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西港背後PCB盛り立て地
高砂西港の北側に、いわゆる高砂西港盛り立て地がある。これは昭和40年代の後半に同 港の低質土砂がPCBで汚染されていることがわかり、兵庫県・高砂市の指導のもとに、これら を浚渫し、PCBが溶出しないようにセメントで固化処理をした後、造成された。(写真3 ) 同盛り立て地は、これまで兵庫県・高砂市の環境監視の下に、(株)カネカと三菱製紙(株) により管理されてきている。盛り立てから30数年が経過したが、これまでいわばそれぞれの立 場からアンタッチャブルな存在であったが、高砂みなとまちづくり構想、西港整備をきっかけ に、今後どのようにしていくのか、安全性の議論が高まってきたのである。 高砂西港再整備に至る経過
昭和47年 高砂西港の底質土砂からPCBが検出、汚染されていることが判明 昭和48年 PCB対策本部設置 昭和49年〜51年 底質土砂を浚渫、セメントによる固化処理後、陸上に盛り立て、アスファル トによる被覆(第一期工事、第二期工事) 昭和51年〜現在 盛り立て地の点検・補修、周辺でのモニタリングを継続 昭和52年(株)カネカと三菱製紙(株)「高砂西港盛立て地の管理に関する確約書」 平成17年7 月 「高砂みなとまちづくり構想」策定 平成17年10月 「高砂みなとまちづくり構想推進協議会」設立 平成18年6 月 「高砂西港盛立て地のPCB汚染土に係る技術検討専門委員会」設置 平成19年9 月 「高砂西港盛立て地のPCB汚染土に係る報告書」 平成20年3 月 「高砂西港再整備推進協議会」設置 平成20年3 月〜21年3 月 「高砂西港再整備推進協議会」で6 回、将来像を検討 カネミ油症事件は、カネミ倉庫(北九州市)製米ぬか油の製造過程で熱媒体のカネカ製PCBが混入し、1968年10月に発覚。油を食べた人は多様な健康被害に見舞われた。過去の民事訴訟では、カネミ倉庫だけ敗訴が確定しており、認定患者の医療費などを負担。一方、カネカは恒常的救済策を講じていない。
集会で、YSC共同代表はPCB汚泥盛立地について「一時的な仮置き場としていたはずだが、無害化処理をしないまま恒久的に残すのは無責任」と報告。油症について「カネカはカネミ倉庫にPCBの危険性を十分に説明しないまま大量に売った」と強調した。
被害者は9人が思いを語り、高知市の未認定患者(46)は「PCBの被害で差別を受け、苦しんだ。盛立地を見学し、複雑な気持ち。食品を扱う企業に猛毒(のPCB)を売ることなど本来はあり得ない」とカネカへの怒りを語った。
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全国のカネミ油症被害者の全13団体などは、油症の原因物質ポリ塩化ビフェニール(PCB)を過去に製造したカネカ高砂工業所(兵庫県高砂市)に、製造責任などについて対話する機会を設けることなどを求める要望書を提出しようとしたが、カネカ側は受け取らなかった。
被害者側は今後、郵送する予定で「対立するのでなく、共に過去を振り返り未来について対話していきたい」としている。
カネミ油症事件は、1968年10月に発覚。油を食べた人は多様な健康被害に見舞われた。過去の民事訴訟で敗訴が確定したカネミ倉庫は、認定患者の医療費などを負担。カネカは救済策を講じていない。被害者側はカネカが将来的に被害者救済の枠組みに加わることを目指している。
要望書は油症被害者の13団体とカネミ油症被害者支援センター、趣旨に賛同する「高砂共催市民の会」の連名。カネカの責任者と油症被害者、高砂市民が話し合う場を設置し、高砂工業所内のPCB保管状況などを見学する機会を設けるよう要望。
また、被害者団体などは12月1日に油症やPCB処理問題をテーマにした集会を高砂市で開く予定で、カネカの責任者が参加することなども求めて
2018/11/3(土) 午前 8:23 [ 環境汚染・違法行為情報交換会 ]