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書庫日本一周:バイク人ラリー2016

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納沙布岬灯台にて。やっぱり、霧だあ。5,6回ここへやって来たが、歯舞諸島が見えたことがない!!


 2016-6-30 3日目 その2
 ちょっと早い昼飯を道の駅知床・らうすで食べて、ガソリンを給油して次は野付半島を目指す。
 実は、ちらりと目には入ったのだが、羅臼にはドラマ「北の国から」の純の番屋があって、そこも観光スポットのようだ。ならば立ち寄らないといけない、と思いつつも、事前にチェックしていなかったのでスルーしてしまったのだ。

 そもそも、この純の番屋は舟木商店がここに再現したもので、あまりライダーのツーリングレポートに登場してこないため、自分の意識の中にも立ち寄るという気持ちがなかったことにもよる。実際のロケで使われた純の番屋は、行くことが出来ないところにあったみたい。

 知床半島をR335で南下、ここも通り慣れた道という感じで国後島をちらちら横目で見ながら標津に入る。サーモンパークの看板もあったが、この辺りはまめにやってきているため、野付半島へ行くことしか頭にない。
 野付半島は砂嘴という沿岸流による砂礫の体積地形で、初めてこれを知ったのは高校の地理の授業で、それ以来その代表格である野付半島と三保の松原については興味津々だった。

 その頃、是非野付半島に行ってみたい、と思ったこともあり、トドワラも気に入ったりして道東へ来る度に砂嘴の見通しの良い道路を走ってみる。しかし、バイクで来るのは今回がはじめてだから、兎に角楽しみだったのである。

 途中、写真をとったりしながら野付半島先端部の灯台辺りまで行ってみる。
 期待通りの気持ちのよいツーリングだった。左は根室海峡の向こうに知床連山がまだ雪をかぶって見え、右は野付湾やナラワラなど。風景はいつもと同じようなものだが、海水が浸食をしてきていてトドマツが減っているらしい。そのうち水没するのだと聞いたこともある。

 そう言えば、野付半島の北側海岸の防波堤工事をしていたようで、それが結構大規模なので疑問に感じたりしたが、それは海水による浸食を防ぐためだと考えれば納得出来る。それにしても、ずっと走ってきて北海道は非常に道路工事をいたるところでしていた。その土木等の分野は景気は活発のように見えた。



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野付半島。陸地から3分の一くらい、走ってきた。右は根室海峡、左は野付湾の尾岱沼



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逆に見たところ。左が根室海峡、右にはナラワラが微かに見える



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根室海峡の向こうに知床連山。中央部が羅臼岳で、硫黄岳辺りまで見えている



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野付半島先端部の灯台。ここから先は通行止めとなっていた



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野付半島先端部の竜神湾。砂礫の堆積物が、右へと曲がっていっている



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トドワラ。ここも堆積物が右に連なって伸びている



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トドワラ基部と海の向こうに先端部が見える。以前に先端部まで遊歩道を歩いてみたが、1時間以上かかる



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ナラワラ。海水が浸入してきている



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トドワラよりトドマツがしっかり残っている



 野付半島へやってきたら、野付半島ネイチャーセンターへ立ち寄ってコーヒーを飲んで休憩。相変わらずの観光客だった。トドワラへといっている人もいたし、これから歩いて行こうという人たちが準備をしたり、話し込んだり。ああ、今回もここへ来たんだ、と思って、トドワラを眺めた。

 根室半島の納沙布岬までは、野付半島からでもしっかりと距離があるので、時間のロスがないようにバイクを走らせる。R244野付国道を南下して、道の駅スワン44ねむろへ。この辺りはあまり特徴のない風景で延々と走らなければならない。

 さっき行ったトドワラへの船乗り場があったり、北方資料館のある道の駅尾岱沼があったり、しかし、それらも再確認したくらいで、R44への合流を急ぐ。早く走る車がいたので、合流点までその車について走った。

