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コロニアグエル教会ファサード 現地時間2015.10.31、コロニア・グエルの町を訪ねる。
朝7:40am起床、8時出発。 お世話になっている宿カサ・デ・バルカ指定の朝食バルCafe y Panへ行ってみるとまだ締まっていたので、凱旋門の前のバルで朝食を摂ろうと行ってみたのだが、やはり開いていなかった。バルセロナの朝は本当に遅い。 仕方ないので地下鉄でアルク・ダ・トリオンフ駅からエスパーニャ駅まで行って郊外線でコロニア・グエルがあるモンセラーと方面行き3両編成に乗車。チケットはコロニアル・グエル教会の音声解説装置(ラジオフォン)がついて15€。列車の間隔は市内地下鉄と比べると疎らで20分に1本程度のようだ。
コロニア・グエル駅に着いて下車するのは自分たちのみ。駅からインフォメーションセンターまでは、青い足跡のペンキマークに沿って歩いて行く。
アントニオ・ガウディの作品があるには観光客が少ないなあ、と思ったら、ラジオフォンを貸し出すインフォメーションセンターが開くのが午前10時からだった。我々は少し早く着いてしまったわけで、朝の時間を近くのバルで朝食を食べて調整した。クロワッサンとドーナッツ、それにエスプレッソがその内容。 インフォメーションセンターが開くと同時に音声ガイドを借りて、コロニ・グエルの街並み探訪をする。住人の人も自分の町が自慢らしく、話しかけてくる。言葉は通じないが、片言の英語を話している内に何が言いたいのかわかってくる。そして、最後に丘の上のコロニアル・グエル教会へ。
コロニア・グエルは、グエル氏が繊維工場などを造るために新しい町づくりを目指したところで、ガウディはそこで教会建築を依頼され、取り組んだ
この教会は地下部分だけガウディが造った状態で建築は中断したままで現在に至っており、それでいてガウディの最高傑作とも言われている。エントランスに建つとその屋根を支える構造とファサードに圧倒される。まるで何かを叫んでいるような外壁で、このような造形を建築家が考えることはできないように思われた。
コロニア・グエル教会の外部
内部に入ると地下教会は天井も含めて構造体がむき出しになったような石造りで、外壁にはステンドガラスが嵌め込まれていて、空間に命があるようにさえ思えた。また、椅子はガウディが自分で設計したと思われる個性的で座り心地の良い木製のものが並べられていた。
もうこれは建築ではなく教会という芸術なのだという確信を得たのだった。 コロニア・グエル教会の内部
コロニア・グエルはバルセロナの中心部からやや離れているため、他のガウディ作品のような混雑に逢うことなく鑑賞できたのは幸いだった。
コロニア・グエル教会は、ガウディにしては規模もそれ程大きくなくて、小さな町の礼拝堂という感じなのでそれを放り出してサグラダ・ファミリアの建築に没頭したのではないか、と勝手に思ったのだが、午前中にその観賞に浸って再びスパーニャ駅まで戻ってきた。 コロニア・グエル教会の工事が中断された地上部分
本当はこのような教会ができあがる予定だった
スペイン広場もバルセロナ見本市会場など近代的な施設がある他、カタルーニャ美術館やミース・ファンデル・ローエ記念館など見所が多いところだ。たまたま、ハローウィンと重なったらしいが、コスプレ選手権のような催し物が開かれていたようで、日本のアニメから抜け出したような奇抜な格好をした人たちがわんさかと押し寄せて来ていて、異様な雰囲気だった。
バルセロナ見本市会場で開かれているコスプレ選手権に向かう人々。日本で見たようなコスプレも多かった
ミース・ファンデル・ローエ記念館への案内を発見
それらを通り越して、丘の上に聳えるカタルーニャ美術館を目指す。その下にミース・ファンデル・ローエ記念館があるはず。
地図ではスパーニャ駅からミース記念館まではしばらく離れているように見えたが意外と近く、丘に登る前にそれとわかる白いガラス張りの建物が目に入った。これは一目でミース・ファンデル・ローエ設計とわかる程の工業的なデザイン。ガウディとは正反対の建築へのアプローチだと思う。バルセロナ万博のパビリオンで一端は取り壊されてしまっていたらしいが、再建築して現在に至る。正直、この家で生活するには大変だろうなあ、とか、ガラス張りなので深い森の中に建っているならば素晴らしい環境だろうなあと思ってしまう。また、市街地で造る建物ではないようだ。 ミースの提案する住宅は、森の中のガラス張りの家がテーマ
