困難があるだろうが、卒業生の皆さんが未来を切り開いてもらうことを期待している。故郷への思いを持ち続けて欲しい」と話された。
薬師寺県議の祝辞の要点は3つ。
司馬遼太郎の「21世紀に生きる君たちへ」というメッセージの中の、”自分に厳しく、相手に優しく。。。”という言葉を引用して、思いやりやいたわりの心を大切にする人になって欲しいということ。
一陽来復、と言われるように、厳しく辛い時代の次には、また良い時期もやってくる、ということ。
だから、想像豊かで個性のある人物に成って欲しい、ということだった。
三好市長の祝辞(別宮副市長代読)では、坂村真民の詩の言葉と共に、この世を精いっぱい、力いっぱい、命いっぱい生きて、その輝かしい人生を歩んで欲しい。これまで励まし指導してもらった先生、家族、地域の方々への感謝を忘れないで欲しい、と延べられた。その通りだと思う。永合PTA会長も同じことを話された。
さらに永合会長は、アメリカの詩人・ウォルター・ホイットマンの「寒さに震えた者ほど太陽の暖かさを知る。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る」という味わい深いことばを示され、辛いことがあっても耐えよ、という教えを話された。
毎年恒例となったが、卒業式が終了して卒業生退場の前に、各クラスごと全員で感謝の言葉を保護者に大声で言うのだが、今年はブラスバンドの演奏する退場曲、いきものがかりの「ありがとう」の音にまみれてはっきり聞き取れなかったのが残念。
その言葉の延べる3秒くらいの間、聞き取りやすくするために若干小さめの音量に下げて演奏してもらえれば、卒業生の感動ももっと伝わりやすいのではないだろうか。
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学校:卒業式




