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いつか書きかった二人の祖母への想い。
長くなるけれど、書き残そうと思う。
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私の母は公務員だった(現在はリタイアしている)。
当時は8時半〜17時半、土曜は半日の出勤で、
育児休暇などはなく、出産前後2週間の休暇だったらしい。
5分も離れていない場所に祖母は住んでいたので、
ほとんどの時間を祖母の家で祖母と一緒に過ごした。
仕事帰りに父が迎えに来ても、
自分の家に帰りたくなくて奥に隠れていたことを憶えている。
父がとても厳しかったこともあって、
父よりも母よりも祖母が好きで、
あの頃の私には祖母が全てだった。
その祖母の胃がんが発覚したのは私が小学校3年の頃だったと思う。
胃を全摘し、家に戻ってきた祖母は(今思うと)ダンピングに苦しみ、
私を呼びよせては、
「背中をさすって・・・」と言って吐いた。
− 嫌悪感 −
あんなに好きだった祖母に対して沸き上がった感情・・・
そんな自分が許せなくて、
祖母が亡くなった後も、何年も何年も私を苦しめ、
お墓参りに行くと今でも必ず謝る。
「おばあちゃん、ごめんね・・・」
・・・それでも私は信じている。
私が逝くときは、おばあちゃんがきっと迎えに来てくれる。
癌性心膜炎で倒れ、医師に覚悟する様に言われた時にも
「まだ、おばあちゃんが来ないから」
と言ったらしい。私自身は覚えていないが・・・。
私は信じている。
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