映画と野球好きの日々雑言

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俳優あ行〜さ行

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香川照之

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普段、あまり邦画を観ることがなく、

日本人の役者を見るのは、

主にテレビドラマとかに限られる。

そんな自分が言うのもなんだが、

最近日本の役者はどうにもアクの強い人が少ないと思っていた。


主役が若手で、あまりキャラが強すぎては、

伸び盛りの若手(良く言えば)を殺してしまうから、

そういった配役も難しいかなとぐらいにしか思わず、

海外のそれはもう、濃くて濃くてたまらない性格俳優を知る自分は

少し、不満ではあった。

ところが、自分の不見識を恥じるが、

日本にも本当にアクの強さを売りに出す役者はいるもの。

そんな中でも、最近名前が出ると妙に気になるのが、

香川照之。その人だ。

僕がこの人を知ることになったのは、

確か、大河ドラマの『利家とまつ』だったと思う。

この人は作中では唐沢利明演じる主人公前田利家の親友にして、

後の天下人豊臣秀吉を演じていたが、

その演じる秀吉像の実にすばらしいこと。

利家の良き友人秀吉を演じる一方、

利家に追いつき、追い越しやがて天下人となる秀吉、

その姿の演じ分けというか、人物としての一貫性を保ちながらも、

その多面性を見事に演じきっていた。

大体秀吉のような有名人を演じる人は決まって、

どの役してもその人にしか見えない、

イメージが固定してしまった人が演じることが多いが、

あそこまで中身の濃い秀吉を見ることができたのは、

歴史好きの僕にとっては収穫だった。

ちなみに確か秀吉の妻を演じていたのは、

今話題の酒井法子ということで、これは蛇足。

まあ、ともかく、それ以後何かしらにつけて、

この人の演技を見るのは楽しい。

日本のドラマはどちらかというと、

俳優のキャラクターに合せて役柄が用意されているかに感じるが、

この人はどんな役柄でも文字通り演じてくれる。

観るたびに違う香川照之を観ることができて、

けして飽きることがない。

正直、今の日本には名前だけでその作品を見たいと思わせる

役者の人は非常に少ないけれど、

香川照之は間違いなく、そのうちの一人だ。

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かつて、『ロッキー』、『ランボー』で
一世を風靡したアクションスターの先駆け。

子どもの頃は14もの学校をたらいまわしにされるほどのワルで、
母親の経営するボクシングジムで体を鍛えた。
役者を志してからも役に恵まれず、
用心棒からポルノ俳優までして生計を立てた。
そんな中で自ら書き上げた『ロッキー』で成功を収めた
アメリカンドリームの体現者でもある。

しかし、近年はアクションスターとしては厳しい年齢でもあり、
ヒット作にも恵まれなかった。
演技で勝負する役者へ変貌できなかったのもあり、
僕の中では正直過去の人間だった。

けれども、一昨年『ロッキー』シリーズの最新作を出してきたのだから驚いた。
その時、スタローンは60歳だった。
僕は無謀だと思った。過去の栄光に泥を塗りはしないかとも思った。
けれども、その作品を観たとき、僕はスタローンの映画にかける思いをビンビン感じた。

スタローンはとてつもない映画バカだ。
どうしようもないほど映画が好きなんだと思う。
どんなに酷評されても演技派転向に挑み続け、
周りが無理だと思うようなシリーズの新作を撮った。

自惚れで周囲が見えず、無茶なことをする人間も多い。
けれども『ロッキー・ザ・ファイナル』を観た時、
作中のスタローンを観た時、そうじゃないなと思った。
クサい演技にクサいセリフのスタローンの姿はあまりに
武骨で飾り気がない。
周りの評価が欲しいとか、かつての栄光を取り戻したいとか
思っているようには思えない。

きっとスタローンはいつまでも変わらない。
ずっと演技が下手だと言われながら、
アクションなんて無理だと言われながら、
いつまでも映画を撮り、役者をし続けるだろう。
今、そういうスタローンがたまらなくいとおしい。

