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平成27年10月29日、2日目。
千葉のホテルで朝6時半起床。ホテルはJR千葉駅に隣接しており、とても便利なところにあった。それにしても、駅前はバスのロータリ−はあるもののやけに閑散としている感じがしていて、県庁所在地の駅とは思えないくらいだ。駅の正面玄関はこちら側ではなく別の所かもしれない。 JRの各駅停車で千葉から成田空港まで行く。朝食は空港のラウンジで済まそう、ということになりホテルは素泊まりだった。最近首都圏のホテルでの朝食はお値段が高くて、朝食と言いながらも平気で二千円オーバーくらいのプライスである場合が多い。田舎者にしては、「何で朝飯にそれ程の値段がするの?」と正直思ってしまうのだが、都会ではそんな文句がまかり通るご時世ではないようだ。
本日の予定は、成田空港第一ターミナル南ウイングまで行って、4日前に就航したばかりの午前11;20発のブリュッセル行きに搭乗、トランジットでバルセロナまで行くというもの。飛行機に乗るまでが一仕事である。
7:32am千葉発成田行きのJRは、始発であるのに9番ホームまで降りてみると、結構たくさんの高校生やサラリーマンが列を作って並んでおり、各駅停車で駅は7つくらいなのだが四街道とか佐倉へ行く人でごった返していた。そんな列車に50分くらい揺られて、成田空港に到着。
恥ずかしながら勉強不足で下車駅がピントこない。成田、成田空港第2ビル、成田空港という順番に列車は止まり、結局終点まで行って降りなければならないのだった。これまでは羽田からリムジンバスでいくことが多かったし、京急で行ったこともあったので、千葉泊というのは、一つ新しい勉強になった。 しかし、JRの各停で成田まで来るあいだに、成田エクスプレスに2回追い越されたのだが、「東京方面からはこの特急列車で来るとかなり成田が便利なのだろう」、と容易に想像された。ホテルも東京都内にとってこの列車で成田へ来れば楽だったのだ。
その代償としては、東京都内はホテル代が高いということ、列車の運賃が特急料金も必要なのでお高くつくということ、朝早く起きなければならないことなどである。それを考えると今回のプランがある程度合理的だったと思ったりする。 JR成田駅に到着。改札を出る
成田空港はターミナルが第一から第三まで3つあり、JRで到着する分には便利にできていて、北ウイングでも南ウィングでもスムースに行くことが出来そうだった。今回はANAなので南ウィングの4階で搭乗手続きを行う。また、同伴者の手荷物もそこに送っていたのでそれをまず受け取りに行く。
さすがに日本の空の玄関口成田は平日でもかなり混雑していて、多くの人が出国するために集まっていた。もちろん日本人だけではないが、普通に生活しているとこのような多くの人が海外へ向けて移動しているということが想像できず、やっぱり世界は動いているんだということを実感する。若者や家族連れ、ビジネス客や団体など、何でこんなに多くの人が国際線の飛行機に乗るんだろうと、自分のことをさておいて思ってしまう。
チェックインは問題なく終了。
その後、両替に行ったのだがトラブル発生。海外旅行には付き物なのだが。実は、今回の旅のチケットを予約した際に、成田から羽田までの移動時間を3時間見なければならない、と言う理由で、11月3日に帰国した際に東京で1泊して4日の朝一番の便で松山空港へ向かう予定となっていた。 ところが11月にはダイヤ改正があったためか、帰国後その日のうちに松山まで時刻表的には乗り継ぐことが可能となるように変更されて、その調整が必要となったのだ。本来はそのような変更はできないのだろうが、事情が変わったのでそれを問い合わせてみようということになった。
まず、成田空港の手荷物カウンターで聞いてみるとそれは発券カウンターへ行ってくれ、と言われて、発券カウンターで訊ねると航空券が特典航空券なのでマイレージ窓口へ電話をしてくれ、とたらい回しになってしまった。
なかなか繋がらない電話がやっと繋がり、事情を説明すると変更OKということで胸を撫で下ろしたがそれからが大変だった。税金の計算をやり直すので待ってくれと言われて携帯が保留状態になり約30分程電話を繋いだままの状態で、4階の出発ロビーで待たされてしまった。窓口に出た担当は男性だったが、税金の再計算などどういうことか意味不明で長い間待たされ、さらに、結局わからずということになってしまいバルセロナに到着したときに追加料金が発生した場合はクレジット決済をするだのしないだので、どういうことになったのかわからないままの出発となってしまった。
