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デビュー40周年を迎え32枚ものアルバムを発表しいるシカゴですが、ベストワンを選ぶとすれば、私が大好きなデイヴィッド・フォスターをプロデューサーに迎えたAOR路線の「Chicago 16」か、ブラス・ロックと呼ばれていたファーストアルバム「The Chicago Transit Authority(シカゴの軌跡)」のどちらにするか非常に迷うところです。 今回取り上げた「シカゴの軌跡」の聞き耳ポイントですが、注目は何といっても核となるギター・ヴォーカルを担当しているテリー・キャスでしょう。アルバム全編を通してジミヘンのように弾きまくり、ふてぶてしい歌声も圧倒的な存在感です。プロデューサーであるジェイムス・ガルシアの意図もあるかもしれませんが、ある意味ワンマンバンドに近いものも感じます。ただ、そのまわりを彩るロバート・ラムの良質なポップセンスあふれる曲と歌声、ピーター・セテラの素晴らしい声、力強いブラスも負けていません。こうした要素が融合して多彩な曲で構成された骨太のロックサウンドができあがりました。 残念ながらその後テリー・キャスは拳銃暴発事故で亡くなりましたが、もし存命であればあの名作「Chicago 16」は生まれなかったでしょうし、運命のいたずらというのはこうゆうことなのでしょうか。 |

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