ロビン・ウィリアムス

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この人の魅力はただ面白おかしい演技だけじゃない。
表情豊かで、善人顔で、オーバーアクトで笑いを持っていくが、
時折見せる切ない表情がグッとくる。
優しい眼差しはたまらなく暖かい。
大人になると忘れてしまう純真さを見せてくれる人だ。
大人になりきれない中年男をやらせるとたまらなく面白いし、
子供の味方になる父親役をやらせても天下一品。

『フック』の大人になってしまったピーターパンなんて、
スピルバーグの配役の妙だと思った。
太った中年男の外見からあふれ出す童心を表現できるウィリアムスの演技は
これぞと思わず唸ってしまう。
『いまを生きる』、『レナードの朝』、『グッド・ウィル・ハンティング』では
グッと心にこみ上げる演技を見せてくれた。
『レナードの朝』や『グッド・ウィル〜』での助演は、
コメディで主演している時の彼とは一味違う味わいを見せてくれた。
自分の中の良心が鈍った時にそれを思い起こさせてくれる数少ない優しい役者だ。

けれども、最近ではマンネリ化を避けるためか、
『ストーカー』、『インソムニア』では悪役を演じたりもする。
正直、シリアスな悪役とは縁の無い人だと思っていたが、
それらの作品の中での、あの笑顔がぞっとすることもあり、
成程、これはこれでインパクトがあると思った。

けど、僕はやはりこの人からは暖かい笑いをもらいたい。

シャーリーズ・セロン

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この人、最初に観た時、
美人ていうのは勿論だけれども、
正直に言ってそのスタイルの良さに度肝抜かれた。

元々モデルだったというのが頷けるし、
『セレブレティ』では堂々スーパーモデル役やってた。
それだけでなく、何処と無く往年のハリウッド女優を思わせるような
ブロンドとその顔立ちで、一時代昔の美女役を演じたら、やっぱり良かった。

それで、最初はそのルックスだけで観ていたけど、
この人の凄いところはそのルックスだけに頼らない、
本当に役者魂感じる女優だったこと。

代表的なのはやはり『モンスター』。
特殊メイクとかで、顔をがらりと変えて、
女殺人鬼を見事に演じていた。
僕はこの作品を観た時、彼女を怖いと思った。かわいそうと思った。
その苦しみとかがズンと心に響いた。
この作品で彼女はオスカーを得たが、
これは単にあれだけの美人が、体重増やして、メイクして、
外見をガラッと変えたインパクトだけじゃないなと思った。

実は彼女の家庭は、昔アルコール依存症で暴力を振るっていた父親を
母親が耐えかねて銃殺してしまった過去がある。
その娘である彼女も相当なショックだったはずだけれども、
ここまで女優として大成したというのは、それだけ芯の強い人だということか。

前述のケイト・ベッキンセイルも思春期は極度の拒食症と喫煙癖に悩んだというし、
そこから復活して活躍する、やはり大成する女優って強い。

志村喬

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この人は黒澤作品でしか知らないけれども、
三船敏郎に劣ること無い、日本が世界に誇れる名優だと思う。

ギョロッとした目に分厚い唇、
到底美男とは言い難いながらも、その存在感は
一度この人の演技を観ると忘れがたい。
黒澤作品の出演者の代表格は三船敏郎ではなく、この人だとも思う。

『酔いどれ天使』の酔いどれ医師に始まり、
『野良犬』の老刑事も良かったが、
何より欠かせないのが、『生きる』と『七人の侍』だ。

『生きる』の市役所職員渡辺のあの切々とした表情、
自分の死と、それまでの自分の人生を振り返った時の
怖さを感じる表情と、公園を築くことを決意した時の表情、
それを達成し、雪降る公園のブランコで一人歌を口ずさむ表情、
黒澤作品独特のセリフ以上にあの演技はずしりと心に響いた。
一方の『七人の侍』の侍のリーダー勘兵衛役は正にこの作品の主役の中の主役。
三船敏郎演じる菊千代が動の主役ならば、静の主役というべきか、
あの威風堂々とした立ち振る舞い、一つ一つが腹に響く一言の数々。
ただの演技派でも個性派でもない、間違いなく名優だと思わせた。

今も名バイプレーヤーと呼ばれる役者は多いが、
この人のように、バイプレーヤーとしても名演するが、
主役をさせたら実は大抵の役者は足元にも及ばない、
そんなスケールの大きな役者はどれほどいるだろうか。

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