 しかし。
 困ったことに、R44が近づくに連れて空模様が怪しくなってくる。決して天気が崩れて雨が降る、というわけではないが、海で発生する霧のために日射しが遮られるのだ。
 そういえば、中学校の社会の授業で、夏場に北海道の南で寒流と暖流がぶつかって霧が発生する、というのを聞いたことがある。一般論では、夏場は冷たい親潮の上を南からの湿った風が吹くためらしい。

 また、海で発生した霧が、霧の摩周湖を誕生させたというテレビ番組もみたような気がする。
 ということは、これからは天気が一変して、良くても霧だろうな、という予感がしたが、その予感は的中して楽しみにしていた北太平洋シーサイドラインは、途切れることのない厚い霧の中を走ることになったのだ。


 R44までの間に走ったR244とR243は、風蓮湖を周り込むようなコースなのに風蓮湖がバッチリ見えるような所はこれまでなかったような印象がある。道の駅スワン44ねむろへ行ってみると、はじめて風蓮湖の端っこへやって来たと思えるくらいで、これまで風蓮湖とは一体どのような湖なのかと疑問だった。

 走古丹原生花園があったりするので、その辺りも行ってみたかったが、ツーマプによると「先端まで行けるが見晴らしが良くない。ダート400mあり」とか、「行き止まりに小さな漁村があるだけ」みたいなネガティブな情報だったり、サロマ湖では水が海と出入りする砂州の門のようなところまで行ってその地形に納得もしていたので、今回は風蓮湖の東の端の春国岱へ行くことにした。




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道の駅スワン44ねむろはいつも立ち寄るので、今回はちょっと先の春国岱へ立ち寄って見ることにした



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春国岱は、風蓮湖に出来た島のようなものだが、これも沿岸流の影響をうけているのだろう



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この辺りは春国岱原生野鳥公園になっている。橋からは海水が出入りする。そのような場所は他にもある



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バイクで行けるのはこの辺りまで



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ここから先は、徒歩のようだ



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春国岱側には遊歩道が整備されている。ここを行けるとこまで行ってみたかったのだが、空模様が心配で、目的地の納沙布岬を目指す




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春国岱の砂嘴の部分





 そのような一変した気象条件の中、北太平洋シーサイドラインの前に、バイクツーリングの旅として根室半島へ行かないわけにはいかない。
 本土最東端の岬には、これまでに何度もやってきたが、そこから歯舞諸島が見えたことは一度もなかった。霧笛がなっていたことはあったのだが、何故か今回は霧笛も鳴っていないようだった。

 納沙布岬までは、根室半島の南側のルートを選んだ。
 見慣れた根室市内のR44メイン通りを突き当たりまで東へ行って、そこで右折し根室半島線を進む。
 後から名古屋のライダーがつかず離れず追いかけてくるのだが、霧がどんどん濃くなってきて視界20mくらいになり、走ることにとても危険を感じるような状況だった。それに、気温がどんどん下がってきて13.5℃までなった。

 こうなると寒さ対策を講じないと体が冷えてくるのでフリースを着込む。でも個人的には暑いよりも寒い方が助かると思うのだが、あまり寒すぎるのも堪えた。納沙布岬が近づくに連れて夕暮れ時のようになり、辺りの風景も湖沼などが点在してきれいなのだろうが、なかなかそれを味わうことはできなかった。

 ナビを見ながら納沙布岬灯台が近づいていることを知る。漁村のようなところを通っていったが、景色は全くと言って良いほど楽しむことが出来なかった。納沙布岬の広場に到着したときは、数組の観光客がいたが、それ程賑わっているということはない。このような真っ白な世界では、やってきてもなかなか楽しむことは出来ないし、本土最東端の地に足跡を残したくらいになってしまう。
 
 それこそ、初めてならこのような所もあるのかと納得するかも知れないが、こう何度も何度も期待を裏切られていては、不快な気分になるのだが、自分が選んだ道だから仕方ないと思って諦めることにした。大方の旅行社とか観光客は、根室は海霧であまり楽しくないと知っているのか、訪れる人は道東の中でも少なく思えたのは仕方のないことなのだろう。
 それよりも、北方領土の問題で重要な地域であると認識していた方が、観光を当てにするよりも正しい理解だと思う。


