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ニュージーランド6日目
 
 6:45am起床。
 オークランドで快晴の朝を迎える。今日も紫外線が強そうだ。
 ホテルは結構旧式で、窓が壁全面となっており、テレビはブラウン管式のパナソニックが居座っている。EVもガシャンと大きな音がして扉が閉まる。昇降するのに音がする。お風呂の床もモザイクタイル張りで、手すりがなく滑った場合どうしよう、と変な心配をする。
 
 部屋の照明スイッチがまちまちで、どこにあるのかわからない。あちこちのスイッチを捜してオンにする。
 ここには、明日も泊まらなければらならない。本当は、明日の夜、日本へ帰る予定だったのだが、クライストチャーチ大地震で観光客が激減したため飛行機の便が無くなってしまった。
 
 したがって、関空へは直行便で帰れなくなり、明後日早朝出発の成田行きで帰国するのである。だから、1日余計にかかる。その分は夜行バスで時間を取り返すという、苦渋の段取りとなった。
 

 朝7時半までにスーツケースを廊下に出さなければならないので、起きたらすぐに出発の準備。シャワーを浴びて朝食へ。
 相変わらずのバイキング。外国人の老人が多く、すぐにレストランは満員になる。メニューは毎日同じで、ホテルが違うのにこうも全く同じメニューができるな、と思う。
 
 もうこのバイキングには飽きてきた。
 初めはでかいソーセージも珍しくておいしかったが、今日も同じソーセージなので嫌になったが、やけくそで2本食べる。他に選択の余地がないのだ。
 NZの朝食バイキングは、ソーセージ・ベーコン・スクランブルエッグ・豆のケチャップ煮・トマト煮・ホットケーキ・フルーツ・ドリンク・パン程度。毎日これだ。
 
 昨日と同じ朝食を食べ、今日は8:30am出発で南東のロトルアへ向かう。所要時間3時間。
 オークランドの名所スカイタワーの横を通り、高速で郊外へ。オークランドは広島くらいの百万都市のような感じ。休日のためか、車の数は少ない。
 高速道路の制限速度は80km、一般道路は100kmとなっており、やっぱり北島でもバスは一般道路をビュンビュン飛ばす。つまり、制限速度は車の通行量によるのだろう。
 
 20分も走ると、またまた牧場が現れ、羊や牛が放牧されている。
 牧場は1区画ごとに柵で囲ってあるのだが、南島と比べると1区画の広さが狭いような気がする。平原が延々と続くので、なかなか山が見えてこずに、道も直線が続く。北海道の比ではない。
 
 2時間近く走って、マタマタというトイレだけしかないところで休憩。他の国にツアーもトイレ休憩で一緒になる。NZはどもも小便器の位置が高い。自分の場合、背が高いから問題ないが、背の低い人にはちょっと使えないかもしれない。
 
 背の低いおばあちゃんコンビは、洗面の鏡が高すぎて写らない、とぼやいていた。NZ人は体格がでかい人が多いということだ。
 
 それから、男子便所に便器がないところも多い。南島は前面一面がステンレスの板で、足下がグレーチングのような網が敷いてある。滴り落ちたしずくは、そのまま流れるということだ。小学校のときの男子便所みたい。もうないかも。
 

 午前11時過ぎにロトルア湖到着。
 半分晴れていて半分雲がかかっている。黒鳥やアヒルなどがいて、はじめての団体写真を撮影する。モコアイ島という、一つの島が浮かんでいたが、水は野村ダムのアオコが発生したときのような色で、南島クイーンズタウンのワカティプ湖の美しさと比べれば雲泥の差だ。
 
 その後、ガバメント・ガーデンという1890年代に造られた、優雅な雰囲気の美しい庭園のある建物に立ち寄る。マオリの彫刻が施された大きな門があり、中にはバラ園やゲートボール場などがあった。建築様式が欧州風で面白い。
 
