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前挽大鋸(まえびきおが)。木材を軸方向に挽くための道具
山陽新幹線新神戸駅の東側に、「竹中大工道具館」が新築移転されています。
以前から一度訪れたいと思っていたのですが、平成29年2月1日に大阪へ行く際に時間調整をして、やっと行くことができました。
そもそも宮大工が会社の起こりというだけあって、神社仏閣にこだわった展示もあり、木材について詳しく解説してあったりと、伝統の匠の技術を継承していきたいという気持ちが伝わってきました。
大工道具は小さな頃からずっと見て育ったので、昔大工さんが使っているのを見たことがある、というものもたくさんありましたが、やはり槍鉋や石斧など興味を引くものもたくさんありました。
ここを訪れたのが普段の平日だったにもかかわらず以外とお客さんが入っていて、建築を学ぼうとする学生グループとか親子連れとかが展示をしっかりと見ていて、自分にとっては普段の生活の中に存在していた大工道具が、世代によってはとても珍しい古の文化財のように感じているのかなと思われました。
しかし、新幹線新神戸駅のすぐ隣というロケーションは、ちょっともったいないような場所ではありますが、久し振りにこの地に立ってみると、神鋼記念病院など超高層ビルも増えてきており、六甲山の麓の風景も変わってきているように感じました。
地下鉄駅南口から地上へ上がると、約30年前にはこの辺りで珍しかった新神戸オリエンタルシティがどっかーんを建っていました
左に見えるのが、新神戸駅。この場所に竹中大工道具館はあります
道路に面したところにある案内看板。これを見逃してはいけません
竹中大工道具館入口。ちょっと見た感じでは、お屋敷のような門構えです
大工道具館の入口
木造平屋建てのように見えますが、鉄筋コンクリート造地下2階、地上1階建て
エントランスホール。石本愛子の漆工芸・沈金の企画展が開かれていました。作品の写真を撮れなかったのがとても残念です。沈金とは、漆の上に金色や原色などを重ね塗りして乾かし、その後彫刻刀のようなもので彫って下地の色彩で木などの模様を表現する、極めて芸術性の高い作品でした。言葉で説明できないのが残念!!
ホールから、順路は地下へと降りて行きます
中庭吹き抜け部分
地下1階の吹き抜け。神社の軒の木組みがよくわかります
昔の製材の技術なども紹介されています
B!1Fから、B2Fと中庭を見る
B2Fには、茶室の骨組み、荒壁を付けるところが再現展示されています
こうやっていろいろな木を並べてみると、木目や質感の違いがよくわかります
材木から、木の製品を取り出すところが理解できます
丸太から、このように製材して、製品となります
なかなかこうやって、木について考えるときはないので、ある意味勉強にもなりました
これは、樹齢数百年の材木でしょうか。木目のきれいな木材が取り出せます
このような木材の利用について、本ではよく見かけますが、実際に木材を使って紹介されていたのは、初めてでした
地下2階には、学習スペースやビデオなども見れて、時間をかけて学びたいところです
B2Fから見る神社仏閣の柱と軒の模型
柱頭部の枡組
法隆寺の金堂についても触れられています。もともと西岡棟梁が法隆寺の大工だった関係かもしれません
B1Fの吹き抜けの周りに、大工道具などが展示してあります
ここらの道具は、我が家にもあるような気がします。が、斧は、こんなにたくさんの種類はないようです
鑿(ノミ)
鋸
小屋組
大鋸(オガ)
斧
地下1階のギャラリー
隅木と二重垂木の解説がありました
原始的な道具でしょうか。石斧などがあります
これは、道具に触って体感してください、という計らいですが、どのようにこの道具を用いていたのか、と思います
デッキ。ここが都会の真ん中とは、ちょっと思えません
正面の庭
入口へのアプローチ
門を入ってきたところ
シンプルな看板です。あまり目立たなかった気がします
このような場所ですが、無料の駐車場があります
すぐ西隣に新神戸駅
同じく、神鋼記念病院の超高層ビルもあります
地下鉄駅南口近くから、新神戸駅周辺を見たところ
神戸の地下鉄には、はじめて乗りました。どれだけ神戸に行ってないか、ばれそうですが。
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