 早めの昼飯を食べたので、ここでライダーには有名な鈴木食堂のサンマ丼をいただく、ということを小さな目的にしていたが、それも1日違いの開店前ということで、確認をして写真を撮ってだけで終わってしまった。次回のここでの宿題が1つ増えて、歯舞諸島を見ることとサンマ丼を食べることになった。

 帰りは、半島の北側のコースを通る。
 なんとちょっとしか違わないのに、こっちは霧もなく風景もよく見えてきれい!えっ、こんなにも違うの、という感じで、海岸線のとても気持ちの良いドライブコースを味わった。車もほとんど走ってないし、信号もないし、草原の中を快走した。





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納沙布岬にて




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鈴木食堂。ここで、サンマ丼を食べようと思ってきたのだが、開店の1日前で食べれず。サンマ丼は次回の宿題となった。




 根室から北太平洋シーサイドラインへコースをとるため、JR根室駅の先を花咲・落石方面へ左折する。
 この道を走るのは2回目で、3年前に観光バスで落石へ行ったことがある。落石へ行ったのは、ドラマ「北の国から」の中で蛍が医者と駆け落ちをして落石の診療所へ務めている、という設定だったためで、その時の風景がなんとも北海道らしい田舎の様子だったため、富良野ももう十分見たので、落石を見てみようと思ったことからだった。

 富良野のイメージが強烈すぎて、そこはもう観光スポットになっていたが、落石はそのロケの痕跡を残すところは発見出来なかった。今回もやっぱり落石がきになって立ち寄ったのだが、落石駅で出会った人に聞くと、ロケの場所があるにはあるが、わかりにくいということだったので、敢えてそれを探し歩くのはやめて、落石の雰囲気をこの無人の駅で感じ取った。

 たまたまこの路線を走る1両編成の列車を見かけたが、根室本線もとても寂しい気がした。
 踏切を渡って北太平洋シーサイドラインへ向かったが、この辺りも霧のメッカで、辺りは真っ白。根室地方の夏はこんな感じなんだと再認識した。そう言えば、北の国からのシーンも、このような天気だったような気がする。

 そのままなぎさのドライブウェーを通って厚岸湖の海岸側から釧路に入る予定だったが、こんなに霧が濃くてはバイクを走らせることもままならないので、ルート変更。浜中からR44へ出ることにした。
 途中、断崖絶壁の海辺や草原・湿原の展望ルートなども通ったが、海霧に屈してしまい、霧のない季節に再訪をしよう、と心に決めて道東の今回の旅を終了した。




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JR根室本線落石駅



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北の国からの遺言では、落石がロケ地となっていたので、それを思い出して寄ってみた。以前も大勢で北のだが、ロケ地を見つけることが出来なかったので、再び挑戦。しかし、それ程ロケ地を観光に活用しているわけではないため、発見出来ず。もう一度、よくドラマを見直してみないと、何回来ても空振りとなりそうだ



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滅多に通らない列車に出会った



 R44根釧国道に出て西へ進み、釧路を目指す。もう少しでこの日のゴールとなる。
 このルートは何回通っても自分にとっては特徴が非常掴みにくく、したがって記憶にもあまり残らないところで、アップダウンを繰り返して農耕地や自然の大地の中を走り続けた、といったところ。釧路が近づくに連れて、商業系の建物などと交通量が次第に増えてくる。


 和商市場で勝手丼を食べる、それもいくらたっぷりのいくら丼に仕上げるのだ、と心に決めていたので、とにかく午後6時の閉店までに和庄市場に到着したかった。できれば、午後5時くらいに。
 そういうわけで、R44を走っている間は、いくら丼いくら丼と呪文のように頭の中で自然に繰り返した。ナビにはJR釧路駅を入れていたため、もうナビの指示通りに走る。駅まで来ると、和商市場はもう目の前だ。

