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宗谷岬に立つ
2016年9月17日(土)北海道2日目、サロベツ原野から宗谷岬を経て、ライダー憧れの地エサヌカ線、興部・紋別を経由、R273,R39を通って層雲峡までのルートを走った。
この日は長期予報では雨が降る気配であったので覚悟はしていたが、寒冷前線が前夜のうちに道北を通り過ぎたようで、朝起きてみると雲一つないとは言えないまでも晴れていた。ラッキー!
いつもの通り、ホテル豊富の前で集合写真を撮って出発。バイクはびっしりと昨夜の雨で濡れていた。
北海道らしい景色のサロベツ原野から利尻水道へ出て北上する。
上サロベツ原野は、山や丘もなくだだっ広い草原が果てしなく続く。このようなところを走ってみたかった、というべきコースで、一端海辺まで出てオロロンラインは自由走行となった。みんなバラバラで思うままにバイクを走らせる。途中で止まって写真をとったりなど、やっと解放されたという感じだった。
利尻島は頭を雲の中に隠していたが、裾野だけはわずかに雲の下から伺い知ることが出来た。
ホテル豊富を午前8時に出発
サロベツ原野を行く
サロベツ原野からオロロンラインへ出た
ここからはフリー走行
オロロンラインを行く松本さんのR1200GS
オロロンラインは海辺の草原が延々と続く。走っていてとても気持ちが良い!!
R1200RSの山下さん
途中でお互い、写真を撮り合う
利尻島をバックに。頭は雲の中
あと稚内まで26km
稚内の手前の「こうほねの家」という無料休息所で再集合。
夏のハイシーズンを過ぎ、この季節になると道北を訪れる人はめっきり減って、シルバーウィークというのに観光客が多くやってきているという感じはしなく、静かな北海道の雰囲気だ。
海辺を散策したり、コーヒーを飲んだりで、オロロンライン最終地の雰囲気を味わった。こうほねの家は屋上が展望台になっていて、稚内のノシャップ岬方面がすぐそこに見えた。
ここが快晴ならばどんなにか、また違ったことだろうとは思われたが、兎に角これだけ雨が降らずに持ったことは幸せだった。
道の駅のような休憩所、こうほねの家
こうほねの家。中はトイレと休憩所になっている
こうほねの家の海側には遊歩道など設置してある
こうほね沼
遊歩道より、こうほねの家
こうほねの家を出発するとすぐに稚内に到着。
ノシャップ岬方面へは行かずに小さな半島と稚内駅付近をショートカットして市内へ入る。稚内では立ち寄るところはなく、ガソリンスタンドで一部燃料が無くなって宗谷岬まで到達できそうもない、と判断した人が給油。入れずに保つ人は、日本最北端のガソリンスタンドの給油記念をもらうために、宗谷岬で給油することになった。
稚内市内から宗谷岬までは、バスの後を付いて走る。
やがて稚内空港が右手に見えて、宗谷岬が左に突き出している。しばらく行くと、宗谷丘陵にある風力発電の風車がたくさん見え、次第に大きくなってきた。
バスが先頭からいなくなると、その先には何故かパトカーが赤色灯を回して走っている!これを抜くわけにはいかない、ということで、ゆっくりと左手の海を眺めながら、宗谷岬のガソリンスタンドまで走った。パトカーはその先の派出所のものだった。
多くの人が、日本最北端のガソリンスタンドで給油して、そこから百メートルくらい引き返して宗谷岬の日本最北端の地の碑に集合。
スタンドでは、日本最北端の証明書と貝殻で手作りされた給油の記念品をいただいた。このような細やかな心遣いが日本全国に伝わっているのだろう。
稚内市内へ入ると、宗谷岬まで燃料が保たない人が給油をする。ガソリンスタンドは少ない
宗谷岬が見えてくる
宗谷丘陵には風車がたくさん見える
何故か宗谷岬まではパトカーに先導される
後を振り返ると。。。
宗谷岬へ着くとまずは給油
ここで給油すれば、日本最北端の給油所の照明をもらえる。そのため、みんなここまで我慢してきたのだ
宗谷岬はこれまで数回訪れたことがあり、あまり珍しさは無いが、バイクで来るのは初めてだったし、今回のようなツーリングというパターンでやってくることができたのは、一つの記念にもなった。
宗谷岬の前で、貝殻を敷き詰めたという宗谷丘陵の白い道へ行くグループと、海沿いを走って普通に宗谷岬へ来るグループに分かれた。
自分のバイクはツアラーなので、貝殻が敷き詰められた道を走ると危ない可能性があり、普通通りに海岸線を通って岬までやって来た。この二つのグループの合流もあるので、宗谷岬ではゆっくりと休憩時間を確保することになった。
宗谷岬では是非とも生ウニ丼を食べたいと思っていたので、チャンス到来。
集団記念写真を撮った後、出発まで15分くらいの時間があった。ここでは、確かどんぶりを食べることのできるお店があったはず、と勝手に事前に決め込んでいて、宗谷岬までやって来ると勝手な思い込みにもかかわらず、その通りのお店を思っていた場所で発見!!
