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バンテアイ・サムレを見学した後、さらに郊外の遺跡・バンテアイ・スレイというヒンドゥー教シヴァ派の、赤色砂岩の美しい寺院遺跡を見学に行きました。
バンテアイ・スレイとは「女の砦」という意味だそうですが、平面形状は回廊で3重に四角く囲まれた中に中央祠堂があるという、小規模ながら多の寺院と同じような造りで、赤色砂岩が特徴であるだけに濃い赤っぽいレンガ色が印象的でした。
その後、シュムリアップ市内へ移動して昼食にカレーを食べれる、というので期待していたら、何とインド式のカレーで、しかも鶏肉が入っていてあまり気持ち良く食べることができなかったのが残念。
あとは、免税店やお土産屋さんなどに立ち寄り、ホテルに帰って夕方の飛行機の時間まで休憩をとりました。 帰りは、夕方のベトナム航空でシュムリアップを出発。
ハノイで乗り継ぎをして、早朝関西空港へ。そこから伊丹空港までバスで移動して、松山空港さらにお昼のJRで西予市の卯之町まで帰りました。 バンテアイ・スレイのチケット売り場。ここから遺跡まではジャングルの中を歩くこと10分程です
兎に角、ここまでの道はあまり整備されてなく、時間も市内から1時間弱ほどかかりました。
「いつ頃、この遺跡が造られたのか?」が説明してあります。
ジャングルというか湿地というくらい、水が貯まっている。砂漠とは正反対の植生が見られます
遺跡までの移動はやや遠いけれども、よく手入れされていてきれいな庭園の中のような雰囲気もあります。
赤い大地と高い樹木の中に、バンテアイ・スレイはありました
平地式の寺院で、しかも1階建てなのであまり目立たずジャングルに埋もれています
東門入口。大地も赤いけれど、建物のも赤い
東門入口の破風のレリーフ。物語りが表現されている
参道には、両脇にリンガを模した象が並んでいました
リンガというのは、男性器をかたどったシヴァ神の象徴だそうです
参道を行くと、第一周壁の門に突き当たります
第一周壁の門を抜けると広い環濠にでます
環濠とその中を貫く参道
環濠は池のように水が貯まっていて、蓮が広がっていました
環濠を渡ったところに、第二周壁の門が見えています
第二周壁の門の破風のレリーフで、カーラの上に座るヴィシュヌ神が彫られており、最も美しいとされる塔門のレリーフだそうです
さらに、その後ろにあるレリーフで、ヴィシュヌ神の妻ラクシュミーが象の聖水で身を清めてもらっているところだそうです。
その下部には、ガルーダとナーガが描かれています。 一番奥にある中央祠堂まで行くと、大声で騒ぎながら見学をする団体と一緒になりました。どこへ行っても、ちょっと興ざめします
中央祠堂には壁に優美なレリーフ「東洋のモナリザ」が施されており、それを猿の衛兵が守っているような構図となっていました
踊るシヴァ神。左側に座っているのは、カリーカラミヤという女性で、大変美しい王妃だったが、王が亡くなった後、あちこちの王がこの女性を奪い合ったという。憂いたカリーカラミヤは自分の魅力、美貌を破壊してくれとシヴァ神に頼み、シヴァ神は望みを聞き入れ美貌を破壊してしまった、というお話のレリーフ
踊るシヴァ神の下には、顔のないレリーフ像が。象とガルーダに襲われているようにも見えます
塔や門の入口には、壁に細かいレリーフが彫られています
猿の面を被った門番の後の入口の両サイドに、東洋のモナリザと言われるレリーフがあります。ここでは、左の保存状態がよいようですが、アンコールワットと比べても彫りが深く、柔和な表情で、その造形美はアンコール遺跡群の中でも群を抜いて素晴らしいと評価されているそうです
この祠の赤い砂岩の材質が良かったため、精細な彫刻が数多く残っている理由らしい
遺跡の中央部当たりは保護のため立入禁止エリアとなっており、「東洋のモナリザ」を至近距離から見ることはできない
この独特の猿の衛兵がいるのは、猿の王座の争いがあったためと伝わっている
立ち並ぶ屋根塔がヒンドゥー教建築の伝統と特徴を教えてくれる
バンテアイ・スレイの裏側の周壁は、飾りの塀などもあります
出口の西門。裏側に当たる
お昼ご飯のインド式のカレー
とても良いホテルで昼食をいただきましたが、どうもカレーのインド式のスタイルは苦手です
夕方までホテルで休憩できて助かりました。すっきりと疲れを落として、帰国することができました。
日が暮れたころに、シュムリアップ空港にやってきます 空港はそれほど大きくないので、車も混み合うほどでもなく、ちょっと安心
国際線はこの搭乗手続きに長い時間を要することが多いです。日本のキャリアの場合は手際よく手荷物を預かってくれる気がしますが。
手荷物を預けて、出国審査へと向かいます
