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節目の1日を、喜ぶ気にはなれない。考えたのはチームの敗戦、連勝を逃したことだけだ。プロ入り17年目にして迎えた、通算1500試合出場。16日・中日戦の試合途中、場内アナウンスと拍手に包まれながら、矢野は祝福の花束を受け取った。だが、何よりも欲しかった白星は、つかめなかった。 「(四回の打球は)あんなん全然。勝てなかったら、どうにもならん。(1500試合も)何もないよ」 捕手という立場もあり、負ければ責任を重く感じてしまう。チャンスを生かせなかったことを悔やみ、自分を責めた。期待を一身に背負いながら、悲鳴とため息を聞いた瞬間。四回だった。 そこまで好投していた中田が、突然乱れた。先頭のシーツが、四球を選んだ。一死を挟み、浜中と葛城は、連続でストレートの四球で出塁して、満塁となった。リードを2点に広げられた直後の、最高のチャンス。初球から打ちに出た。外角低めの直球。はじき返した打球は、二塁・荒木の正面に飛んだ。そのまま井端、ウッズと転送される併殺打となり、無得点で攻撃が終わった。 もしもあそこで…と考えてしまう場面。どうしても、得点が欲しかったが、岡田監督は、こう振り返った。 「そこまで15人(打席に)立ってて、(ヒット)1本しか出てないピッチャーから、簡単にヒット打てると思う方が、おかしいと思うよ」 中田との対戦は、今季2度目。前回、8月26日のナゴヤドームで、チームは6回6安打1失点で敗れたが、その中でも矢野は2安打を放っていた。ただ、何度も同じようにはいかない。だからこそ指揮官は、矢野1人を責めなかった。 先頭で打席に立った七回は、中前打で出塁。得点にはつながらなかったが、意地を見せた。プロとしての第一歩を踏み出した古巣・中日を相手に迎えた、1500試合目。この悔しさは次の戦いにぶつけ、優勝へと全力を尽くすだけだ。 |
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個人の節目より、チームの白星!
チームも矢野選手の為に頑張ったと思うのですが・・・残念でしたね。
やっちゃん、お知らせありがとうございます。
2007/9/17(月) 午後 7:08
さざえさん。そうね。
2007/9/17(月) 午後 7:53