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岡山シンフォニーホールでの第4部 課題討議
平成26年8月6日(水)、7日(木)の2日間、岡山市で、「第9回全国市議会議長会研究フォーラム in 伝説の岡山」が開催され、中村副議長と議会事務局長の3人で出席した。
この研修会は認知度が高く、北海道から沖縄までの議員が幅広く参加しており、講師もタイムリーな地方議会の問題点を的確に指摘し、斬新な話をする人が多いため、非常にエントリーができにくい人気の高いフォーラムだ。
類似の研修会に、清渓セミナーなどもあるが、清渓セミナーが参加型の研修会なのに対して、この研究フォーラムはやや一方的に講演やパネルディスカッションが展開される特徴があるが、それはそれぞれ効果があるのだと思われ、議員の研修としてはみんなに効いて欲しいNo.1である。
6日朝8時卯之町発のJRで行くことになり、松山で乗り換えてお昼過ぎに岡山に到着。
これは非常にしんどかった気がする。久しぶりにJRの特急で岡山まで行ったのだが、いかに車を利用しているのかということを痛感させられる。もう岡山は車で移動するエリアに入ったのである。
それと同時に、列車での移動が四国島内の場合は一昔前の骨董品のように感じてしまった。時代の経過というか。
岡山駅からシンフォニーホールまでは路面電車で移動。
なんと、車内にはこの研修会を岡山市挙げての歓迎の吊り広告が。。。ホッとするような、心温まる気分だ。
路面電車の歓迎の吊り広告
会場に着いてみると、なんと満席。
空いている席を係員が捜してくれる。みんな離ればなれになり、なんとか席を確保できた。
第1部は、元岩手県知事・現東大客員教授の増田寛也氏の「人口減少時代と地方議会のあり方」と題した基調講演。
20代、30代の女性が地方から大都市へ移動している問題、すなわち、東京だけが人口増加を続けていることからの脱却、生まれ育ったふるさとで家庭を持ち生涯を過ごせる社会の実現などを中心に話をされた。
コンパクトな地域の構築と、30万人の人口単位の社会機能の整備などを目指す必要があるとのことだ。
増田先生の基調講演
第2部は、「分権改革20年と地方議会のあり方」と題したパネルディスカッション。
5名のパネラーが登場したのだが、中でも関学の林教授の研究成果がとても関心を引いた。それは、標準的な議員定数の計算式を導き出しており、統計解析的手法により議員定数は人口と面積により決まり、その相関性は81.8%というのである。
その計算式に西予市を当てはめてみると、適正な議員定数は15.04人という答えが出てくる。これをどうとらえるべきか。
また、これまで研修で何度もお目にかかっている穂坂邦夫氏もパネラーとしてこられた。
議会は大きな力を持っているのにそれを発揮できない、政策提言機能を高めなければならない、議会全体で課題について共通意識をもたなければならない、ということについて説かれた。
第3部は、場所を変えて夜の意見交換会。
すごいたくさんの議員が参加した。なにせ全国から集まっているから。松山市議会、八幡浜市議会などからも参加されていた。
ホテルグランビアで開かれた夜の意見交換会。岡山市長は、岡山の夜の街にも出かけて欲しい!と本音をもらす
第4部は「議会のあり方について」という課題討議で、事例報告を3市から受けた。
そのいずれもがICTを推進していく必要があるという内容を含んでおり、市民に向けての情報発信としてこれからインターネットは避けて通れない物となってきていることを感じた。
昨年、議会運営委員会で視察した流山市議会から海老原議長がパネリストになっておられ、「市民に開かれた議会」の実現のためにはUSTREM中継や委員会へのパソコン持ち込み、スマートフォンによる電子採決など議会の見える化、を推進しているという報告をされた。とても身近に感じた。
第5部は、岡山市の視察となっていたが、参加しなかった。
流山市議会 海老原議長の課題発表
会場の岡山シンフォニーホール。2日目となると後方上階には空き席も見られた。壁際の席に行ってみたくて、横の上階へ行ったのだったが、ここは音響が悪くて、声が歪んで聞こえる。文句を言いながら帰っていると、「俺たちも良く聞こえなかった!」と別の参加者から賛同をしてもらった。。。
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