シュムリアップ空港の搭乗待合室。結構、ごった返していて、座るところを見つけるにも一苦労
ターミナルの前には、飛行機が並んでいて、そこまで歩いて行って乗りこみます。海外ではそんなところが圧倒的に多い。日本の空港はボーディングブリッジで、雨の日にも濡れずに、助かります
シュムリアップ空港の搭乗口を外から見たところ。ちょっと、小規模なのでしょうか
いよいよベトナム航空のハノイ行きVN834便へ搭乗。2時間弱なので何でも我慢できます
ハノイでトランジット
ここでの待ち時間がやや長かったですが、もう旅もお終いなのでみんな我慢して搭乗時刻が来るのを待ちます
31番ゲートから関西空港行きは出発。ゲート前の雰囲気です
スターアライアンスメンバーは優先搭乗できたようですが、何も無くて紛れ込んで優先搭乗しようとしていた女性は、はじかれて後回しにされました。ちゃんとチェックしているのには感心でした
この機材VN330便が、我々を日本まで運んでくれます。主翼の形がB787のようですね。
Eチケットでは座席が指定してあったのに実際には別の席を割り当てられて、いい加減なものです 関西国際空港に早朝(6:40am)到着
関空の連絡橋を渡って、伊丹空港を目指します。この時はまだ台風による被害がでていませんでした。
おしまい |
アンコールワット
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バンテアイ・サムレの中央祠堂
シュムリアップ最終日、朝5時からアンコールワット日の出観賞ツアーに参加して、6時半過ぎに一旦ホテルに帰り朝食などゆっくりといただきます。本来なら、ここで荷物をまとめてホテルに預け、最終日の観光をするということになるのですが、今回は大サービスで部屋を夕方の出発まで使わしていただきました。
これはめっちゃ助かります。 荷造りも朝しなくていいし、第一観光から帰った後お風呂に入ったり部屋でくつろぐことができて、とても楽でした。部屋の清掃などもしてあったので、気が小さいもので「いいんだろうか?」と心配したりもしましたが、もうこの際ゆっくりとお湯を貯めて疲れをとらせてもらいました。 観光はアンコールワット周辺の遺跡や村などを見て回るということなので、午前8時半に出発。 まずは、バンテアイ・サレムという遺跡に向かいました。 アンコールワットの日の出観賞ツアーは、我がグループ10名のうち参加者はたったの2名。まあ、みなさん思いはそれぞれにあるのでしょう!ということで、本日最終日の観光に出かけます。
写真は、ホテル周辺の風景 アンコール周辺には、とても遺跡がたくさん見られ、それぞれに歴史が刻まれていました
今日はアンコールワットから離れて、ちょっと遠くの遺跡巡りをします。少し走るとすぐに牧歌的な農村の風景です
村の中心部は、こんな感じで家が建ち並ぶ街区が道路に沿ってあります
これが村内を貫くメインの道路
建物の多くは高床式となっていました。この辺り、水に浸かることもあるのでしょうか。そのための対策のようにも見えます。もちろん、暑くて多湿だからでもありますが。
ジャングルの中のような、バンテアイ・サムレという遺跡の参道
バンテアイ・サムレの北門。それを第一回廊が取り囲んでいます。
東西南北に門があって、メインは東門です。 中に、第二回廊の出入口が重なって見えています
破風には阿修羅のレリーフが見られます
第一回廊の屋根にもレリーフがあり、ヒンドゥー教の雰囲気が色濃く感じられました
窓は、アンコールワットと同様、連子が並んでいます
第一回廊から見た、第二回廊。
バンテアイ・サムレとは、サムレ族の砦という意味で、環濠と高い塀で囲まれた造りになっている 第二回廊の東塔門
第二回廊北東部。回廊には、外に向かって窓が見られない
バンテアイ・サムレの規模は平屋建てでアンコールワットと比べるととても小さいけれども,屋根の形状などヒンドゥー教らしさを十分に感じさせ、これだけのものが小さな村に残されていることが素晴らしいと思いました
この塔門の破風には、ビジュヌ神などのレリーフがあるはずですが、歴史の流れの中で削られているようにも思えます
北門から入ったところにあるテラス
東門から第二回廊に渡ります
中央祠堂の塔
東門から参道を見たところ。観光客は北門の駐車場方向から入ってくるので、この入口は現地の人たちが利用しています
第二回廊から東門を見たところ
第二回廊から中央祠堂へ進むと、包茎の石の台がありました。宗教的な行事に使われるようです
第二回廊の中庭の様子
中央部に鎮座する中央祠堂
第二回廊の内窓。連子がアンコールらしい
環濠の中を歩くと、この回廊の壁がいかに高くて、砦となっていることを実感しました
音楽を演奏するグループがところどころいる参道を駐車場まで帰ってくると、村の子供たちがお土産を売りに集まってきます