 現在はロトルア博物館となっている。以前は温泉浴場・療養施設だったそうだ。建物が特に美しいのと、敷地内から温泉が湧き出していた。
 
 午前中のメインイベントはテ・プイアという原住民マオリ族の生活文化・風習を今に伝える施設。11:40〜13:00迄の予定で見学する。
 温泉や間欠泉があり、ロトルアNo.1の観光地で、さながら別府地獄巡りのようだった。間欠泉と聞いてきたが、実は常におよそ5m位の熱水を吹き上げていた。地面も座ると暖かさがお尻から伝わってくる。
 
 ロトルアではここのような坊主地獄とでもいうべきマッドプールがよく見られ、この泥を美容化粧品などに使うのだそうだが、どうも別府よりも広範囲のエリアで、大規模にふつふつと泥が吹き出しているようである。
 
 その他テ・プイアには、マオリの工芸学校もあり、木彫りの作業をしていた。
 また、ニュージーランドの国鳥・キーウイも2羽飼われていると聞いてきたが、飛べない夜行性の鳥であるため、飼育舎キーウイ・ハウスの内部は見えるか見えないかくらい暗くしてある。
 
 1回目に見に行ったときにはじっとして動かずどこにいるのかわかりにくかったが、2回目の時はせっせと動いて食べ物を啄んでいた。見ている目の前のガラス越しまでやって来たりして、見えにくくても実物を見た感動は大きい。確認できたのは1羽。

 テ・プイアではもっと時間が欲しかったのだが、13:00からは昼食。観光牧場アグロドームへ行く。昼食は極めて質素なバイキングで、チキンとビーフ以外はスープとサラダ、それにパンで、コーヒーもついていない。
 
 スープはややとんがらしが効いているようで、おもしろい味がして気に入ってお変わりした。つまり、バイキングといっても品数はなく、量が多いか少ないかだけのチョイスしかできない。あとはお変わりをするとか、しないとか。
 
 同じ敷地でシープショーが引き続いてあった。
 20種類くらいの羊の紹介や牧羊犬の活躍などの他、実際に羊のカット。あっという間に刈りあがる。羊飼いの文化の一部を垣間見た。
 
 この毛刈りショーは、オーストリアのブリスベーンでも見たが、NZの方が登場してくる羊の種類は多い。また、実際に牧羊犬を使っての羊追いなども披露してくれたりで、こちらの方に軍配があがる。
 
 ところで、この羊の毛刈りショーには世界中から観光客が来ていた。
 目立つのは、韓国・中国・インド。その他、フィリピン・アメリカ・オーストラリアからもいたのだが、特に韓国は圧倒的に多い。日本人の5倍くらい。
 
 また、みんな元気で陽気で勢いがあり、積極的にアピールしてステージに上がり、ショーを楽しんでいた。
 会場は韓国勢に圧倒された雰囲気もし、政府の閣僚の能力に比例して世界の中でも差がついて行っているのを目の当たりにした思いだった。
 
 日本といえば数年前までは世界中どこへ行っても高い評価を受けてきたが、今やそれは韓国にとって変わられているのだ。クリーンルームなどが絶頂だった一昔前は、パソコンのふたを開ければLSIやDRAMなどの大規模集積回路はほとんどが日本製だったが、今や日本製の部品を捜すのが難しいくらいになっている。液晶のフィルムくらいかも。
 
 韓国は国策で半導体の分野の主導権を日本から奪い取り、今やこの分野の世界のリーダーの地位についた。シェアは8割〜9割という説もある。日本は韓国に押され、エルピーダメモリーさえも台湾企業に身売りする始末で、この分野には着いていけず撤退も心配されている。
 
 携帯電話も韓国の2社で世界の75%のシェアを占め、日本製が全メーカー合わせて3%くらいという数字がでている。そう言えば、私の携帯もdocomoと書いてあるが、サムソン製だった。
 