 和商市場では、なんとか間に合って、いくら丼+大トロを注文。
 どんぶり飯が150円で、それにいくらの小皿200円×5個と大トロ1切れ500円を載せ、計1650円也。これは和商市場を信頼していることもあり、とてもおいしかった。いくらも5皿分はかりで量って載せてくれた。納得のいくら丼であった。

 夕張メロンをお土産に購入しようと思っていたが、カードが使えないということで断念。時間も午後5時を回ると各店舗が店じまいをはじめて慌ただしくて、なかなかお土産を購入しようという気になれない。そんなわけで、こちらもいつも立ち寄るフィッシャーマンズワーフへ行ってみることにした。

 まだまだ釧路をマスターしたわけではないが、要所要所の位置関係がなんとなく分かるようになってきているので、どこへ行けば何が出来るかくらい想像がつき始めた。あと2,3回くれば、釧路湿原やその他の名もない名所など知ることができるかな、と思う。釧路市内から釧路湿原、厚岸あたりをゆっくりと訪ねてみるのも機会があれば実行したいところ。
 
 

イメージ 23釧路の和庄市場




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勝手丼でいくら丼を作ってみた。いくらが5皿で1000円、大トロ1枚500円、どんぶり飯150円の1650円。これがこの日の夕食となる



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いつもこの橋を通るし、テレビにもちょくちょく映るところ。幣舞橋




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フィッシャーマンズワーフ



 この日の宿は、東横INN釧路十字街。昨日、網走で決めた。
 夏の北海道って、ホテルがなかなか取れない。が、まだシーズン前なのでなんとかなるだろうと思っていた。ところが、そんな甘い考えでは行き詰まるわけで、平日でもほとんど満室と思っていた方が良い。予約が取れたのは偶然キャンセルがでたからくらいで、そんなに思うとおりとれるのではなさそうだということがわかった。

 8月が近づくともっと観光客が北海道へ押し寄せてくるわけで、そうなるとフェリーも予約ができないくらいになるらしい。当然、ホテルは満室のわけで、YHとかキャンプなどへ分散していくわけだ。北海道にはあちこちにキャンプ場があるが、ここらも観光客が押し寄せるということも聞く。

 
 結局、和商市場で食べたいくら丼がこの日のディナーとなった。
 東横INNは、朝食が食べれて4千円台と極めてお得で気に入ってしまったので、これくらいのコストで旅が出来れば大変ありがたいところ。そうすると削減出来た分、夕食や居酒屋で一杯などに回せるとも考えたが、釧路の夜はいくら丼だけで結構満足出来たんだよね。

 そんなわけで、夜の外出は控えて、ホテルで翌日のコースを練ることにした。もちろん、ビールくらいはコンビニで仕入れて、気持ちよく一杯。
 天気予報を睨みながら、翌日は帯広にほど近い、まだ行ったことのない「はるにれの木」を訪ねてみることにした。ここからの旅の後半は雨を覚悟していたが、どうやらお天気は悪くならないようで、ほっとした。

 帯広のすぐ近くまで行くので、いつもの六花亭にも立ち寄りたかったがそこまで欲張るとろくな事はないのではるにれの木から再び南下して襟裳岬へ行こう!結局、当初の予定通りのコースとなった。

 それで、明日の宿泊地はと探してみたが、苫小牧の東横INNは満室、室蘭のルートインも満室、どうしようか?札幌にしようかと考えてジャランで検索、室蘭にホテルサンルート室蘭が取れそうだった。しかしそれにしても驚くほど安い料金、東横INNよりも安い!それじゃあ、少々不利なことがあっても我慢しよう!と思い予約を入れた。

 これから先の天気は、やや下り坂ということもあり、コースがどうなるのかが決まっておらず、室蘭の次はどこにするのか迷っていた。その次の日が最終日となり、最後は函館の東横INNを予約していたが、あと1日が未定のままで釧路の夜は終わった。











 
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