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書庫シルクロード

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エイティガール寺院






 いよいよ西域カシュガルでの最終日となりました。

 今日は夕方の北京行きの飛行機の時間までカシュガルの市内観光が主な予定です。今回の旅はANAの特典航空券利用であるため、帰りの航空券はカシュガル−北京で予約しましたが、実際には中国国際航空のカシュガル−ウルムチ、ウルムチ−北京と乗り継ぎ便でした。しかし、このようなシステムがあるだけでもありがたく、カシュガルまでやってこれたわけです。

 また、東西に広い国を飛行機で移動すると、ローカルタイムでカシュガルでは動くこともあって北京に着くのは日が変わる頃になります。ちょっと、日本とはスケール感が違いました。

 というわけで、まずはアパク・ホージャ墓とも呼ばれる香紀墓と、昨日すでに閉館していて見れなかったエイティガール寺院へ向かいます。





 昨日、カラクリ湖へ行き、帰りに市内の旧市街区観光をしたのですが、ホテルは皇家酒店というところで連泊でした。中国西域にあってはなかなか良いホテルでしたが、カシュガルにはさらに高級なホテルが数多あって、地球の歩き方にも紹介されないクラスです。<br /> 朝食は世界スタンダードレベルなので、ちょっと楽しみ
 昨日、カラクリ湖へ行き、帰りに市内の旧市街区観光をしたのですが、ホテルは皇家酒店というところで連泊でした。中国西域にあってはなかなか良いホテルでしたが、カシュガルにはさらに高級なホテルが数多あって、地球の歩き方にも紹介されないクラスです。
 朝食は世界スタンダードレベルなので、ちょっと楽しみ





 朝8時朝食、と言っても、ローカルタイムでは午前6時になるのでまだ世の中が動き出してない雰囲気で、お客も疎ら。
 実際には朝食の準備も、開店と同時というかそれから本格的に行うというくらいです



 このようなメニューになりますが、中国ではオレンジジュースをホットで飲むところが多い




 朝早いロビーにガイドさんが迎えに来てくれます。
 ヘルメットを被った公安と話をしてますが、どこも公安とか警察の服を着せられた警備員がいて、一応手荷物検査などをしているふりをしていました。本気でやっているわけではないようで、パフォーマンス的なところが多かったように思います




 この日はカシュガルを離れるのでチェックアウトして、スーツケースを車に詰め込んで出発します。
 何故か車がワゴンから乗用車に変更になっていました。
 昨日カラクリ湖へ行くときは荷物も無かったので、乗用車だったら速度制限に引っかからず、もっと早く行ってこれたのにと矛盾を感じます




 香紀墓はカシュガル市内でエイティガール寺院に次ぐ観光地のようで、結構遠くに車を駐めさせられて商店街のような所を15分くらい歩いて行きます。
 距離が割とあるので、三輪タクシーが待ち構えていて、乗らないかと誘われました。

 ついでですが、これまで新疆ウイグル自治区を移動する度に検問所があって長く時間を取られ、国のウイグル弾圧だなどと感じてきましたが、カシュガル市内を観光する場合はそのようなこともなく、地域間の移動に関しての監視が厳しいということを思いました




 香紀墓の開場は午前10時。
 といっても、これは北京時間での話なので、ローカルタイムでは午前8時ということになります。しかし、中国は国内時差がないのでややこしい。
 カシュガルの朝一番は、午前10時ということになるのでしょうか。そのため、まだ準備中で、誰も来ていません




 北京時間で午前10時になるまで、香紀墓の周辺の公園をぶらぶら





 香紀墓の入口で記念写真を撮ったりしながら、正面の門から入場





 金属探知機の箱を通って入りますが、これって本物かなと思ってしまいます。取りあえず形式上入場チェックをしました、というためだけのような感じもします





 入口横には冬のモスクと呼ばれる、小さなモスクがありました。中には、大きなモスクがあって、冬以外はそちらでお祈りを捧げるのだそうです





 冬のモスクの奥には、夏のモスクがあります。こちらは、柱の装飾などが伝統的でした




 ここには、アパク・ホージャ以外の墓も併設されていました





 アパク・ホージャ墓(香紀墓)。
 16世紀末の新疆イスラム教白帽派の著名な指導者アパク・ホージャとその家族(5代72人)の墓で、別名は尊者の墓。
 また、乾降帝のウイグル人妃子であった香紀(容紀)がここに葬られたと誤伝されたため、香紀墓とも呼ばれているそうです。中には52の墓標があります