20世紀はじめのバルセロナ万国博覧会のときにパビリオンとして建設され、その後取り壊されていたが、復元されたもの
家の中からの眺めは良いが、プライバシーが確保されないデメリットもある
スペイン広場からしばらく大勢の人の列の中を歩いてきて、ミース館見学の後丘の階段やらエスカレーターを登ると休憩タイム。売店でコーラとホットドックで昼食を摂る。それにしても、何を食べてもそれ程美味しくないし、値段も高いような印象が拭いきれない。円の価値が低下して、日本の経済力が弱くなっている分海外へ出たときにそれを痛感してしまうのだろう。
カタルーニャ美術館は、モンジェイックの丘の上に聳え立ち、遠くからでもその雄姿を見ることが出来るので是非とも行ってみたいという気を誘う。多くの観光客がそこを訪れるのだろうが、昨日行ってきたという日本人に印象を聞いてみたがこれといった答えが返ってこない。入場料は12€、約1700円くらいだと思うが、それ程の収穫はどうかと自分自身感じた。一頃なら 1000円くらいなのに為替によって印象まで違ってしまうのだ。
展示物は膨大でかなりの数の展示品があるが、宗教的なものを収集して展示してあるというのが概要であり絵画とか彫刻といった芸術家が制作したものは非常に少ない。どこかの古い教会から持ってきたもの、あるいはそのレプリカと思われた。それにしてもたくさんの展示品なので観賞しているとどっぷりと疲れてしまった。
広場にはあるエンタチスのモニュメント
美術館内部
美術館天井
カタルーニャ美術を鑑賞した後、同じ丘にあるミロ美術館を目指す。
もう美術品の鑑賞は十分ではあったが、同じモンジェイックの丘に並ぶように建っており、地図では隣接しているようだったが、結構歩くことになった。しかし、素晴らしい秋の天気でもあり、オリンピックスタジアムなどもあるバルセロナ市民の公園のようなところだったので、気持ちの良い丘歩きとなった。 ミロ美術館はETのようなオブジェが入館者を出迎え、そこで多くの人が記念写真を撮っていた。入館料は11€。入館するとどっぷりとミロの現代アートの世界へ引き込まれる。これも若干自分には理解不能であり、子供が落書きをしたような絵やガラクタを集めて展示したようなものまであり、現代アートとはこのようなものか、と理解したのだった。
入口のモニュメントで記念撮影
金沢にも現代アート美術館がありそれも理解しづらいのだが、今の人にはそれが良いと思う人が多いのか、これからのアートの世界なのかよくわからないというのが本音のところ。 天気は良いが、日が射している所以外は冷たい空気を感じる。館内がやや熱気で暑かったので、しばらく美術館の中庭でジュースを飲みながら休憩して次の目的地、海洋博物館へ向かう。単線のケーブルカーで丘を下り、少し港へ向かったところに博物館はあった。
博物館の前の広場には、コロンブスの塔がありここが有名なランブラス通りの南の端にあたる。ここにも多くの観光客が押し寄せていたようだが、観光でかなりの成果もあったし疲れても来たので海洋博物館に集中することにした。
ランブラス通りの南の終点にコロンブスの塔は建てられていた
バルセロナはカタルーニャとアメリカ交易の中心であるので海洋博物館の展示が期待されたが、大型船の模型の羅列が目立ち今一歩の内容で、入場者も少なく疎らだった。観光客は見るべき所をよく知っているものだと思った。
この日は夜にフラメンコショーを見に行くことにしていたので、早く宿に帰って夕食の情報を集めることになった。
バルセロナ海洋博物館
博物館内の大航海時代の船の展示
夜はインド料理のカレーを食べてみる17€(日本円で2400円くらい)。美味しくなかったので、あまりお薦めできない。カレーは日本のものが一番旨いということを再認識
カタルーニャ音楽堂で午後9時半から始まったフラメンコショー。終了は午後11時過ぎになる
終了後は、オスカーたちと記念写真が撮れた
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バルセロナ&ブリュッセル




