高昌故城につづいて、古き良きシルクロードの雰囲気が残る吐峪溝、アスターナ古墳、ベゼクリク千仏洞へ行きました。
シルクロードの雰囲気とはどのようなものか期待していましたが、結構乾燥に耐える暮らしをしているところという印象でした。村の中を雪解け水が流れており、そのお陰で人間の暮らしが営めているのだなと実感します。
アスターナ古墳は、地中のお墓というイメージですが、掘り出されたミイラは新疆ウイグル自治区博物館に本物が置いてあって、ここで見られるのはレプリカだそう。とにかく、乾燥して暑いところです。
ベゼクリク千仏洞はかなりイスラム教徒によって仏教文化が破壊されており、ちょっと残念でしたが、これが中央アジアの歴史なのかということも思い知ることができます。
高昌故城から吐峪溝へ行く途中、ビニールハウスのようなものがたくさんありましたが、これは保温ではなく乾燥や直射日光から農作物を守るためのようです
トルファンのオアシスは、川の畔とかわき水がある所ではなくて、カレーズという地下水路が発達しているそうです。そのためこれだけ砂漠の中で農作物ができているみたい
この辺りはハミウリの山地。ブドウもありました
火焔山から続く谷へと入っていきます
ほんと、乾燥したところにある土でできたような建物が続いて現れてきます
実際は、人間の力が無ければこのような砂漠ばかりになっていたのでしょう
町の観光用駐車場に到着。公安の建物があって、監視が厳しい
駐車場への出入りも厳重に管理されています
吐峪溝の駐車場広場。ほとんど車がないのは何故
この地図によると、この吐谷溝は火焔山脈の谷間の雪解け水が流れてきているようです。しかし、それは尻無し川となって砂漠に消えていっていました
三輪バイクがメインの乗り物です
一部、干しぶどうなどが売られているようですが、あまり商売気がありません
この超乾燥した地帯で、ブドウがこれだけ緑の葉を付けているのは、オアシスの水があるため
町を歩いてみます。左側に谷川が流れています
なんか土蔵の町、というイメージ。
暑いためか、人の姿もあまりありません
このような土蔵の建物が古民家として保存されていました
有名な探検家の生家なのでしょうか
イスラム教のモスクがあります
町の中心部を流れる谷川の水量は、意外と多い
オアシス・吐峪溝のメインストリート
歴史建築と表示されている模様
オアシスの谷川に沿って、一番川上まで行ってみます
このオアシス建物は、入口を入って行くと左右に倉庫と住居が配置されていました
入口は至って簡素ですが、あるところと無いところがありました
カフェのようなところもありましたが、営業してない雰囲気
それにしても静かな観光地でした。他に観光客がいないのでは?という感じ。
とても厳しい検問が何カ所もあるので、観光に来るのも大変なところです
本当は、町並みを通り抜けてここから出る予定でしたが、ここも閉鎖されていました。どれだけ管理されているのか、と思います
高台からオアシスを見渡してみると、こんな感じで中東の町のようでした
屋根は土葺き。
雨が降らないので、瓦のような防水機能は不要とのことです
オアシスということなので、もっと緑が多く見られるのかと思っていましたが、本当に荒涼とした町並みでした
このオアシスの歴史的価値はもっと事前勉強してこないと、十分知ることができないのかもしれないと思いました
町の流れるこの雪解け水は、かなり土が混ざっていてきれいな水ではありませんが、荒れ果てた大地の中のでは命の水です
建物が日干し煉瓦のようなもので造られていました
吐峪溝の次に、アスターナ古墳群へやって来ました。ここも、他の例と同様に公安がしっかりと警備をしていました。どれだけ公安職員がたくさんこの地域にはいることでしょうか。失業対策かと思ってしまいます
入口を入ると、古墳を見渡すことの展望台があります。ここへは登らず、有名な古墳にだけ行きました。
ここは、ミイラの眠る墓地群とされていて、死者を埋葬すると極度の乾燥のためミイラになってしまうそうです。エジプトのミイラは、内蔵などを取り出して造るのですが、ここは自然にミイラになります
古墳と言っても、階段状に地下へと降りていったところに入口があるという構造で、地上は目印があるくらい。内部は撮影禁止
大金持ちの商人の墓地など、数カ所観光のため公開されていましたが、まだ未発掘の古墳も沢山ありました
暑くて観光客がいないのか、タイミングがずれているのかわかりませんが、地球の歩き方にはばっちり紹介されています。
客よりも公安の警備員の方が多いくらい。といっても、アルバイトのような公安です
アスターナ古墳の入口に年間気温の棒グラフが掲げてありました。
夏は50℃近くになり、冬には0℃近くまで下がる気候。さて、いつ訪れるのがいいでしょうか
アスターナ古墳群の次は、火焔山脈を少し上ってきて、ベゼクリク千仏洞の駐車場へやってきました
千仏洞は、ここから歩いてムルトゥク川の方へ降りていきます
駐車場の横には、富士山のような山が。。。しかし、砂が堆積した感じです
駐車場からどんどんと谷へと下っていきます
千仏洞の洞窟入口が見えてきました
正面の川の対岸の山は、雨も降らないのに崩れ落ちています
千仏洞は、昔仏教の僧が修行したという石窟が並んでいました。紀元6世紀頃から開削がはじまったそうですが、今ではこの地域は仏教からイスラム教へと改宗されているため、その多くが傷つけられたり破壊されたりしています
このような石窟の中に仏像や壁画が描かれていましたが、その殆どが金を取るためにはぎ取られたり、破壊されていました
現存する石窟は、83窟
石窟は、2段にも3段にもなって掘られています
石窟の中を見ながら一番先端まで行きましたが、内部は写真撮影禁止。文化財が破壊されたという状況で、歴史の悪戯を見た気分です
ベゼクリク千仏洞は、砂岩の大きな岩をくり抜いて造られた、王族の寺院でした
この辺りの雪解け水を集めて流れるムルトゥク川に沿って、樹木が茂っています。とにかく、緑がとても珍しい。日本は緑ばかりなのに、トルファンではとても少ない

←”見たよ!” の「1ポチ」お願いします!!