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に→『二の悲劇』法月綸太郎著
なんと、再読ではなく、初読である。…まあ、もし過去に読んでいたとしても、どうせ忘れてるから同じことなんですけど…、本書は本当に初めて読んだ。

なのに、なんだろう…、懐かしい、この感じ。

ストーリーにも全く覚えはなく、導入部も独特で、確かに初めて読むはずなのに。謎めいた二人称も、思わせぶりな暗示も「わあ…、どんな仕掛けがあるんだろう?!」と、とってもワクワクさせてくれているのに。
しばらくミステリをあまり読んでなかったせいかな。この「ワクワク感」自体がもう懐かしいのである。で、この作品がもう、ほんっとうにほんっとうに、「ミステリらしいミステリ」なもんだから、読んでる間中、懐かしくてしょうがなかった。

「ミステリらしいミステリ」とは、当然、ほめ言葉である。
ロジック、ストーリーともに私好みで、ミステリとの再会にふさわしい、堂々の本格推理小説であった。
とりあえず、今は、些細な事にケチをつけるなんていう気分では全くない。
幸せな時間をありがとう。

あれれ、私、この方の作品、昔はそれほど好きじゃなかったような気がするのになあ…。
著者と同名の「名探偵」、作中の法月クンにも、さほど肩入れしていなかったと思う。
なのに本書の読後には、再会の嬉しさもあってか、ものすごくかわいいな〜、なんて不遜にも思ってしまった。…え?可愛い?!
気づきたくなかったことだが…、これは、私の、彼を見る視線が変わったということに他ならないのだ。うわあ、やだよう。カッコイイ登場人物には、ちゃんと等身大で惚れたい!やだやだ、気をつけなくては。

beckさんによれば、この「ミステリあいうえお」、実に5年ぶりの更新なんだそうである。本人が全く気がついてなく、せいぜい1〜2年だろう、くらいに思っていたのでご指摘されてほんとにびっくり。…そりゃ歳もとるわけだわ。

閉じる コメント(4)

なるほど、この作品でしたか^^。って、ぼくはこれも「一の悲劇」も未読なんですよね。法月くんは結構好きなんですけど、なぜか読み逃してます。あー、新本格のミステリ作品を追いかけてたあの頃が懐かしいなあ。

2015/10/21(水) 午前 4:00 beck

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ご無沙汰してます^^
この作品でしたか〜。初読とは意外です。Cuttyさんも法月君の魅力に気付いたのかと思ったら、なに?お歳のせいとな?(笑)
実は私もこのころの法月探偵が好きなんです。最近、ちょっと雰囲気が変わってきませんか?(読んでないだろうけど)

2016/2/5(金) 午後 11:22 しろねこ

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beckさん 本当に懐かしいですよね。なんだか、読んでいる間、あの頃の本格ミステリだけでなく、ブログ全盛期までも思い出して懐かしがっていました(笑)。私は「一の悲劇」のほうは多分読んだのですが、全部忘れてます^^;;;;

2016/4/8(金) 午後 8:26 Cutty

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しろねこさん 意外ですか?^^;実は法月さんはちょっと苦手だったんですよ…。それでもけっこう頑張って読んだ記憶はあるんですが、内容は忘却の彼方だったり…(笑)。
雰囲気の変わった法月探偵、ちょっと興味があります。まあ作者も歳くってますからねー。読んでみようかなあ。

2016/4/8(金) 午後 8:29 Cutty


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