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おでんは儲かる。そう本部は言う。
値入がいいから。
1個100円のおでんの原価が50円とする。
本部に半分もってかれて、25円がうちの儲けだ。
この中には、容器代も箸代もからし代も、
つゆ代も仕込む際の人件費も廃棄も、
はいってないっていうことだ。
おでんの状態をそれなりに保つには手間がかかる。
うちの夕方のそれなりに忙しい状態(客数50人/時)の時に、
おでんを主力としてコンスタントに売っていこうとすれば、
スタッフ1人では無理。
時給700円のスタッフの分、おでんを売ろうとしたら、
1時間に最低でも3000円分のおでんを売らなくてはならない。
1時間に30個おでんを3時間売り続ける。
それがどんなに大変なことか。ていうか無理。
おでんを売り込んだために、
米飯が売れないということもありえるだろう。
弁当を考えていたお客様がおにぎりとおでんにする。
よくあることだ。
それで、単価の高い弁当でも廃棄になったら泣くに泣けない。
「おでんは儲かるんです!!」
お前ら、本気で何の疑いもなくそう思っているか。
おでん100個売るより、缶コーヒー100本売るほうが、
はるかに楽で儲かる。
「おでんは(本部が)儲かるんです!!」
これなら多少納得してもいいのだが?
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