遺跡から幹線道をバスで走って、村の人々の生活を見に行くそうです
そんなわけで、お土産屋さんが並ぶ所に車が駐められました
白い汁を煮ていますが、これはココヤシの汁から砂糖を作っているのだそうです
出来上がりがこちら。いくつかお土産に買いました。1瓶200円から300円程度
原料のヤシの実も転がっています
鍋で煮るだけなのですが、本当にここから砂糖が誕生するのかやや疑問です。
近くのお店屋さん。雑貨屋さんのようです
家の横には高床式の倉庫が建てられています
お店の中から裏手へ回ってみます
裏には1週間前に生まれたという赤ちゃんが寝かされていました
アメリカによる、「アンコール・井戸・プロジェクト」によって、井戸が掘られ衛生状況が改善したそうです
バンテアイ・スレイに続きます |
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日の出のアンコールワット
アンコール3日目早朝、希望者だけで朝日に映えるアンコールワットを見に行くことができたのですが、参加したのは自分を含めて2名だけでした。
そもそも訪れた時期が雨期だったので、素晴らしいご来光とまではいきませんが、多くの旅人たちがご来光を期待して集まっていました。そんな雰囲気を感じただけでも、行く価値はあるのではと思いました。 早朝、真っ暗な内にホテルを出発。アンコールワットへやって来ました。雨が降っていれば中止しようとも思いましたが、どんな風景が見れるか楽しみもあるので決行。
アンコール遺跡まで来ると、想像以上の観光客が集まっていてビックリ。
平山郁夫の夕陽の風景は、この辺りから見た遺跡だったのだろう!
西正面から見て左の池の周りには、お土産などを売るための準備も進んでいます
まだまだご来光までに時間があるので人は集まっていませんが、どんどんと池の周りにやってきていました
暗い中での塔のシルエット
池が風がないため鏡のようだったので、空を移して撮ってみます
露出の関係でなんとも言えませんが、池に塔を移してみました。ちょっと空に露出を合わせるとアンダーかも
太陽が出てくる時間ですが、薄い雲が取れません
残念ながらご来光は見れなかったので、ここらで諦めます
池に映った逆さアンコールワット
今度は、右の池にも行ってみます。こっちの方が、集まっている観光客が少ない
空の雲が取れないので、仕方ない感じがしてきます
こっちの池はやや小さいので、ポジション取りに苦労しますが、よく見る写真と近い感じがします
人が少ない、と言ってもこれくらい集まっていました
みんな青空の背景を期待してカメラを持って集まっていたのでしょうが、これも良くあること
遠くには、気球で飛んでいる人もいます
すっきりとした日の出の写真は取れなかったけれども、この雰囲気を味わうことが重要だったと思います
ご来光が曇りのため見れないことがわかるまで、集まった人たちはなかなかこの場を離れることができない様子でしたが、ガイドさんは適当に帰るよう我々に促します
ガイドさんにシャッターを押してもらって、一旦ホテルに帰って朝食を食べてから今日の観光に出発です
ああ、結局くもりの朝でした
アンコールワット内には、野生の猿たちが暮らしていました
帰りながら振り向いて、これが最後のアンコールワットの写真
外周部の回廊
西正面の門から出ました
アンコールワットを取り囲む堀
仮設の端から見た、修復中の西表参道
西正面の門
仮設の浮き橋
メインのアンコールワットの参道
上からぶら下げられていたのは、民芸品のような飾りでした
ホテルに帰って、朝食を食べます。このホテル、夕方までホテルを使うことができて、観光から帰ってきて帰国の準備をすることができたのが大変助かりました。その点、みんなかなりのプラス評価
村の観光へ続きます |
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前ページ、アンコールワットからの続きです。
![]() 老若男女、この急で長い階段に挑戦。スカートの女性も関係なし、という勢いで登っていました
さあ、登ろう、と思いきや、長い行列。入場制限があり、どんどん第三回廊へ登れている、というわけではなさそう
10分くらい待って順番が回ってきました。急な階段を登ります
階段を登って内部を見渡すと、池のような造りです
第三回廊に立つ
第三回廊の途中、途中に神様が祭られていました
中央祠塔
中央祠塔の袂にて
西参道
第二回廊側、中庭
第三回廊、内庭
裏参道方向。こちらから入ってきたが、こっちは東方向にあたり、密林に覆われている感じ
塔の中には、神仏が祭られている
グルリと1周したので、もとの長い階段から下ります。中央に、気になる集団を発見!!