 インドのタージ・マハルを思い起こされるようなファサード





 この墓は、四隅にミナレット(尖塔)があり、イスラム教のモスクかとも思いましたが、中に入ると墓標が一面に並んでいました





 タージ・マハルも妃のための大きな墓ですが、こちらもそれよりはやや小さい墓と言えます




 これだけの墓を作るということは、昔から新疆地域はかなりの力をもっていたと感じさせられます




 香紀墓の4面ともタイルなどで美しく装飾されていて、建築的にもかなり価値があるのではないかと思いました




 隣の敷地にある一般の人のお墓。完全に仕上がっておらず、土が崩れかかっています



 隣にはお墓が所狭しと並んでいました。この横たわっているのは墓標で、その下の土中に亡骸は埋められているそうです。
 その後、子孫などが亡くなると一旦掘り起こしてお骨は隅に寄せて、新たに死者を葬り墓標を作る、ということでした




 隣接するモスク





 大勢がお祈りをするため、広いスペースが確保されている





 モスクと言っても、ご本尊などがあるわけではなくて、柱と屋根があって、壁が1枚あるだけのような、簡単な造り




 香紀墓の見学を午前11時頃終えて帰る頃、やっとお土産屋さんなどが店開き。お土産を買う機会はあまりないので、このようなところで勇気を出して購入しておくのがいいと思います




 元来た道を帰ります。
 こちらは、昨日散策した職人街や旧市街区とは明らかに町並みが違っていて、華やかな造りに変化してきている感じがします




 ラクダが街の中を歩いていましたが、観光用のお仕事でもするのでしょうか





 建築中のお店。砂やミキサーが置いてあるので、壁にはモルタルを塗りつけるのかもしれません




 香紀墓の見学を終えて、旧市街へ帰ってきました。町の色が違います





 旧市街は高台になっていて、夜間はライトアップされていましたが、特にこの辺りは美しい景観でした



 解放北路と環状線の交差点まで帰ってきました。これよりエイティガール寺院へいくので、左折して解放北路へ入って行きます




  その交差点を、うさぎを籠に入れた人が渡ったりしています





 昨日に続いて、エイティガール寺院前の広場へやってきました





 昨日は閉場が午後8時ということだったのですが、それまでに来たのに中に入れてもらえませんでした。今日こそは。。。




 正面入口から入場していきます。昨日ですが、午後8時閉場ということは、ローカルタイムでは午後6時に閉まった、みたいなものです。それが、時間通りで無くやや早めに閉めたのかもしれません。
 そこが日本と違ってきっちり時間通りに動いていない社会で、もう人が来なくなったから閉門しよう、くらいの感覚だったのでしょう。




 しかし、この赤い看板には違和感を感じます。イスラム教徒を利用して、中華思想を植え付けようとしているのかと




 モスクへ行こうとすると、中央のメインの通りにこのカメラの列。顔認識機能も想像以上に進化している上、これまで検問で何回も写真を撮られてきているので、情報処理してどこをどう移動したのか、外国人は監視されている、というような思いもしてきます



 一番奥に、でっかいモスクがありました




 普通の観光の時間ですが、観光客は誰もいません。不思議なくらい




 お祈りをするためか、絨毯が一面に敷き詰められています




 モスクの中に入れない人が、こんなにたくさんいるのかと思わされます。かなり広いスペースが、いわゆる軒下エリア




 軒下エリアに比べると、モスクの中はやや狭い感じがしますが、だだピロイだけとも言います




 壁にはペルシャ絨毯なのか、ホータン絨毯なのか。宝物だそうです





 この椅子と机に、声を出してお祈りをリードする人や身分の高い人が座ります





 寄贈された絨毯も壁に掛けられていました。値段を聞きましたが、数百万円ではない、くらいだそうで、絨毯の価値がこのエリアではかなりあるのだということです





 お祈りの中心となる壁。聖地エルサレムを向いています





 床の絨毯をめくってみると、その下に本物の絨毯が敷かれています。上に見えるのはカバーだそうで、お祈りをするときのみカバーをのけて、絨毯の上で祈ります。そのためもあって、モスク内部でお祈りができるのは、それなりの階級の人だそうです




 モスクに隣接するトイレに行きました。
 体をきれいに清めてお祈りをするため、洗い場がたくさんあります

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