 「世界で2番目では何故いけないんですっか?」と素人は言うが、この事実が1番と2番の差なのだ。そんなことを異国の地に来てまで感じるなんて。。。
 
 世界を見えない人が日本のリーダーとして未来を左右するなんて、なんと恐ろしいことだろうか。自分の発言は、日本の将来のためではなく視聴率向上と自分が目立つため、そして雑誌が売れるためが最大の目的としか思えない。
 
 技術や科学を目指していた若者は、今の日本の国の軽率な政治に希望を失い、技術開発や科学の研究に見切りをつけ始めている。やりがいが無く、評価されない世界で生きていくことも出来ない。そのような国が歩んでいく先は、どこなのだろう?
 
 芸能人かタレントになって、テレビに露出し、県知事や大臣になって国民を愚弄する、それが面白おかしく毎日の話題となっているから、どんどん世界からは日本は落ちこぼれているゾ!!!
 
 東日本大震災、早く復興のグランドデザインを出さなければ。総理が自分の保身を捨て、命がけでやらなければ答えはでてこない。世界中が日本の復興を望んでいるゾ!!!イギリスを見習って欲しい!
 
 いつまで、子ども手当・高校授業料無料化他、選挙目当て政策最優先をやるのか。そこがわからない。信じられない。
 南半球まで来て、今日は余計なこといっぱい考えさされた。
 
 結構、羊の毛刈りショーでは時間が要った。その後、土産物店へ行きスーパーマーケットを体験し、ホテルへ。
 スーパーマーケットでは、ワインや肉類、チーズの値段をチェック。毎日食べていたあのでかいウィンナーは1ドルだから1本70円の原価か。これって高いの?安いの?それにしても、ウィンナーにはサイズが同じでもたくさんの種類があるなあ。
 結局、買い物は何もせず。

 
 5:00pm過ぎにホテルに着いた。夕食は7:00pmからだから、その時間を利用してポリネシアン・スパに行く。
 スパとは温泉かと思っていたのだが、NZはまたひと味違っていた。
 
 まず、水着を着用して男女混浴となっている。温水プールや露天風呂がある。靴脱ぎ場がなく、脱いだ服と一緒に棚に置く。石けんで体や頭を洗ったりしない。石けんもなく洗い場もない。
 
 つまり、プールのようなもので温泉風呂もある。友人や知り合い同士でお湯に浸かっておしゃべりをするところのようだ。だから、日本で温泉に入る、というのとは全くわけが違う。
 ロトルア湖の畔の露天風呂で野鳥の声を聞きながら、湖に映るロトルアの夜景を見ながら温泉に浸かっていたのだった。
 
 入場料は21.5$だから、1500円くらい。ロッカーが5$で350円。往復のタクシーが24$ということで、全部で4000円近くかかった。NZの温泉は高く付く。また、そんなわけで一人で行くのは面白くない。と思っていたら、同じような一人の日本人の男がいた。
 やっぱり、日本の温泉方がいいなあ。
 
 
 ホテルでの夕食、ショータイム付きとなっていた。
 バイキングで鹿の肉や生ガキ、ムール貝など昨日と変わったものはあまりないが、デザートのアイスクリームやケーキがおいしい。どちみち、今日は日本からもってきたカップ麺を食べないと、また持って帰る羽目になるので、夕食の量も質もあまり気にならない。
 
 ショータイム付きの場合、経験上料金はショーの代金程度で食事はおまけのようなもの。あまり期待してはいけない。そんなものだった。
 
 マオリ族の歌と踊りと紐の付いた玉回しが主な出し物で、マオリ族独特の舌をベーと出して大きな目をギョロリとして男たちが相手を威嚇する。日本ではあまりお馴染みではないが、ラグビーのオールブラックスが試合の前でも披露するそうだ。
 
 ロトルアはマオリの文化に触れた一日だった。
 いよいよ明日は最終日。日本と現実に帰る日が迫っている。

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