これは、何回かやって来ているので勘が働いたのでしょう!?
神のお告げなので行くしかない!行って、迷わず生ウニ丼を頼んだ。もっと早く出てくるかと思ったが、出来上がるのに5分くらいかかった。それを、写真を撮って3分で食べて、バイクに戻って出発の準備。時間的には全く問題なかったが、もっとゆっくりいただきたかった。
宗谷岬の記念碑
宗谷岬駐車場。あまり車がいなかった
宗谷岬灯台
全員で。
ツーリングで同じようなバイクが並ぶと圧巻
さきほど給油した、最北端のガソリンスタンド方面
10:45出発となり、一端自由行動
いいお店を発見!
生ウニ丼2900円。さすが、北海道!
風がやや強くて、海も波立っていた
間宮林蔵の記念碑
宗谷岬の休憩の後、10時45分に出発して宗谷丘陵へ向かう。
とても牧歌的な風景の岡が続き、走っていて気持ちが良い。しかし、通り抜けれる予定のところが、なんと通行止め。
そう言えば、ここのところ北海道に台風が連続して上陸して、帯広周辺や道北などを中心にかなりの被害が出ていると聞いていたが、その影響がここにまででているのか、と思われた。
仕方が無いので、ここで引き返して再び宗谷岬まで戻り、そこからライダーには有名な通称「エサヌカ線」と向かうことになった。
その後、宗谷丘陵へ
風力発電の風車がたくさん勢いよく回っていた
なんと、通行止め!!雨の影響かと思われる
みんな一端バイクを降りて、どうするか検討。引き返すことになった
宗谷丘陵の牧草地
エサヌカ線は、だいたいで言うと浜頓別のクッチャロ湖付近で、オホーツクラインはかなり海から離れたところを走るが、エサヌカ線は海に平行して近くに真っ直ぐに付けられた電柱や標識などがない直線道路なのだ。
ここへやって来たくても、なかなかやって来ることができるものでもなく、何年も思案した末にそれが実現するというほどの、ホッカイダーの重要ポイントだ。噂には聞いていたが、本当に直線が長く続いている。今回のツーリングの目玉のようなところだった。
エサヌカ線を気持ちよく走り抜け、その後はトイレ休憩。
なかなかトイレが無くて、コンビニに立ち寄る。やっぱりコンビニは1人分しかトイレが設置してなくて、なかなか時間がかかった。
次は、昼飯だ。
エサヌカ線に到着
このようなところは、日本には他にない
道には、電柱や標識など何も立っておらず、なんとスッキリとした風景のことか。ライダーが憧れるはずだ
エサヌカ線を抜けると、セコマでトイレ休憩
トイレは1個しかなかった
昼食は、枝幸町の道の駅「マリーンアイランド岡島」で食べた。船のような形をしたレストラン&特産品売り場。
ここでは、ホタテカレーを食べたが、待ち時間がとても長くてイライラした。ホタテはこの辺りで取れるはず。前回北勝水産のホタテバーガーを食べ損なったので、それを食べてみたかったのだが、なかったのでカレーとなった。
ホタテカレーが出てくるまでにかなりの待ち時間があったが、ツーリングだとあまり心配にはならなくて、考えようによってはプラス効果かもしれないと思われた。それは、長い時間待つことによって疲れていた体が回復したり、ボーっとしていた頭が目を覚ましたりということもある。実は、そのようなことは重要なことで、ソロだとさっさと先へ行きたいという気持ちばかりがつのるが、ツーリングだとその心配がないのだ。
