Allen's Music Diary

もしもこの中から1曲でもお気に召していただけるようなものがあるのなら幸いです

懐メロ(国内)

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カレーライス

ラジオの番組をパソコンやスマホでも聴くことができるようになり、便利になったと思っていたら、聴き逃した番組までも聴けるようになっていました。
前回のブログで『SOUND GARAGE UNIVERSE』の記事を書くために、番組情報を調べていた時のことでした。
J-WAVEのホームページで「過去の番組を聞く」というのを発見したのです。
車の中で聴いた時は途中からだったし、ブログを書く上でももう一度最初から聴いて確認できるとなれば助かります。
クリックするとradikoのタイムフリーにリンクしていました。
1週間前までなら過去の番組が無料で聴けるというサービスです。

頭出しついでに最初から流していたら、驚きの番組に出会いました。アコギ好きなら絶対興味をそそられるであろう、
その名も『MARTIN SOUND HALL UNIVERSE』(黒澤楽器店提供)です。

毎月決まったアーティストが自身の音楽ルーツを語り、マーティンギターの弾き語りスタジオライブ音源も聴けるというコーナーです。

その日は、 曽我部恵一氏が出演していました。スタジオライブは、彼が昔何度も聴いて影響を受けたという遠藤賢司のアルバム『満足できるかな』の中から「カレーライス」のカバーでした。
この曲は僕が唯一知ってる遠藤賢司の曲です。ずっと昔に数回聴いただけなのに、妙に印象に残る曲で、ギターのフレーズや歌の感じを良く覚えています。



何の変哲もないシンプルなコード進行とフィンガーピッキング、つぶやくような歌ですが、心惹かれます。
どちらかと言うとブリティッシュ系フォークに近い感じ。日本のフォークソングには少ないタイプの曲だと思います。

曽我部恵一氏の弾き語りは歌もギターも違和感なく、まとまった演奏でした。オリジナルに比べてテンポがやや遅めでしたが、これもまたありだなという感じはカバーならではです。
また、この曲のキモともいえるアコギも、センスのいいアルペジオ奏法が美しい音で収録されていました。
タイムフリーのおかげでレアな演奏を聴くことができてよかったです。

NSP?

ESPと言うギターメーカーがありますが、NSPを知っているとすると、年配者に違いありません。
NSPは1973年にデビューした日本のフォークグループです。日本的な名前が多い中、アルファベット三文字の名前はインパクトがありました。
1974年に「夕暮れ時はさみしそう」が大ヒットし、ラジオでしょっちゅう流れていたので自然と口ずさめるまでになっていました。

先日「小室等の新音楽夜話」と言うテレビ番組にスリーハンサムズというグループが登場しました。耳慣れないグループですが、実はNSPの歌を歌い継ぐために、元NSPと元ふきのとうのメンバーで結成されたグループだったのです。
NSPのリーダー天野滋が亡くなって10年が過ぎ、もうそろそろいいだろうということで活動を始めたそうです。
特にNSPのファンでもないし、天野がいないNSPなんてスルーしようかとも思ったのですが、やはり気になって録画してしまいました。それくらいNSPは、心に強く刻まれた思い出のグループです。
「夕暮れ時はさみしそう」はオカリナのイントロがキャッチーな曲です。
でも、ギター好きの僕がまず注目したのは、全編通して流れるスリーフィンガー奏法です。ただ、洒落たメロディや装飾音を入れるような凝ったことはせず、ひたすら単純な基本パターンの繰り返しというのが逆に印象的でした。歌といえば単純なコード進行で、単調なメロディ。言葉数が多い歌詞を早口で淡々と歌うヴォーカル。初めて聴いた時は、ちょっと変わった歌だなという印象でした。
それでもリードヴォーカルの天野の繊細な声と、抒情的な歌詞が織り成す世界に引き込まれました。
番組で元メンバーの平賀が明かした話しによると、天野がこの曲を最初メンバーに聴かせた時、ボツにしたそうです。「ごめん、ごめん」のごめんという言葉や、繰り返しは歌詞として珍しいし、違和感があるというのが理由だそうです。
しかし、ありきたりでないからこそ、心に残る訳で、一度聞いたら耳について離れないフレーズは、この曲のキモになっていると思います。
それにしても、昨今のJポップを見れば、このようなフレーズはけして珍しいことではありません。例えば、サカナクションの「新宝島」では、「丁寧、丁寧」と歌詞にはあまり登場することはないと思われる言葉を連呼します。 今にして思えば、天野は時代の先取りをしていたのかな、などとテレビを見ながら勝手なことを考えていました。


