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書庫ニュージーランド

ニュージーランド5日目
 
 5月6日(金)。
 南島最終日。今日はクイーンズタウンから飛行機で一気にオークランドへ向かうスケジュール。
 
 起床6:45am、7:15集合。と思ってバッチリ朝の支度をしてロビーに行くと誰もいない。
 置いて行かれた!と思い、フロントレディに、"Where are other people by HANKYU?" と聞くと、まだ部屋の中、らしい。集合時間をどうも間違えていたようだった。
 
 実は集合は、7:45amだと教えてくれた。
 昨日のメモを見直すと、確かにそう書いている。全くの勘違いだった。
 それにしても、この国は日本語が通じない。それは当たり前で、日本人はほんの一握りであり、韓国や中国などの東南アジアとは違うのである。
 
 ロビーで新聞を読みながら待っていると添乗員のカルロスさんが15分前にやってくる。挨拶をした後、昨日の夜の南十字星などについて話していると、あっという間にみんな集合。朝ご飯会場へ徒歩で向かう。朝粥と肉まん、それにコーヒーという簡素なもの。
 
 その後、オプショナルツアーのジェットボートでワカティプ湖巡りとカワラウ川下り。ボートのスピードが速いのなんの,80kmくらい。それによく舵が効くのか、左右に蛇行したり岸辺ぎりぎりを走ったり。また、凄い浅瀬も平気でしかも猛スピードで飛ばしていく。
 
 実は、天気があまり良くなくて、初めは曇っていたのだが、途中から小雨に変わった。体は平気なのだが、顔の目から口にかけてが露出しており、その部分が雨の洗礼を浴びてしまい、ちょっと寒い思いをした。しかし、黄葉染まる山々も美しく他では経験できないアクティビティであった。
 

 もう一度川から遡上して湖に戻る。下船桟橋にはツアーバスが待っていて、その後、クイーンズタウンの北東21kmのところにあり、バスで約20分ほどのアロータウンへ行く。
 
 この街はゴールドラッシュの歴史に彩られた町。1862年に金が発見されてギャンブル場やホテル、その他の公共施設が出来ていったらしい。今では観光客相手のカフェやゴールドショップなどがあり、往時の繁栄を伺わせる。
 
 今日はとても紅葉がきれいで、アロータウン・オータムフェスティバルが行われていたためか日本でいう案山子のような人形がたくさん立てられていた。
 
 レトロな暖炉のあるレストランでLongBlackをいただく。Hot Watterが一緒に出てきた。コーヒーが濃すぎる場合、それをミックスせよということなのだろうか?ミルクは付いていない。3$50¢。
 ここだけでなく、ポストオフィスも何もかも通りに面する建物は全部レトロの装い。日本の重伝建みたいなものだ。
 

 次にバンジージャンプを見に行く。
 バンジージャンプはバンジーさんが考案したらしく、このクイーンズランドが発祥の地だと聞いてびっくりした。
 
 橋の上から度胸試しにカワラウ川に飛び込むのが元祖で、今ではバンシーの聖地となっていた。その設備たるや、さすがというもので、世界中からバンジージャンプをするためにここへ観光客がやってくるものだから、人気のレジャー施設だ。
 
 もちろん、次々と飛んでおり、挑戦する人にとってはとても大変なことなのだが、観光客にとってはその緊張感が楽しくて楽しくて仕方ない。一度に飛び込めない人もいるが、華麗に飛んでみたいものだ。
 
 バンジージャンプは城島高原で経験がある。一度やればまた180$のお金を出してまで。。。という気がする。それだけもらうのならばチャレンジしてもいいのだがと思う。
 
 
 その後、昼食前にワイナリーへ。試飲などをしてみる。チーズも試食。
 ワインは最近人気が出ていてコンテストで優勝するなどしてその価格が上昇しており、1本100NZ$ほどにもなっているそうだ。
 