午後1時半に、マリーンアイランド岡島を出発。
興部、紋別を目指す。
興部の手前で、一部の人がお土産のカニを購入。ここでしばらく時間がかかった。
ちょうどその頃雨が降り始めたので、その待ち時間にレインウェアを着ることにした。今回のツーリングは毎日雨具のお世話になるなあ、と思いながらも、その後は降ったり止んだり。
興部の道の駅で休憩。札幌からのツーリンググループと言葉を交わす。
「愛媛からこれだけの数のバイクで、びっくりです」と、そのグループの女性の方が話していた。
興部の道の駅は、2ヶ月前にも立ち寄ってソフトクリームを食べたところであったが、今回は雨に打たれていたため食べる気にはなれずに、トイレだけ済ませて先へと進んだ。紋別には、カニのモニュメントなどもあるのだが、市内へ入る手前から層雲峡を目指して右折。あまり、紋別へ行ったという気にはならない感じだ。でも、前回紋別でもゆっくりしたので、今回は天候がぐずつくこともあって、早く層雲峡の温泉に入りたい気分だった。
昼食は、道の駅マリーンアイランド岡島
ホタテカレーを食べてみた
このマリーンアイランド岡島では雨が降っていなかったが、さらに南下する雨が降り始めた。あとは、道の駅興部
で休憩して、層雲峡目指して走るのみ 紋別からオホーツクラインを右折して層雲峡を目指す。
このR273は、これまで通ったことのない道路でどのようなものか楽しみだったのだが、雨が降るためスクリーンを上げて走ったのと、眠気がやたらと襲ってきて、早く休憩して欲しいという気持ちだったので、結局どの様なところか印象が薄い。
スクリーンのお陰で濡れたりとか、寒いと言うことは感じなかったが、次の道の駅で休憩したときには、みんな同じように眠い、と言っていた。風景を楽しめなかったことも眠気を誘った原因と思われる。
休憩の後は、黙々とR273で層雲峡・朝暘亭を目指す。
途中、R333、さらに先にはR39と合流、以外と北海道であるからには、遠い。層雲峡に着いてからホテル朝暘亭に入るまでに多少迷い、あちこち行ったのだが、自分としてははじめからあのホテルと思っていたところだった。
初めて層雲峡へ行ったのは20歳時だったが、その時層雲峡YHに宿泊したのだが、朝暘亭はその時からその隣に聳え立っていたのだ。その後、縁あって何度かこの付近を訪れたり、温泉に入ったりということがあったから、親しみのあるエリアだった。
層雲峡に来て朝暘亭に泊まれると言うことは、自分にとっては幸せなもので、後のホテルも宿泊したことから考えると五十歩百歩、それ以上良いというところはないと思った方がいい。ただ、他の人にとってみると、夕食がバイキングだったこともあり、お酒の注文などにスムーズに対応してもらえなかったことにやや不満があったみたい。まあ、そんなもんでしょう!
朝暘亭では、展望大浴場「黒岳」と天空露天風呂「朝暘山」、それに下層にある癒やしの湯「桂月」の3つのお風呂を楽しむことができた。
R273を走っていると、雨も降るし、眠くなってきた。道の駅香りの里たきのうえで最後の休憩
ここで眠気覚ましにコーヒーを飲んだが、その後気温が下がってトイレに行きたくなり、困った
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ツーリング:北の大地 2016秋