カバーで蘇った記憶

『The Covers'』というNHK-BSの番組があります。
6月にSuperflyが出演した時に演奏していたカバー曲を聴いて、懐かしいアルバムを思い出しました。

竹内まりや「Miss M」です。

今から30数年前、LPで一時期よく聴いていました。
そもそも、このアルバムを購入した動機は、竹内まりやよりも、A面でバックを務めたミュージシャンの演奏がお目当てでした。

参加ミュージシャン
Guitar : Jay Graydon / Steve Lukather
All Keyboards : David Foster
Drums : Jeff Porcaro
Bass : David Hungate
Chorus : Bill Champlin / Tom Kelly /Alan O'day etc.
Rhythm Arrengemant : Jay Graydon & David Foster Strings & Horn Arrengemant : Greg Mathieson

当時流行っていたAORで活躍中の豪華メンバーです。
A面をL.A.でレコーディング、B面は東京でレコーディングという構成です。中でも1番のお気に入りが1曲目「Sweetest Music」でした。タイトなバックの演奏に乗って、英語の歌詞で歌う竹内まりやはカッコよかった。それまでは、アイドル的ポップ歌手のイメージでしたが、印象が変わりました。

『The Covers'』でSuperflyがカバーした曲がこの曲でした。ただ、曲目紹介を見ずにいたところに、思いもかけない選曲だったので、記憶が蘇った時には、ちょっとした衝撃でした。

今や日本を代表するシンガーソングライターの竹内まりやですが、若いころの一般的には知られざる名曲を選らんだSuperflyはナイスです。この番組がきっかけで、思い出のアルバムを、ipodのライブラリに加えるため、先日CDを購入したところです。

ユーチューブにはオリジナルがアップされていないので、Superflyのカバーをお聞きください。
こちらも素晴らしい演奏です。


先日図書館から借りてきた「Dr. Siegel's Fried Egg Shooting Machine」は、今から40年も前にリリースされた日本のロックバンドのアルバムです。
このバンド「フライド・エッグ」のことはまったく知りませんでした。
ついこの間ネットで偶然存在をしり、メンバーを見たら聴かずにはいられなくなりました。
そのメンバーというのはDr. Siegelこと成毛滋(ギター/キーボード)、角田ヒロ=つのだ☆ひろ(ドラム)、高中正義(ベース)の三人です。

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中でも成毛は僕にとって伝説のギタリストです。
たしかグレコギターの広告写真か何かで見たのが出会いのような気がします。ジミー・ペイジを髣髴させるルックスからハードロックギタリストを想像したので、一度は聴いてみたいと思っていたものの、今日までその機会を逃していました。

ドラムの角田はジャズから歌謡曲まで数多くのレコーディングやセッションに参加する実力派です。また、「メリー・ジェーン」で知られているように魅力的な声のシンガーソングライターでもあります。
そしてベースの高中はこの後、ミカバンドなどを経てギタリストとして頭角を表していきます。かつてパイオニアのCMで代表曲「ブルー・ラグーン」を弾いている姿に憧れたものです。

今から40年前といえば、ビートルズが解散した頃です。ロックンロールから”ロック”に変わり、さらに様々なスタイルのロックへと進化していった時期でした。
ツェッペリンやクリムゾンなど歴史的なブリテッシュ・ロックバンドが活躍し始めた頃です。
日本ではフォークが全盛の中、GS(グループ・サウンズ)ブームが終焉し、海外の影響を受けた新世代のバンドが活動を始めた頃です。
この時期「フライド・エッグ」が誕生しました。このアルバムは日本のロック黎明期の貴重な一枚と言えます。

さて、借りてきたフライド・エッグのCDから聴こえてきた音は衝撃的でした。
まず、その演奏技術の高さ!成毛のギターはもちろん、キボードもセンスのいいこと!
角田の日本人ばなれしたヴォーカルとドラムはこのバンドの要です。高中のベースもジャック・ブルースのようにメロディアスでバンドに躍動感を与えています。
そしてこのバンドの曲はブリティッシュ・ロックそのものでした!