 樽など熟成している保管洞窟を見学して、ワインをいただく。白ワインはリースニングの2010年ものであっさりした感じ。癖がない。
 赤ワインは結構癖がある、というか、ないというか、強くない。ピノ・ノワールが有名なのだそうだが、あまりワインには興味がないため、その特別な差はわからない。
 
 葡萄園に取り囲まれたワイナリーで、一日一樽の生産をするらしい。一樽でとれるワインは約400本。洞窟で熟成させるところは北海道などの倉庫と比べれば本格的なのかと思う。
 大規模な工場生産でなく、農場で家内工業的なワイン作りをしている。
 
 
 昼食はパスタを食べて、その後フリータイム。
 クイーンズタウンの街は昨日のうちに十分歩き回った。さて、何をしようか?
 集合が午後3時15分なんて何の準備も予備知識もない。
 
 桟橋へ行ってみると、蒸気船に石炭を運搬車がダンプしていた。
 これはそろそろ出港かな?と思い、「何時に出港ですか?」と切符売り場のお姉さんにもちろん英語で聞くと、"Two o'clock." らしい。
 "What time dose the ship come back here?"と英語が話せそうに言うと、"Three 30."と答えてくれた。今回の旅で、初めて英会話が成立したなあ。でも、集合時間に間に合わない!ガックリ。蒸気船クルーズを諦める。
 
 これまで何度もコーヒーを飲んだが、これも上手く会話がかみ合わない。
 そもそも、ニュージーランドでは、"A cup of coffee,please."という注文は使わないらしく、Logn Black,or short black のようだ。ミルク入りは、coffee with milk ではなくて、white coffee,please. というみたい。
 
 味も全く日本の豆のひき方と違っていて、苦い。コーヒーを飲むという習慣や味わい方自体違う。どちらかというと、NZではドトールコーヒーっぽい。
 
 あと2時間近く、ショッピングといってもあまり興味ないし、もう一回りクイーンズタウンの街を回って、まったりする。
 

 クイーンズタウン中心部に近い空港から16:45にオークランドへ向かう。
 足かけ3日間に渡ってのクイーンズタウン滞在。クイーンズタウンの町はのんびりとゆったりとした、安心できる黄葉の街だった。
 
 人口が少ないため渋滞などもなく、観光客もまばら。昼間は観光に出かけてこの町にはいない人が多い。今回のホテルはリッチーズという低層の造りで1階の部屋。そもそも4階以上の建物は見あたらない。
 
 また、ワカティプ湖沿いのエリアは公園として整備して、それを取り囲んでまち作りがされている。歴史も新しい分、電線や電柱も目に付かず、とてもきれいで美しい街並みだ。
 それに加えて、紅葉する樹木があちこちにゆとりを持った空間で植えられており真に理想的な街だと感じた。世界にはいろいろな美しい街並みがあるなあ。
 
 ショッピングをしていてものんびりだし、道路を渡るときも車が止まってくれる。田舎の西予市といえども、これくらいマナーが良いというわけにはいかない。紳士的、という人々の気質なのだ。もし、お金と時間が自由になれば、ゆっくりと滞在したいという印象の街だった。
 

 空路一っ飛びで北島の北部、オークランドへ到着。
 それにしてもニュージーランド人は陽気で、キャビンアテンダントもスーパーマーケットのような雰囲気でサービスをする。賑やか、というかザッとしているというか。それでも、ワインとおつまみが出てきた。あっという間のNZの南端から北の端までの空の旅だった。
 
 ホテルについて、夕食は海鮮料理。ムール貝が5つ、生ガキが2つもあって、これだけでお腹いっぱいになる。ビールを2本飲む。
 毎日の必要経費は、コーヒー代とビール代で2,000円くらい。ツアーは食事込みなので助かる。
 それにしても、オークランドまで帰ると信号機がたくさん道路にある。南島にはあったっけ?あれだけたくさんいた羊が、それに牧場が見あたらないゾ。
 明日、再び登場するだろう。
 

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