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QRコードと生産情報

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 ヤマザワ(山形市、山沢進社長)の子会社で、食品製造のサンコー食品(山形市、遠藤善也社長)は、牛乳などの主力商品に、QRコード(2次元コード)を使った生産情報公開システムを導入した。地元ソフト開発業者と八戸大が共同開発したシステムを採用した。携帯電話を使い、原材料や生産工程など消費者が見たい情報だけを選んで閲覧できる。

 対象となるのは、牛乳をはじめ豆腐、うどん、生めん、納豆のうちの主力商品で約20品目。うどんは既に導入しており、牛乳は来月初旬、他の品目も順次、QRコードが印刷されたラベルに切り替える。

 QRコードを読み取ると、携帯電話の画面に▽原材料▽生産工程▽商品に関するミニ知識▽品質管理−の目次が表示される。今回のシステムは、目次を見るだけなら、接続料が掛からない点が特徴。

 コードにホームページのアドレスだけでなく、目次データが入力されているためで、消費者は目次から興味のある項目を絞って見られる。項目を選び、サイトに接続した時点で初めて接続料が発生する。例えば、原材料の項目を選んで接続すると、生産国・地域、品種など詳しい情報が表示される。

 システムは、企業組合「ネット教育総合研究所(山形市、榊原ゆか代表理事)」と八戸大の共同開発。八戸地域の農業者や市民、大学生らでつくる地域間交流研究会「はちのへ農援隊」(会長・石原慎士八戸大ビジネス学部専任講師)が、農産物の生産情報公開や生産者と消費者を結び付ける目的で使用している仕組みを食品加工業向けに発展させた。

 遠藤社長は「今後は、機能性を高めた加工食品の効能説明などにもQRコードを使っていきたい」としている。また、石原専任講師は「将来は消費者からの意見や苦情を受け取れる双方向のシステムに発展させていく」と話している。

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