|
ものすごいタイミングで出会ってしまった。 つい最近わたしは体の機能の一部を失った。正確には、失いつつあり、底が見えている。根本的な治療法は無いに近い。あるとすれば、臓器を取り替えること。(自己免疫の異常が抑えられなければそれもうまくいかないかもしれない) と、いうちょっと特殊な立場で本書に出会い特別な体験をした。 一方で病気に臓器を奪われた立場から、他方で治療の可能性として健康な臓器を求める立場から。 ストーリーは、ヘールシャムという施設で集団生活を営むこどもたちが起点となる。大人になり「介護者」となった主人公キャシーの回想録という形式。 こどもたちは少し奇妙な環境で、「保護」されて育つ。将来の「提供」のためのクローンのこどもたち。 こどもたちは試験管で生まれ、育てられ、「介護者(提供者を介護する)」となり「提供者」になる。そして、「使命」を終えていく。 人間は、 病が治る世界を一度知ってしまったら、もう元には戻れない。後戻りはできない。 「提供」されること、「提供者」を作りつづけることは一度開始したら、後戻りはできない。 ストーリーの中ではこの世界のディテールは語られない。「提供」をとりまく世界の成り立ちについての情報は読者には与えられず、ただこの世界が与えられる。 膵臓にある膵島がぶっこわれている立場から、考えさせられる。 もし‥「提供」が当たり前にあれば、自分は病気を治さない選択肢を選ばないだろう。 著者のイシグロ氏の意図は、与えられた世界に対する人間の感情(ここでは提供のために生まれてきた主人公キャシーたちの感情)を丁寧に書くこと。淡々と彼らの日々を書くことにより、自然とあぶりだされるものを書きたかったのでは。 結局完全に各人の良心や信条にゆだねられた問題がこの世界にはあふれていて、 各人の個人的な「総和」がベターな方向へ向かうことにしか希望は持てないのだから。 遺伝子工学だけでなく、戦争とか刑法制度とかいろんないろんな難しい問題を思ってしまった。 イシグロ氏は、だからこそこの世界のディテールは敢えて書かなかったのかなあ。 3月には映画も公開になります |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用






何かとても考えさせられるね。
今自分に移植提供の機会があったとしても受けるかどうかは微妙だけど、
もしこれが我が子の事だったらと思うと…、やっぱり希望してしまうと思う
本来の寿命や運命が変わってしまいそうで怖いね。。。
映画見に行ってみるね
2011/2/26(土) 午後 0:50
凄く考えさせられる。


凄く考えてしまう。
確かに一度完治の道を知ってしまえば後戻りは、出来ないですね。
現世、ほとんどの病が医学の進歩により根本的治療が行われているものが多い…
でも1型糖尿病もそうだし、まだ自分が知らない病…
根治出来ない病…
たくさんあるはず。
本当に考えさせられる。
おいらも映画見てみたいと思ったよ!
追伸:タイトル『わたしを離さないで』って見てドキッとしてしまうもっちでした
2011/2/26(土) 午後 8:15 [ もっち☆彡 ]
そうか〜Kimmiさんの立場だとそういう読み方になるんですね。私などには全くない視点でした。
イシグロの作品は、どれも深い感動と考えさせられる要素が詰まっていますから、他の作品も、是非。
古い記事ですが、トラバさせて下さいね。
2011/2/27(日) 午前 0:21
おはよう
ケミイはホントに真剣
真子りんは そんなケミイが 好き
一型にしかわからない 辛さある 治らないんだもの
同情なんかいらん
傷付ける人いや
どんだけ泣いたか
まだ気づいてない
どう聞き流せと?
一型女児も毎日ないてるて
毎晩
悪気はないんよ こどもやから
大人は もっと 考えろ ッテ思う
多々
これから 色々あるおもうねん
話さないでほしいね
話さないよ
信じた人やカラ
映画まこみれるかな?
考えただけで涙でる
わたし 父に こんな 事 いった
膵臓 移植 出来たら 治るのになって
そやなって
父どんな 思いやったかなって
今思う
ドキッとしてる
2011/2/27(日) 午前 8:06
>りんごっち
家族が病気になったときに、どんな手段を尽くしても治したい、救いたいと思うのは当然の感情だよね。その当然の感情と倫理的な問題のある医療技術に折り合いをつけていかなきゃいけない場面が出てきているよね。移植、に関してはもうすでに答えのない問題がたくさんあるし。
これ、すごい良いお話だから是非是非映画見てみてね☆
2011/2/27(日) 午後 5:20
>どきどきもっちさん
考えさせられるし、考え込んでしまうよね。
膵臓壊れました、はい交換ですって、ロボットのようにはいかないもんね。でもそれが可能な世界だったとしたら!?そしてそれが感情をもつクローン人間への犠牲のうえに成り立っているとしたら!?
これ良いお話だけど、わたしたち1型にはさらに響くものがあるよう。
2011/2/27(日) 午後 5:22
>大三元さん
大三元さぁーん!ついに読み終えましたよう。先へ進むのがもったいない気持ちと早くページをめくりたい気持ちで、どきどき読みました。すごい体験でした。
だんだん真相が明らかになっていくに連れて、すごいタイミングでこの本を手にとったものだとびっくりしました。
膵臓がぶっこわれたわたしにはインパクトありまくりでした。
なので、ちょっと一風変わった感想を持ちました。
読み終わったので、やっと大三元さんのネタバレ部分の感想を読みました☆トラックバックありがとうございます♫
2011/2/27(日) 午後 5:25
>まこりん
まこりんも、移植できたら治るのになって思ったんだね。
1型には治療法がないから、みんなそう思うよね。そういう気持ちをリアルに体験していると、この本のストーリーにはぎくっとさせられるよ。映画もすごい良さそうだから、機会があったら是非是非見て感想を聞かせてね〜!
2011/2/27(日) 午後 5:27