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先日の12月19日(土)に待望の『スターウォーズ フォースの覚醒』を鑑賞。
本当は、前日の正に公開初日に行きたかったが、忘年会が入ってしまい行けなかった。
何はともあれ、ルーカスフィルムがディズニーに買収され、スターウォーズの新作をやるという話が出てきて興奮、その監督がJ・J・エイブラムスに決まりまた興奮、それでもあの雰囲気を、EP1〜3ではなく、EP4〜6のあのスターウォーズがジョージ・ルーカスの手を離れ、果たして甦るのか?J・Jエイブラムスは面白い作品を作るだろうが、果たしてそれは『スターウォーズ』なのか、別物になりやしないだろうかという不安の中、当日を迎えた。
上映開始直後、正直違和感があった。色んなところで記事や話題にもなっているが、あの20世紀フォックスのテーマ曲が流れず、いきなり「遠い昔、はるかかなたの銀河系で・・・」からのスターウォーズのオープニングがパーンッ!という感じだったのだが、やはりあのオープニング、あれが始まった瞬間、その些細な違和感は吹き飛び、全身にゾクゾクっと戦慄が走った。間違いなく、自分は『スターウォーズ』をこれから観るのだと。
前置きが長くなってしまったけれども、結論から言うと、これは間違いなく、正統なる『スターウォーズ』!
僕らの世代はEP4〜6は映画館で観ることはかなわなかったけれども、幾度となくビデオで観て、金曜ロードショーで観て、DVDで観た、あのスターウォーズの新作を映画館のスクリーンで観ることが出来たのだ。
最初の涙腺の緩みはどこからだろうか?いきなりマックス・フォン・シドーが・・・、ではなくて、やはり、アレ、あの船、ミレニアム・ファルコンだ。
予告編の時から、ファルコン号が空を舞う雄姿に心震えた。あのシーンで間違いなく観に行こうと思った。その船が最新鋭のタイファイターとドッグファイトを演じ、再び主人公達を宇宙の旅へといざなう。あそこで泣き出してもおかしくないくらいに目頭が熱くなった。
そのミレニアム・ファルコンを象徴とするかどうかは分からないけれども、今回の作品を通して、エイブラムス監督をはじめ、スタッフ全てがスターウォーズへの敬愛を込めて、一からその本質を探し出し、それを見事に体現してくれた。シーンの一つひとつにEP4〜6で築きあげられた映画史上に燦然と輝く『スターウォーズ』がひしひしと感じてきた。
懐かしのキャラやツールを出してきて、『EP○に出てきた○○だよ〜』とすることは出来ても、作品そのものをスターウォーズだと納得させることは難しいと思う。看板だけ借りてきて、中身は別物みたいな作品は過去に腐るほどあった。昔の、ゴジラじゃないよガッジーラだよ、とか某まいけるべいとかの得意技だ。
それをやってのけただけでなく、今回更に素晴らしかったのは次代への継承を見事に、完璧にやり遂げたことは、もう映画史上に残る偉業だと思う。
今回からの主役の3人+1人の魅力的なこと。正直、鑑賞前はルーク、ハン・ソロ、レイアがどうなったのか気になっていた。C-3PO、R2-D2、チューバッカを観たかった。新しい主人公らには特に注視していなかったのだ。フィンなんて予告編じゃいっつも汗まみれでハァハァいってるし、ポー・ダメロンからなんて主要キャラの匂いがちっともしなかった。レイ役のデイジー・リドリーも「今回、女の子が主役なんや〜」くらいにしか思ってなかった。悪役のカイロ・レンに「おっ、ダースベイダーの後継者かっ」とちょっとドキドキしたくらいなものだった。
結果、本当に見誤ってました。いや、もうね、この3人+1人、良いっ!当然と言えば当然だけれども、完全に彼女、彼らの作品。一番語りたいレイは後回しにして、ポー・ダメロンの男前レベルは初登場のハン・ソロくらいにいい感じ。今回は特別これっていうのは無かったけど、これからすごく期待してしまう。
フィン、いい感じで青いっ!EP4でルークとハン・ソロが持ってたダメダメ感が合わさって、奇跡的に調和して親近感抜群のキャラになったみたいな。序盤でのポーとのコンビもいい感じだし、葛藤しながら成長していく感じが、ああ、こいつはそういう目で見たらいいんだ、というか見てしまう、というところ。
カイロ・レンも思っていたキャラではなくて、まだ暗黒面にどっぷりではない感じ。ただ、あのラストの驚愕シーンがどのように影響してくるのか・・・、ある意味楽しみな存在。けど、顔デカいね、いや全体デカいのか。
そして、レイ!彼女がめちゃくちゃ良かった!正に主役、主人公。健康的なキーラ・ナイトレイぐらいにしか見えなかった彼女が作品が進むにつれて、いや冒頭から彼女を中心にストーリーが展開していく。正にこのシリーズの正統なる後継者だと思う。
美人だし、身体能力も高い、しかしそれだけではない、顔力とでもいうのか、アップが様になる。他のどのキャラ、往年の名キャラに比べても存在感に引けをとらない雄姿は新スターウォーズのアイコンと言ってもいいかもしれない。一気に引き込まれ、ファンになってしまった。
早くもルーク役のマーク・ハミルと同じ道を進んでしまわないか心配になるくらい、ドンピシャの抜擢。
主役の3人のバックボーンはほぼほぼ語られていない、というか、ストーリー的にも何の問題解決にもなっていないが、それはEP4でも同じ。あの最後に一震わせさせられた邂逅、それが何を意味するのか、果たしてあの人とあの人の関係は何ぞや、あの人は何者?実は○○の△△?といった楽しみが今から尽きない。
そんな状況だけれども、大満足させてもらった作品。
中には、やれご都合主義だの、フォースの定義が違うだの、あーだのこーだの酷評している人もいるようだが、じゃあ、皆さんのようなスターウォーズを愛してやまない人にクライマックスの、スターウォーズとして外すことはできない、でも愛すれば愛するほどに胸が絞めつけられるショッキングなあのシーンを撮れるか?
エイブラムスはスターウォーズへの愛をこれほどまでにひしひしと感じるこの作品でそれをやってくれた、それだけでもすごいことだし、スターウォーズを甦らせてくれた最大の功績だと思う。
観ていてたまらんかったけど、やはり僕は「スターウォーズ」の新作を観た。
面白かった。少しでも早く次回作が観たい! |

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はじめまして、検索からお邪魔します。
ついに新シリーズが始まりましたね!
まだまだ謎が多いしこれから明かされていくのが楽しみです♪
2016/3/9(水) 午前 0:02