帰りの便の変更が上手くいったのかいかなかったのかはよくわからないまま、両替をして出国手続きを済ませ、出発ロビーへ向かう。地図で見たら第1ビルは小さく書いてあるが、南ウイングだけでも歩くと長いのなんの。延々と歩いた先の先に47番搭乗口はあった。
南ウィング出国手続きを済ませると、目の前にエルメスのショップが現れ、思わず中へ。しかし、何も買えなかった 朝食を取ってなかったので、ラウンジへ向かう。
2階がいっぱいだったので4階でいなり寿司とかサンドイッチ、カレーなどをいただいて、ざっとした朝食を済ませた。同じ時間帯にワシントンやニューヨークへも出発する便があるみたいで、ブリュッセルに出発する頃になるとみんなが一斉にラウンジから姿を消した。 ワイントン、ニューヨーク便が出発するとラウンジはガラガラになった
いよいよ出発
市松模様に配置された座席
ANAのブリュッセル行きの使用機材は、ボーイング787でビジネスクラスは市松模様の座席配置となっており、寝るときはフルフラットのベッドにもなる。欧州路線でこれ以上の贅沢はないが、今回はマイルを使っての旅なので無料で搭乗することができ、どのようなサービスなのかも含めてこれも一つの楽しみだった。
プライバシーがかなり確保できる上、空間もゆったりとしていた。ワインもたくさん種類がありいちいちキャビンアテンダントが注ぎに来てくれる。食事はヒレ肉の煮込みがメインディシュのフルコース。目の前のモニターは17インチでタッチパネルだ。 プライバシーが確保された座席
モニターも17インチある。その下へ足を伸ばせる(フルフラットにしたとき)
ブリュッセルまでの飛行時間は約12時間。フランクフルトよりもまだ遠い。
成田を出発すると飛行機は新潟上空を通って日本海へ出た。日本海を横断してシベリアのハバロフスクからバイカル湖の北側を抜けて北極海からベルギーへ降りていく感じ。途中、群馬の上空からは尾瀬沼や尾瀬ヶ原、燧ヶ岳や至仏山・武尊山や平ヶ岳などこれまで歩き回った日本百名山などを眺めることが出来た。 成田空港を離陸。飛行機の右側に田沼意次が干拓を手がけたとされる印旛沼が見える
その後、ふと眼下に目をやれば日光白根山。二重式の火山で2011年に制覇!
はるかな尾瀬!!尾瀬ヶ原が秋色になっていた。手前に尾瀬沼、その右に燧ヶ岳、左上至仏山などの風景が広がった。感激!アヤメ平も見える
次に、奥只見ダム。去年、ダムの公園まで行ったので、懐かしい。このような形で見ることが出来るなんて、想像もしていなかった
機内食。付け出し
前菜
メインのお肉
シベリア上空はいつものことであるが、一面薄い雲に覆われていて地上の様子はほとんど伺い知ることができない。コペンハーゲンを過ぎた頃から雲の隙間から地上の風景がちらほらと見え始め、ベルギー上空まで来ると田園の中に家が建ち並ぶ風景やヨーロッパ平原の雰囲気がわかるようになってきた。
ブリュッセル国際空港には現地時間午後3時15分に到着。
わりと閑散とした空港で日本のような活気は感じられない。広いからなのか、次のバルセロナ行きのトランジットはどっちへ行けば良いのかわからない。人並みの流れるとおり入国審査をする。どこか回り道をしてAターミナルへ到着。ゲートは午後6時にわかるようだ。出発まで3時間半あるので、ラウンジを捜休憩することにした。 ブリュッセル空港をいよいよテイクオフ
バルセロナ行きもおまけのようなビジネスクラスだったが、A320の最前列にビジネスクラスのシートがかかっているだけで、席は普通席と変わりはない。不味いタパスがだされたので、頑張って半分くらいだけ食べた。乾燥している感じで、味は麦飯のようだった。
ブリュッセル航空のこれはパエリャなのだろうか?みんな残していたが、頑張って半分食べた見た。お世辞にも美味しいというものではなかった。それ以上は無理。
飛行機の旅は順調にバルセロナまで続けることが出来て、予定時刻に到着。
手荷物を受け取ってタクシーでホテルに向かう。約30分くらいかかったが、中世の街並みが続く市内中心部のホテルの玄関入り口まで案内してくれた。タクシーは街区と地番によって目的地まで行くようで、降り時に運転手が「ここだ!」と指まで差してくれた。
ホテルまではタクシーで移動
ところが、ここでまたまたトラブル発生!