歌詞は全て英語。ギターやバンドの演奏は徹底的にブリティッシュ・ロックの様式にこだわっています。
そして成毛が影響を受けたと思われるいくつかのロックバンドをモデルにしたようなオリジナル曲が並びます。さながらブリティッシュ・ロックのコンピレーションアルバムのようです。
どの曲もモデルとなったバンドがだいたい想像できます。中には、有名な曲をネタにしたパロディのような曲もあります。
ブリティッシュロックに対するオマージュがこのアルバムのコンセプトなのかもしれません。

イメージ 1

景山民夫がデザインしたダリのようなイラストのジャケットには「レレレのおじさん」が隠れて描かれています。このアルバムはある意味だまし絵のような音楽と言えるかもしれません。
部分的に見るとネタ元のバンドが見えますが、全体を見るとフライド・エッグ独自の音楽になっています。

フライド・エッグを聴いて、単純にブリティッシュ・ロックの模倣と言う人がいるかもしれませんが、ぼくはそうは思いません。
フライド・エッグはイギリス料理(ブリティッシュ・ロック)という異国の調理方法を用いて、独創的な目玉焼=Flied Egg(オリジナル曲)を創作したのだと思います。


Uriah Heep風です。「I'm gonna see my baby tonight」




Emerson, Lake & Palmerの「Tarkus」風の「Oke-kas」です。つのだひろのドラムがすごい。




「I'm gonna see my baby tonight」です。CreamとかJimi Hendrixとか?



他にもThe Beatlesの「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」一節を引用したりLed Zeppelin風やKing Crimson風の曲まであります。
まだまだ僕が知らないバンドの要素もとり入れているのではないかと思います。

ふきのとう「白い冬」

暦の上では春となりましたが、相変わらずきびしい冬の寒さが続いています。
そんな折り、「冬」という文字が曲名に使われている歌を取り上げてみようと思いたちました。
まずは自分のパソコンに入っている曲をチェックするために、iTunesで「冬」と検索したところヒットしたのがこれです。

かぐや姫「きらいなはずだった冬に」
風「冬京」
細野晴臣「冬超え」
槇原敬之「冬がはじまるよ」
スキマスイッチ「冬の口笛」
GreeeeN「冬のある日の唄」
キリンジ「冬のオルカ」
雷鼓「白い冬」
嵐「冬のニオイ」

わりと地味な曲が並びました。
洋楽の邦題までは検索できません。それとパソコンに入っていなくても、知っている曲で該当するものがあるはずです。
そこで記憶をたよりにネットで調べてみたところまだありました。

アリス「冬の稲妻」
紙ふうせん「冬が来る前に」
ふきのとう「白い冬」
石川さゆり「津軽海峡・冬景色」
サイモンとガーファンクル「冬の散歩道」
スティーブ・ミラー・バンド「冬将軍」

この中から「白い冬」にスポットをあててみたいと思います。

歌っているのは、フォークデュオの”ふきのとう”です。
この曲は1974年にリリースされました。
当時はけっこうラジオで流れていたので、そこそこのヒットだったかと思います。
初めてこの曲名、グループ名を聞いたときに、北海道出身という紹介もあり、清涼な自然のイメージが浮かんだのを覚えています。
そのイメージどおりの魅力あふれるこの曲は、日本のフォーク史上に残る名曲と言ってもよいでしょう。

この曲の魅力の一つ、ソフトで温かいハイトーンヴォイスは一度聴いただけで忘れられない印象的な声です。
そしてこの声を活かすべく考えられた美しいメロディが素晴らしい。

今回、楽曲データを見たら、編曲者が瀬尾一三でした。彼はかぐや姫「三階建ての詩」で数曲アレンジしているので知っています。
リズム隊にピアノやストリングスなどを加えたフルオーケストラ編成のアレンジですが、あまり華美になりすぎず、元歌の味をいい塩梅に引き出します。
ナチュラルフェイスのフォークソングをメイクすることによって歌謡曲的な華やかさ、ポップ性を持ったニューミュージックに変身させる名手ですね。

瀬尾のアレンジはアコギを効果的に使っているものが多いと思います。
実はこの曲にもアコギ好きなぼくがはっとさせられた部分が二カ所ありました。
それはイントロが終わって歌の直前に入る前の一瞬。ミソ・ラシ・レミと6・5・4弦の開放弦のハンマリングオンを使ったフレーズです。(24秒)
もうひとつは三番の歌が終わったところに入る5・7・12フレットのハーモニクスです。(2分51秒)
どちらもギターならではのフレーズです。音自体はめずらしくないのですが、絶妙な場所に入ります。それもそこだけバックの音が全て消え、ギターの音だけになります。これは実に洒落ています。この曲を印象づける重要なポイントのひとつです。当時やられたと思いました。


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