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cubeSP
無指向性スピーカーcubeSP技術情報

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休止期間の無いTSP(Time Stretched Pulse)を用いたインパルス・レスポンス計測の同期加算によるS/N向上の効果の実例をご紹介します. 測定に用いたプログラムはまだ開発途上ですが、cubeSPのオプションとしてお客様にご提供する予定です. このプログラムを用いれば、非常に小型であるために出力(音圧レベル)を上げられないというcubeSPの弱点をカバーすることが出来ます.

下記の計測プログラムでは忘却係数を用いた移動平均により同期加算をおこなっています. 現状のパラメータ設定はまだ最適化されたものではありません. 3段に分かれた緑色のグラフ表示の上2段が計測したインパルス・レスポンス、最下段がA/Dの入力信号です. 黄色のカーブはインパルス・レスポンスより求めたエネルギーの減衰曲線(残響曲線)で、横軸の表示範囲は100ms、縦軸の表示範囲は25dBです. 測定中、リアルタイムにグラフ表示が更新されるので、同期加算が進むにつれて徐々にS/Nが向上していく様子が良く分かります.

音響系のインパルス・レスポンスには室内の温度分布の変動(=音速変動)等に起因する揺らぎがあるために、やたら長時間同期加算をすれば良いというものでは無いことにご注意ください.




まだパラメータ設定が最適化されていないので、下記の測定例では同期加算によるS/N向上の効果は3分程度で飽和してしまっています. 最適化すれば、10分〜20分程度の同期加算でさらにS/Nを上げることが可能です. 計測時間を長くしすぎると、音響系のインパルス・レスポンスの揺らぎの影響を受けてしまいます.

同期加算無し
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1分間同期加算
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3分間同期加算
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5分間同期加算
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下記の例は、測定信号(TSP)と同程度の音量でステレオから管弦楽曲を再生しながら計測をおこなったものです. 最下段のマイク入力信号波形から、かなりの音量で管弦楽曲を再生していることが分かります. 同期加算をおこなえば、道路交通騒音などの影響のある環境でも音響計測が可能です.

同期加算無し
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1分間同期加算
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3分間同期加算
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5分間同期加算
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10分間同期加算
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