ホテルというからにはエントランスがあってその名前くらいがわかる看板はあるだろうと思いきや、まったくわからなかったのだ。バルセロナの旧市街地には伝統ある石のファサードを持つ建物がずらりとならび、どれも同じような造りをしていて区別が付かない。また、町並を守るためなのか、看板らしきものも最小限の規制でもあるかのようだった。 出会った人に聞いても違うところを教えられたり、また次の人に聞いて辿ってみると元のタクシーを降りた場所に戻ってきたりで、一体どうなっているのかわからなくなって困った。1時間ほど初めての夜のバルセロナの町を彷徨い、結局元のタクシーを降りた場所が正解と確信して、大きな扉を開いた。よく見てみると、背丈が4mくらいありそうな大きな木製の扉の横に小さくオレンジ色の「カサ・デ・バルサ」と書いた看板がかかっていたのだった。
扉を開けて入るとEVが正面にあったが、ホテルがどこかはわからない。
100年くらい使われているのではないか、と思われる旧式のEVで、それに乗っていいやら悪やら判断がつかないくらいのものだったが、後にガウディの傑作「カサ・デ・バトリョ」へ行ってみたときに同じような形式のEVを見たのだ。それはとてもきれいだったが、使い方などは間違いなく同じで、見た目が使い古されたままなのかリフォームされたのかが違っていた。 網で出来たEVの籠の扉を開けて中に入ると、これまた旧式のボタンが設置してあって、それではじめてホテルがこの建物の最上階にあると言うことが理解できた。木製のEVの扉を閉めてボタンを押すとコトコトと籠が動き始め、「カサ・デ・バルサ」までやっとの思いでたどり着くことができた。
ホテルのエレベーター。これに乗って良いのかどうか、かなり迷ったが勇気を出して扉を開ける
呼び鈴を押すと中から管理人の若者が出てきて、取りあえずチェックインをする。
ここは日本人が集まる宿で、「地球の歩き方」には出ているが定員10名程のホテルという感じ。安く宿を提供する代わりに設備は共同で、まさに欧州の古い生活そんままを味わえるようなところだった。したがって、ホテルというような豪華さや便利さはなく、普通の生活をここで4日間するのみしか期待ができないのかなあと思った。 カップヌードルが数個売っていたり、ノートパソコンや冷蔵庫・ポットが共同で使えたり、夜の食事のお店を教えてくれたりくらいができる程度。それ以上を期待してはいけない。部屋には簡素なトイレとシャワーがあり、ツインのシングルユース形式で4泊で約240€。円の価値がユーロに対して下がっているので1日約9千円弱になる。
西回りに飛んだときは結構1日が長くなるので、体内時計は夜中の3時を過ぎていると思われ、シャワーを浴びて、翌日7時出発ということを決め寝ることにした。
洗面・トイレ
左奥がトイレになる。
今回は飛行機代は無料の特典航空券で、宿は安く頑張って。。。
もっとも空港利用税などの諸経費は必要だったけれども、かなり努力した旅行なのだが、ここスペインは美術館などの入場料がやたらと高いらしい。それから、円安の影響でレストランなどの食事も高くつくようだ。
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バルセロナ&ブリュッセル