モデルさんたちでした。記念に一緒に写真撮影。もちろん、有料でしたが。
帰りは、正面側に回って、西参道へと向かいます
第三回廊および中央祠塔
第一回廊と第二回廊の間にある、立仏象
みんなで下を向いて、スマホで記念写真を撮ってます
西正面にある、十字テラスへ出てきました
第一回廊西面(正面側)
この方向から見たアンコールワットが一番美しいと言われる。5本の塔が全部見えている
この池に映るアンコールワットが有名です
敷地内には、まだ復元されていない遺跡も多数
西正面あたりから見た,アンコールワット主塔付近
西参道は、堀を渡る部分が現在修復中で通行止め
西参道正面入口
アンコールワットを守る蛇神・ナーガ
現在通行できない、西参道ブリッジ
そのため、この浮き橋が設置されていました
この浮き橋を揺れながら渡って、正面駐車場へ
堀沿いの歩道には、いっぱい装飾物がぶらさがっていた
夕食のビュフェ・レストラン。あまり、食べるものには期待してはいけません。ダンスショーを楽しむことができました
ココナッツ・ダンス。
カンボジア南東部での、結婚式の踊り。 フィッシャーマンズ・ダンス。
村の男女の恋愛物語り。竹製の魚取りカゴを持って踊るカンボジア古来の民族舞踏。 クメール文化の華、アプサラの踊り
最後には、ダンサーの皆さんと記念撮影をすることができました
日の出ツアーへ続きます
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アンコールワット、西側正面
午前中はアンコールトムを中心に観光し、昼食を摂ってからメインのアンコールワットをじっくりと見学することができました。今回はガイドさんが順番をうまく調整してくれて、観光客が押し寄せてくるタイミングをうまく交わしてスムーズに遺跡巡りができました。
そんなわけか、アンコールワットもメインの入口ではなくて裏から入りました。 ここから入っている人はほとんど見られなかったのですが、時間が遅くなって塔の上から裏口を見ると大勢が押し寄せていました。裏口入学成功、みたいなガイドでした。 アンコールワット寺院は約30年で造り上げられたそうで、この雄大な寺院と全体的にレリーフが散りばめられた複雑な造りの建物をそんなに短時間で造れる程の、強大な権力があったことを照明するものなのかと思いました。 いよいよアンコールワットへ行きます。
シーズン的には雨期なので、お昼を食べていたときにスコールがあり雨がいつ降ってくるやら分からない天気。地面もじっとりと濡れています 裏側に当たる東の環濠を渡って,裏参道へと入っていきます
参道の入口には、古い門跡などのような付属施設が見られます。ここに、ポルポト群が立てこもったそうですが、守りにもよくできた造りのようです
裏参道から見るアンコールワット東面第一回廊と中央祠塔
裏参道を行き着くと、アンコールワットの東面入口が見えてきました
東側正面入口。裏口といったところでしょうか
東側正面入口には、誰かいるようです
東側正面左、第一回廊。アンコールワットは第三回廊までの三重の造りになっていました
なんと簡単な門を抜けて、境内に入っていきました。すでに、バスの中でチケットを検札しているので、ここらあたりは簡単になっています
と言うことで、ここからがアンコールワット内部となります
第一回廊を見ると、結構長い廊下が回っていることが分かります
そして、第一回廊には壁面がレリーフで埋め尽くされていて、軍隊の行進のような物語りなどが見られます
レリーフのある壁が延々と向こうまで続いていました
最近までは、レリーフに触れることもできたようですが、今では柵から近寄るな、ということになっています
観光客が壁面に触れていたためか、一部磨かれて砂岩が黒くなっている
この大きく彫られているのが王様だそうです
第二回廊へと上る階段で、みんなで記念撮影
やや危険な階段を上っていきます
第二回廊への階段を登ったところから第一回廊を見下ろした
第一回廊と第二回廊の間の中庭。芝生が植えているような感じ
第二回廊入口
第二回廊の塔。この塔がアンコールワットのシンボルの5本の塔のうちの一つ
第二回廊は、内部がやや傷んでいるような印象を受けます。第一回廊のような装飾が少ないからでしょうか
第二回廊から、第三回廊側の中庭に出てきました
第二回廊の内側には、壁にそろばんの玉のような模様が施されています。これは宗教的なものらしい
ヒンドゥー教の女神たちがここでは登場
そろばんの玉で埋められた、窓の装飾
そろばんの玉とデバターと呼ばれる女神像が交互に第二回廊内側の壁に登場してきてみごと。しかし、このアンコールワット自体に魅せられて、早く第三回廊へ登りたい、という気持ちでいっぱいになります
第三回廊へは、この長い階段を登ることになります
アンコールワットとアプラサの舞い、に続きます
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