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書庫北京

天安門広場

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天安門広場の国旗掲揚台
 
 平成24年9月30日(日)、朝一番で天安門広場へ行った。
 ここは100万人が集まることができると言われ、天安門と前門の間の広場であるが、ここで毛沢東が集まった民衆に向かって中華人民共和国の成立を宣言したところとされ、中国の聖地のような位置づけだ。
 地方の中国人にとっては一度は訪れたいところだそうで、北京にやってくると真っ先にこの広場へ向かうそうだ。
 
 中国では9月29日から国慶節となり、1週間の休日だった。毎日100万人の観光客が北京にやってくる。ちなみにこの期間観光に出かける人は約7億5千万人とメディアが伝えていた。日本に帰国してみると、中国では3.5億人が観光をすると報道していたので、国によって同じことでも違って報道されるのだとわかった。
 
 北京へ行くまでは、ほとんどの知人や友人が、今行くとトラブルに巻き込まれる、というような意見を言って心配してくれたが、現実は全く日本人に感心なしというような状況だ。
 外務省やANAに確認しても問題ない、ということだったし、行った人に聞いてもマスコミの報道とは全く違うと言っていた。ただ、TVや新聞の情報しか持たない人にとって見れば、今中国に行くと袋だたきにされる、みたいな考えを持っているのだと思う。
 
 一方、中国では、日本人が東京の中国大使館前を日の丸と横断幕を持ってデモ行進している映像が朝から晩まで流れており、日本人が中国を野蛮と考えているのと同じように、中国人も日本人を野蛮と思いこんでいるのだろう。
 そうやって、お互いの観光やビジネス面での行き来がなくなり、飛行機も減便されて、悲しい現実となっているのだ。もっと理解し合うべきだ。
 
 もう少し、野田佳彦氏とか鳩山由紀夫氏が政治と外交について見識があれば、今のような状況は生まれなかったのだが、あまりにも外交について素人程度の知識と経験しかなかったため、日本の不幸が訪れたのだ。
 やはり、政治家は日本の歴史や外交のプロセスなど、相当程度のプロでないと、長い努力の積み重ねなどが吹っ飛んでしまい、国益という観点からみると大きなマイナスになりかねない。
 
 しかし、政治家を選ぶのは国民であるから、子ども手当や高速道路無料化などの餌に釣られた我々国民のレベルの表れでもある。国際的な地位は、坂道を丸いボールが転がり落ちるがごとく、中国や韓国の下になってしまっている。
 
 中国四千年の歴史や北京のまちづくりなどを見るに付け、様々な思いがよぎり、もっと中国のことを知らなければならないと思ったのだった。
 
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朝8時、多くの人が天安門広場へ向かう
 
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天安門広場には真ん中に国慶節を祝う大きな花飾りが設置されていた
 
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天安門広場の前門。天安門の反対側になる。南方向
 
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天安門広場の西方向、人民大会堂方向
 
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天安門。ここをくぐると故宮になる
 
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右は人民大会堂。その向こうが天安門広場であるが、この道路片側9車線ある(6+3車線)

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