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書庫山登り

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台風一過のJR静岡駅前




とても空しい山旅のお話です。

 平成29年8月8日、遠い南の太平洋上を迷走してその後ついには日本列島を横断した台風5号の影響です。

 南アルプス荒川岳から赤石岳・聖岳・光岳を縦走しようという計画で、9:35am頃 静岡駅前のバス停で畑薙第一ダム行きのバスを待っていると、しずてつの社員の方が南アルプス線が運休になった、と伝えに来ました。
 予定していた乗客にはみんな電話をしたが、自分だけ連絡がつかなかったらしい。

 昨日、夜行バスで愛媛県西予市から新大阪まで来て、そこから静岡駅まで新幹線11000円、すべてが無駄となりました。
 静岡から畑薙第一ダムまで、道路が通行止めになっているという。そこから、椹島まで3カ所以上の土砂崩れがあって、送迎バスも通行止め。
 
 南アルプスアクセスパックも運休になったらしい。
 大井鉄道も運休で、送迎バスも動いていないから、タクシーなどで行っても仕方ない。どうしよう?

 今日、8/8の動ける範囲は限定的。
 白樺荘まで行って、開通を待つ手もある。しかし、そこから南アルプス麓の登山基地・椹島までいつ開通するか、当ては無い。
 そこまで話して、静鉄の社員とは別れる。

 その後、椹島ロッジに電話をしたら、「道路を点検してからで無いと、状況について何も言えない。」、と言われます。
 結局、道路の通行止めの開通の見通しは全く無いので、すぐに通れるようになるのかもしれないが、ここはリセットするのが賢明、と判断しました。

 今回、日本百名山4座登頂の予定を、2座に変更するという可能性も考えられますが、登山道にも被害が出ているかもしれないし、安全を確認してからもう一度計画を練り直すのが最良の案、と考えることにし、残念ですがここから四国まで引き替えすことに。

 静岡駅まで来ていて、かなり後ろ髪を引かれる思いでしたが、下山口の長野県の遠山タクシーに連絡すると、あちらも通行止めになっているらしい。
 昨日から、夜行バスで走ってきている内に、土砂崩れが起こったんだね。これから、山への気力が保てるか?などなどいろいろ考えましたが、これも経験か。

 百名山苦労話の一つとして、胸にしまっておくことにしました。







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8月7日夜、西予市宇和町の宇和島バス卯之町営業所へやってきました。台風も去ったことだし、南アルプスへの気持ちが高まります





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夜行バスの待合室には誰もいませんが、ここでバスに乗ると明日の朝には間違いなく新大阪まで連れて行ってもらいます





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新大阪には午前6時前には到着。新幹線も平常通り動いていて、静岡まで指定席に乗り込みました





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朝早いので、乗客は自分一人






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朝飯の弁当もあまり選択の余地は無く、バッテラをいただきます






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新大阪付近は、雲は厚いものの日が差していて、天気は回復傾向






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京都が近づくと、雲が厚くなってきます






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米原の手前では、琵琶湖に注ぐ川が氾濫しているように見えました






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関ヶ原にやってくると、今まで大雨が降っていた、という雰囲気






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濃尾平野では、結構濁流が川幅一杯に流れています






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大井川を渡る頃は、いつも細い川の流れが、もうこれ以上川幅の余地が無いくらい、一杯になって濁流と化しています。この上流にこれから行くんではなかったっけ?などとは、つゆとも考えず、新幹線の窓から気楽に眺めていました





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静岡に到着。天気は晴れています。これからの心配を吹き飛ばしてくれました






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8:38JR静岡駅到着。南アルプスの畑薙第一ダム行きのバスまでは、まだ1時間以上の余裕がありました





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前を歩く山ガールも、南アルプスを目指すのに違いない!!などと、変な確信を持ちます





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静岡駅前のバスターミナル






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JR静岡駅まで来ると、他にもリュックを背負った人がちらほら。みんなどこへ行くんだろう?などと、余計なことを考えたりします





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9:50発のしずてつバス乗り場も、真っ先に確認





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JR静岡駅





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まだ、バスの出発まで時間があるので、駅前の静岡市ミュージアムへ行って、時間を潰すことにします





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駅前には、徳川家康の子供の頃の銅像がありました






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静岡市美術館前には、やっぱり徳川家康の銅像があります。家紋も大きく飾ってあります





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いよいよバスの出発時間になって、駅前に戻ってくると、バスが運休になったと伝えられます。
正直、目の前が真っ暗、どころではありません。昨日から夜行バスと新幹線を乗り継いで静岡までやって来ているのですから。こんなことって、現実だろうか?と思ってしまいました。
結局、しずてつバスは畑薙第一ダムまでのバス代は払い戻しをします、と言いますが、こっちにとってはそれどころの損失ではないわけです。
それをしずてつの方に言っても始まらないし、どうしたらよいのか血迷ったあげく四国へ帰ることにしました。




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名古屋からの飛行機もとれなくて、新幹線で岡山まで帰って瀬戸大橋を渡り、西予市へ夜に帰ってきました。これも山登りかも










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