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書庫地域:地域課題

 平成23年9月16日(金)午後7時半から、四国のいいぶん「どうする?四国の交通」という討論番組がNHKで放送された。
 
 図らずも、午後8時45分の終了までの間、どっぷりとその番組に浸ってしまった。
 というのも、正に私たちにとって重要な問題であり、今一番重要なテーマとして自分では取り組んでいることでもあるからだ。それと、NHKが取り上げた四国にとっても重要なことである「四国の交通」という番組の内容は、即、西予市に当てはまることでもあり、本当に真剣に考えなければならない「時のテーマ」でもある。
 
 制作は松山放送局だったが、さすがNHKと唸らされるほどすばらしい出来映え、というか内容だったと思う。それに答えがあるという意味ではなくて、視聴者に問題を投げかけ考えさせるという面が大きな意味だ。
 
 その内容はというと、
1.JRの高速化を考える
2.コミュニティバスを住民が取り組む
3.コンパクトシティを目指す
 という3つ。
 1.以外は、これまで何らかの形で関わっている。2.は、現在西予市で地域交通連携システムを3年掛かりで実証実験などをやっている。これについては、長年調査研究に取り組み、視察も実施して勉強したことだ。
 3.は、富山市の取り組みが主なものだったが、3年前に監査委員の全国研修会で記念講演として、森富山市長が推進するコンパクトシティ構想を話されたのだったが、それがそのまま番組で取り上げられた格好だ。
 
 
1.JRの高速化
 松山−大阪間を30分短縮する。そのため、線路の直線化やトンネル掘削など最新の技術を駆使して四国の交通整備を行う。しかし、四国の人口一人あたり4万円くらいの負担になるということだった。
 これは、将来のために積極的に取り組むべきだと思う。経済効果もさることながら、四国のバリアを取り払う意味でも、整備新幹線と同じ位置づけで国が実施すべき事業だと思う。
 
2.コミニュティバス
 西予市でも福祉バスや温泉バスなどたくさんの市が運営するバス事業があるが、今後はデマンドタクシーや地域バスなど住民が自ら参加してどれを選択していくかが課題。この問題は専門的に西予市議会内で調査してきている。
 内容は平成20年以降の私の一般質問では、
 
 また、視察研修、調査では、
 
など、ずっと取り組んできた内容がやっぱり四国というこの地域には非常に大切なものだということが認知されてきたのだと思う。
 
3.コンパクトシティ構想
 これは、私が森・富山市長から聞いた話とは若干違っていて、上手く美化されて報道されていた。簡単に言うと、富山市は1000Km2もの広大な面積があるため、もう行政サービスは経済面からしても限界を超えている。
 したがって、周辺部のサービスは限定的にして、富山地方鉄道のいくつかの駅を中心としたエリアに重点的に行政コストを割き、その他の部分は我慢してもらうというものだ。
 
 つまり、重点エリアに住んでない、特にお年寄りは、行政サービスを十分い受けたければ町中に引っ越してこい、という非情な政策でもある。しかし、将来のスリムなまち作りをしていく上では、山奥に点在する限界集落への集会所の整備や道路の修繕、除雪などに回す予算は底を着いてしまった結果でもある。
 
 そこを放送では上手く言い回して、LRTなどの公共交通機関が必要なお年寄りは中心部に、車のある若い世代は周辺部に居住すれば周りもさびれない、と解説していた。
 3年前の市長の話では、医療や福祉についてもコンパクトシティ構想に則って進めると話しておられた。時代の変化と共にそれに対応していかなければならないのだ。
 
 
 
 いずれのいいぶんも、それに応じて住民の協力や負担は発生するわけであり、それらを総合して住民の足の確保はどうあるべきか、その地域の住民で考えていかなければならないことに変わりはない。
 西予市では地域の住民も行政も一体となって、新しい地域の交通がどうあるべきか、その仕組みを作り上げていかなければならない。

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